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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1070
性別 男性
ホームページ http://vvolf.exblog.jp/5301623
年齢 22歳
自己紹介     <2016年03月03日21時58分JST版>68

1) レビューに関して:
☆ 4点以下は評価対象外、平均点は7と考えてます。
☆ 未見の映画については、基本的に余計な情報を入れないために他の御方のレビューを拝見せずレビューを書くため意見の重複などもあると思いますが、本人はオリジナルレビューのつもりでおります。

2) 観る・観ない映画のジャンル:
好きなのは、戦争映画、アクション、歴史もの、コメディ、SF、ファンタジー、動物もの、ホラー、アニメなどなど。最近の邦画実写もの、芸術色の強い(といわれる)ものなどはあまり観ません。

3) ひとこと:(2016-03-03)
星戦争は好いぞ!

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678
投稿日付順12345678
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1.  チャンス(1979) 大金持ちの屋敷でテレビだけを友に大人になった庭師をピーター・セラーズが好演。純真無垢な気持ちを持ったままの彼が、ふとしたきっかけで有名人になり、やがては大統領候補に祭り上げられようとするコメディです。チャンスが庭の手入れの話をするのを、本気で経済の立て直し政策と受け取るマスコミのエピソードも楽しいですし、彼を自分の片腕と信じ切るメルヴィン・ダグラスも妙におかしいです。セラーズとシャーリー・マクレーンとの絡みも笑えます。全体に、政治とマスコミに対する皮肉が満載で、それをニコリともしない無表情のセラーズが淡々と演じているのかと思いきや、エンディングクレジットを観ると、やはり本人も爆笑していたのね(笑)。ラストの葬儀の場面で、ひとり水辺を散歩する姿が印象的です。10点(2003-11-20 08:36:44)(良:1票)

2.  イルカの日 《ネタバレ》 私のベスト映画にしてもいい作品です。ジョージ・C・スコットは大好きな役者です。イルカの音声はコンピュータ合成ですが、とてもよくできています。動物ものといったら、必ずそれを悪用する人間が出てきますね。暗殺計画と、それを知らず無邪気に泳ぐイルカ。青い海が印象的です。音楽が泣かせます。 <2003年12月5日追記>アメリカという国は、国家の政策として動物を兵器に使うことをしている国です。今年のイラク戦争でも、アシカ、イルカなどがペルシャ湾に停泊中のアメリカ軍の艦艇を守るために利用されました。もちろんこの映画のように爆弾を背負って船に突っ込むということはしていないようですが、その逆に、自爆テロを仕掛ける船に対して目印を付けるという作業をしていたようです。人間の命令に対してなんの疑問も持たずに盲目に従う彼らのことを考えると悲しい気持ちになってしまいます。第二次世界大戦中に旧ソ連では犬に地雷を背負わせてドイツ軍戦車の下に突っ込ませることを実戦で行っていました。いつの世にも、人間のエゴで罪のない動物たちの命が危険にさらされているのは悲しいことだと思います。本作のイルカたちは、心優しい博士の悲しい判断で、海に追い出され、人間の言いなりになることを避けられました。それがこの映画の救いになったのかも知れません。 <2004年3月31日追記>原作者のロベール・メルル氏がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。それにしても(←口癖(笑))95歳とは長生きしたねえ!10点(2002-04-28 20:42:28)(良:4票)

3.  マーフィの戦い 冒頭の貨物船の撃沈シーンの惨劇。それを生き延びた男マーフィ。彼は女医に助けられる。ヨーロッパでもアフリカでもなく、南米を舞台にした第二次世界大戦ものというのも珍しいですね。ほとんどピーター・オトゥールのひとり芝居という感じで映画は進みます。Uボートに撃沈された仲間の敵を討つことしか考えていない、半ば精神の犯された男を好演しています。舞台は対戦末期ですから、やがてドイツは降伏し、Uボートの乗組員はやっと故国に帰れるという開放感で高揚しています。ところがマーフィの方は恨みを忘れてはおらず、たったひとりで、Uボートを沈めるべく最後の戦いを始めます。ラストの筏の上のマーフィが哀れです。派手なアクションも戦闘シーンもなく、暑いベネズエラの太陽の下、淡々とストーリーは進むのですが、戦争の起こす悲劇を見事に描いた傑作だと思います。未見の方はぜひ。9点(2003-11-21 16:51:32)

4.  ディア・ハンター 延々と長いパーティーはチミノの特徴です。平和な日々が乱され、ベトナム戦争という陰が友情を引き裂いていく。デニーロが友情を果たすために再びウォーケンを探しに行くまでは、かなり退屈と感じる部分もあるのですが、それは平和というモノがそういうモノだというメッセージでしょう。再開した二人の前に厳然と広がる現実。そしてクライマックスのロシアン・ルーレット。あのシーンは何度観ても緊張が高まります。ひとり鹿狩りをするデニーロと雄大な自然が美しい。戦争などなかったら、悲劇は生まれなかったというメッセージが、今だからこそひしひしと伝わります。9点(2003-11-18 23:39:05)

