みんなのシネマレビュー |
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1. バッドボーイズ RIDE OR DIE 《ネタバレ》 個人的には前作より楽しめました。二人組監督もより小慣れて自由に作れてる感じがします。 ハイジャックされた飛行艇でのアクションシーンや終盤のワニ園でのアクションシーンなんかが印象深かったです。 ウィル・スミス&マーティン・ローレンスの漫談は本当笑えますよね。この二人の会話をもっと見ていたかったです。 あとマイケル・ベイがカメオ出演してましたね。[インターネット(吹替)] 7点(2025-04-30 13:40:18)★《新規》★《改行有》 2. トイ・シャーク 《ネタバレ》 ぬいぐるみのサメが人を襲うシーンは本当に自主映画レベルで、 イマジナリーラインすら守ってないようなシーンもあり映画の基本の基もできてないです。 そんな素人の手作り感を生暖かく見守る、みたいなのが良いんでしょうね?Z級ムービーの見方というのは。[インターネット(字幕)] 3点(2025-04-28 14:55:01) 3. ロバマン 《ネタバレ》 ロバマンの衣装、妙に耳に残る主題歌など設定は作り込んでていいんですけどね、 内輪ネタの感じが強くてちょっと乗れなかったです。終盤にまさかのタフマンが出てきて嬉しいサプライズで、そこに3点。[インターネット(邦画)] 3点(2025-04-28 14:50:34) 4. アフリカン・カンフー・ナチス 《ネタバレ》 まさに珍品ですね。大戦後、生き延びたヒトラーと東条がガーナで最強舞踏会を開催、という わけのわからないお話ですが、初っ端に「ポンコツのイタリアは除外」というパワーワードが出てきてお茶吹き出しました。 吹き替え版で見たのですがなぜかみんな関西弁なんですよね。でもこれは関西弁の吹き替え込みで完成されている、という気がします。 吹き替えの人たちの個性が光っててより面白く見れたのは間違い無く、逆に言えば字幕だったら見れたもんじゃなかったかも(笑)。 ヒトラー役の人が自ら監督・脚本して出演してるんですね。クラファンで続編の資金も確保して製作中だそうで、 こんなおバカな映画を作るバイタリティと意欲に4点を献上。[インターネット(吹替)] 4点(2025-04-23 14:01:18)《改行有》 5. パンダザウルス 《ネタバレ》 冒頭からパンダザウルスなる怪物がストップモーションアニメで登場。 なるほどこういう感じかぁと思いきやそこから夫婦の馴れ初めがインタビュー形式で始まり、 パンダザウルスの解説が延々となされる。いやほんと、誰が興味あんのよそんなこと。 パッケージだけ見ると70年代の映画みたいですけど、2024年制作です。 本当しょうもない!でもこんな自主制作みたいなのがストリーミングのライブラリにあるのだから 巷にはZ級ムービー好きが一定数存在してるんだろうな。まぁ自分もたまに見ちゃうし。[インターネット(字幕)] 1点(2025-04-20 10:34:08)《改行有》 6. ザスーラ 《ネタバレ》 内容的にはジュマンジの二番煎じ、かつ子供向けなんですけど、 ドアを開けたらそこは宇宙、家が宇宙空間を漂う宇宙船になってるシチュエーションはワクワクしますね。 姉は尺の半分くらい凍ってるし、テーマがあるとすれば兄弟仲良くしましょうぐらいのものしかない薄いお話ですが ロボットから爬虫類エイリアンに至るまで、子供が夢想するアイデアをそのまんま映像にしたみたいな感じで こういう肩凝らないファンタジーものもたまには良いですね。[インターネット(吹替)] 6点(2025-04-19 18:12:34)《改行有》 7. 殺人狂時代(1967) 《ネタバレ》 60年代のモノクロ作品。 個人的には仲代達矢演じる主人公のキャラが好きです。牛乳瓶の底のようなメガネをかけて、 のんびりした喋りでマイペースな個性を発揮。こんな仲代達矢は他に見たことありません。 そして敵キャラの溝呂木省吾。まるで漫画から出てきたみたいな濃いキャラで実に忘れ難いです。 舞台装置のような精神病院、そこで繰り広げられる西部劇のような一騎打ちのシーンから、 バーのシーン、富士山バックのプールのシーン、自衛隊のシーンなど、どれも風景的に印象深い。 短い1ショットで顛末を見せテンポよく繋げるこの感覚はその後のハリウッド娯楽作品に よく用いられるように思え、それを60年代に多用してるこの作品の先進性に唸らざるを得ません。 ただその形式故に多少のわかりにくさももたらしてるように感じました。 なんにせよいろんな意味でとんがってる作品で、とんがっている作品には高評価をつけざるを得ません。[インターネット(邦画)] 7点(2025-04-17 16:46:53)★《更新》★《改行有》 8. 唄う六人の女 《ネタバレ》 変な映画ですけど、それなりに面白かったです。 入り口はまさしく不条理ホラーで、得体の知れない女達に監禁され、そこから脱出するという話なのかと思いきや、 この女達のまさかの正体が明らかになり、自然を守ろう的な展開に。まぁ人間も自然の一部ですからね。八百万の神の国らしい設定。 振り返ればいろんなシーンで疑問が生じるのも正直なところなんですが、シュールな新しさがそれを補って余りあることも確か。 あと山田孝之は流石の実力派俳優だなと感じました。[インターネット(邦画)] 6点(2025-04-17 16:15:01)《改行有》 9. 水深ゼロメートルから 《ネタバレ》 元々は高校の演劇だったものを映画化したんだとか。 最初から最後まで、本当に些細な話で特に何も起こらないのですけど、 同じJKが見たら、ああわかるわかるみたいな感じで楽しめるのかな?とか思ったり。 まぁでも男女というものの有り体に悩んでる様は分からんでもないです。 それにしても、プール底に砂がありすぎだなと思いました。 学校のプールって掃除しなかったらあんなに溜まるものなんでしょうか。 女の子達の演技は自然で良かった。[インターネット(邦画)] 5点(2025-04-13 16:59:47)《改行有》 10. 私にふさわしいホテル 《ネタバレ》 のんの七変化という触れ込みでしたが、最初のほうは多少笑えたのですが 瞬間湯沸かし器みたいに急に怒り狂う感じが私には演出過剰に思えてしまいました。[インターネット(邦画)] 5点(2025-04-13 16:50:15)《改行有》 11. インクハート/魔法の声 《ネタバレ》 私もなぜだかお話に入り込めなかったです。 設定は面白そうなのに、悪党連中はパンク集団みたいな見てくれで、クリーチャーもほんのちょっとだけ。 予算の問題もあるかもだけど、ファンタジー要素が個人的には不足してると感じました。[インターネット(吹替)] 5点(2025-04-12 16:16:49)《改行有》 12. 侍タイムスリッパー 《ネタバレ》 面白かったです。超低予算だと話題になってたので調べてみると2600万円だとか。 でも全体として丁寧に作られてるのが見て取れます。 映画って作るのに大人数必要ですから、どうしてもお金がかかるんですよね。 だから予算が少ないと、チープさが先んじちゃう。低予算映画は内容以前にそのチープさでもうダメみたいなのが多いけど、 本作は照明やからBGMに至るまで丁寧な繕いでチープさを無くそうとしてるなと感じました。 あと、何より主役の方の顔が良いです。本当に幕末の侍っぽい顔つきで、全体として配役もいいなと思いました。 タイムスリップものという題材は新しいものではありませんが、前半は笑いをとり入れ面白く、 後半は感動へとしっかり娯楽を意識した作りで万人受けするものになってます。[インターネット(邦画)] 7点(2025-04-11 16:50:50)《改行有》 13. サザエさん(1956) 《ネタバレ》 アニメのサザエさんというのは1969年から放送スタートしているそうです。 それよりもだいぶ前にこんな映画が作られていたとは知りませんでした。 夢みがちな、若かりし頃のサザエさん。度々、槐達による歌が披露されていて、そういうシーンは見ていて楽しいです。 特にワカメちゃんの早熟な演技と歌が印象に残りました。まさか松島トモ子さんだったとは、、、。 全体的なお話もすごく時代を感じさせるもので、割と本格的なジングルベルをみんなで歌うシーンが素敵でした。[インターネット(邦画)] 5点(2025-04-06 16:10:55)《改行有》 14. MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない 《ネタバレ》 全く予備知識なしで見ましたが良かったです。小気味良い編集とテンポ、そして付随音楽のセンスの良さ。 部長のキャラと部下たちの応対の変化、楽しさからほのかな感動、そして終わり方も後味が良いです。 あと、木本事務所の崎野です〜!の言い方が耳にこびりついて離れません。[インターネット(邦画)] 7点(2025-03-22 15:14:04)《改行有》 15. ストレイ 悲しみの化身 《ネタバレ》 ロシアに昔から存在する、悲しみや喪失感に漬け込む悪魔みたいなものですかね。 怖くはないけど嫌〜なタイプの作品でした。 その悪魔だか怪物が完全に正体現して襲ってくるシーンあるのですが、CGの出来が酷くて。 色彩乏しく寒々しい雰囲気は悪くなかったんですけどねぇ。[インターネット(吹替)] 5点(2025-03-19 15:04:31)《改行有》 16. はい、泳げません 《ネタバレ》 大学教員をしてる主人公はカナヅチで、水泳教室に通う。 そこで繰り広げられるのはまさしくコメディで、同じく生徒の4人のおばちゃんとの掛け合いが印象的。 彼は常に考えすぎなタイプで、何かをしようとするといちいち理屈で考えてしまう。 この辺は私も同じなのでその不器用さが理解できる。いつも考えごとばかりしている人にとって一番難しいのは何も考えないことなのだ。 それにしても泳げない人が教室に通って泳げるようになるまでのお話なんて、日本は本当に平和だなぁなんて見ていたら、 後半から途端に雲行きが怪しくなる。話が急激にヘビーになっていく。そしてトラウマチックな描写が増えていく。 この展開には少々面食らいました。そういうことだったんかい。主人公は最終的には新しい恋をスタートさせ泳げるようになる。 なのでめでたしめでたしなのだが、そこに至るまでのサクセスがいまいち咀嚼できない。 とりあえず新しい一歩を踏み出せば新しい景色が見えるぜってなところか。 悪い映画ではないけれど、感動するほどの構成力はストーリーにはなかったかも。[インターネット(邦画)] 5点(2025-03-18 16:07:37)《改行有》 17. 悪魔の毒々モンスター東京へ行く 《ネタバレ》 冒頭からやたらと気合いの入ったグロ描写とやたら脱力系のユーモアが展開され恐れ入ります。 この作品に関根勤さんが出演していることは知ってましたが、1カットとかでなく4シーンくらいに出てましたね。 あと安岡力也さんも出てきます。相撲レスラーになった挙句、やたらと勢いよく包丁を振り下ろし続けるという 謎キャラの魚屋さんにバラバラにされるというトンデモオチ。 それ以外の出演陣はあまり存じ上げませんが、謎のヘビメタ集団や謎のコスプレ集団などが全く脈絡なく出てきてなんじゃこりゃと。 たい焼き器で鼻を挟んで鼻がたい焼きになる、銭湯に男を入れて野菜も入れてしゃぶしゃぶにする、訳のわからないギャグが 次々展開されるのですが、日本人が見てもわからんのですからアメリカ人が見たらもっとわからんのではと思うのですが(笑)。 あと謎に乳房がたくさん出てきます。許可をとってるのかどうかもわからないロケも多く、 良くも悪くも「自由でおおらか」な時代の作品というのを感じさせてくれます。 終盤のアメリカパートでのアクションもなかなか楽しいです。[インターネット(字幕)] 5点(2025-03-17 12:36:09)《改行有》 18. ポスト・モーテム/遺体写真家トーマス 《ネタバレ》 ハンガリーの映画ってなかなか見る機会ないので鑑賞。 遺体写真家という職業がまず興味深いです。昔のヨーロッパでそういうのが多く撮られていて、 昔は死が身近にあったので若くして亡くなる人も多く、まるで生きてるかのように写真にとって残すという需要があったそうな。 本作はそういうのを題材にしていて、舞台背景も戦争とスペイン風邪で多くの犠牲者が出る時代。 地面も凍っていて埋葬も出来ないという状況で、この怪奇村の色彩の乏しい寒々しい画面が実に雰囲気出てます。 ただ、そういうしっとりした題材とは裏腹に、ありとあらゆる怪奇現象が次々に起こるのですがこれが結構堂々たるものでして、 悪霊さんたちがあまりにアグレッシブすぎて(笑)、日本人の感覚的には逆に怖くなくなるのですよね。 ご遺体の集合写真シーンまではまあ良いとしても、終盤は人がどんどん宙に浮いて飛ばされます。 家は沈み、燃え、水没します。臨死体験中のヴィジュアルはクオリティ高くて良かったです。 悪霊たちは何がしたかったのか、これで解決してるのか、なんだかよくわかりません。 不幸な時代で亡くなった人たちの未練が集まってああなった、ということなのでしょうか? にしても、なんで写真家が陰陽師みたいな仕事を任されなあかんのかは疑問ですが。[インターネット(字幕)] 5点(2025-03-16 15:44:36)《改行有》 19. 高速道路家族 《ネタバレ》 良い映画だと思います。本作で一番グッとくるシーンはやっぱり嫁さんが手を合わせながら別れを告げるシーンですね。 どうしようもない状況、やるせなさ、そういうのがすごく伝わってきました。 ただその後のスーパーで自暴自棄になって色々食いまくるシーンは少々演出過剰な気もしました。 全編を通して父親はほんとどうしようもない人なんだけど、精神を病んじゃってるとわかるシーンがあります。 そして後半で彼は投資詐欺に引っかかって無一文になり家族でこういう生活してるんだと明かされる。 母親も、自分の子供時代の境遇があって子供たちを学校に通わせてないと語ってました。 不幸が不幸を呼んで抜け出せないシチュエーションというのがよく絵がれたと思います。 終盤の家具屋が火事になる展開は少々ご都合さを感じたしラストは人によって好き嫌いあるかもですね。[インターネット(字幕)] 7点(2025-03-16 14:47:28)《改行有》 20. マダム・ウェブ 《ネタバレ》 興行的には大爆死、おまけにラジー賞にまで選ばれるという始末ですが、実際鑑賞してみて、そんなにひどいかなぁという印象でした。 まぁ勿論、触れ込みにあるようなミステリー要素もサスペンス要素もないし、例えば3人の女の子を置いて一人でペルーに行く展開とかも 疑問に思わなかったわけではありません。でもラジー賞映画かというとそんなひどくもなく、個人的にはモービウスよりも楽しめたと思います。 マダム・ウェブというキャラクターはほとんど知りませんでしたが、盲目の預言者と聞くとババ・ヴァンガを思い出しますね。 コミックのキャラはだいぶ年配の女性でかつ生まれつき盲目とのことで本作ではキャラ変がなされてるみたいです。 そんでそのキャラはこうして生まれた、みたいなお話なので言ってみればマダム・ウェブ ビギニングって感じ。 キャラとしては魅力的ですし、女の子3人のスパイダーガールとしての活躍もこれからだというのに、 続編はもう作られないだろうと思われるので勿体無いなと感じました。[インターネット(吹替)] 6点(2025-03-15 12:21:31)《改行有》
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