5.  トラ・トラ・トラ! J・Gの音楽と、オープニングの「(TORA TORA TORA)トラ・トラ・トラ!」のタイトルが印象的です。卑怯な奇襲攻撃だとかいろいろいわれていますが、アメリカ軍は逐一日本軍の行動を把握しており、完全な奇襲というのは間違いでしょうね。それをうまくスローガン("リメンバー・パールハーバー"という奴ね)として利用したルーズベルトの政治的手腕が大きかったということではないでしょうか。それが証拠に、21世紀の今でも、ジョージ・"バカ息子”・ブッシュ大統領が同じ事をクチにするぐらいですから(苦笑)。実際のところは、命令系統が徹底していなかったことと、軍自体の油断(まさか日本軍がハワイを空襲するなんてという。その証拠に、ドイツ軍が日の丸をつけていたのではないかと信じているアメリカ人もいたそうですね)があったのでしょう。それをそのまま映画は描いて見せます。かなり史実に忠実に描いているのではないかと感じます。もちろん日米合作ですから、アメリカにも見せ場を作る事は必要で、それがあの二人のパイロットのエピソードということになるのですが、あれはあれで、日本人である私も違和感なく受けとめてしまいました。冒頭の戦艦の甲板に白い制服の軍人が整列しているシーンには圧倒されますし、ハワイの飛行場空襲シーンで爆破された米軍機のプロペラがカラカラと飛んでいくシーンなど、CGではない本物の爆破シーンなど、迫力を感じます。また、日本側にしても、ただ勝った勝ったと浮かれるだけでなく、最後に燃え上がるハワイの幻影をバックに山本五十六が「アメリカを本気にさせてしまった」という趣旨のことを語るシーンは、その後の歴史の流れを想起させ印象深いモノになったと思います。9点(2003-11-16 17:02:21)(良:1票)

6.  パワープレイ ヨーロッパの架空の国を舞台にしたクーデターの映画です。権力者というのがいかにして作られていくのかが興味深く描かれています。秘密警察のドナルド・プレザンスがいい味を出しています。余談ですが、この人を知ったのが「大脱走」のコリン役だったので、どうしても"いい人"のイメージが付きまとうんですが、その後はどの作品を見ても悪役しかしていないですね(笑)。デヴィッド・ヘミングス演じる主人公が、大統領と交わす会話がとても皮肉たっぷりでいいです(ここで書いちゃうとネタバレになるので見てのお楽しみということで)。ピーター・オトゥールって役者は、それにしても(←口癖(笑))いろいろな演技のできる人ですね。静かな狂気が上手い人だと思います。 9点(2003-03-08 17:00:41)

7.  刑事コロンボ/別れのワイン<TVM> コロンボシリーズの最高傑作です。これ以上のものは私の中ではありません。ドナルド・プレザンスが愛すべき犯人役を見事に演じてます。コロンボがワインに関して勉強して、最後に乾杯するシーンは何度観てもジーンときますね。9点(2002-08-17 15:44:04)(良:1票)

8.  カプリコン・1 《ネタバレ》 エリオット・グールド扮する濃いぃ~記者が、政府の陰謀を探る内にとんでもない事実に行き当たるという設定と、実際にその陰謀に巻き込まれたジェームズ・ブローリンら宇宙飛行士達が命を懸けて逃げ回る様とが交錯し、国家が国民をいかにしてだますかということが描かれた力作です。<2003年12月16日追記ここから>国民に真実を報せるために、三手に別れた宇宙飛行士達がそれぞれ奮闘するのですが、遠景で発煙筒の白い煙が真っ青な空に上がるシーンは、その度ごとに”ああ、ダメだったのか・・・”とガッカリしたものです。喪失感を観客に印象づける上手い演出だと思います。<ここまで>ジェリー・ゴールドスミスの音楽がハラハラドキドキを盛り上げてくれます。今は亡きテリー・サバラスが複葉機の頑固なパイロットでいい味出してますね。ものごとを信じやすい人にはぜひ観て欲しい作品です。ラストのスローモーションシーンには感動できます。「真実の探求ってなんだろうね?」と問いかけずにはいられない作品ですね。 9点(2002-07-03 10:23:17)

9.  ジャスティス(1979) 《ネタバレ》 私は性悪説である。本作でアル・パチーノ演じる弁護士アーサーは、基本的に性善説に立ち、金にもならない人々の弁護に奔走しているわけだが、彼は何を求めていたのだろうか? 原題からすると、”真実の追究”より”社会的正義の妥当性”を求めているようにも感じる。もちろん両者が一致することもあるだろうが、現実の裁判でもどちらを優先するかという命題は重要だ。本作でもそのテーマをいくつかのエピソードに交えて訴えている。事務的な裁判制度に対する皮肉も込められ、なかなか秀逸な脚本だ。たとえば同僚のジェイが弁護した少年のエピソード。これは「少年の性悪説的真実」と「妥当性」との葛藤の結果が悪い方に出てしまった例だし、女装の黒人アギーのエピソードでは、黒人に対する偏見や裁判制度の非人道的面を訴えかけている(この件の結末は悲しいねえ)。もちろん映画の本筋であるフレミング判事の件では、真実と妥当性が一致した結果が出てくるわけだが、アーサーはこのとき、依頼人である判事よりも被害者女性の真実を優先させたわけである。クライマックスの熱弁を振るうシーンは、皆さんお書きの通り、溜飲が下がる思いである。ところで、映画のキャストを観ていると、なかなか凝っているね。窓の外で食事をしたり、法廷で銃をぶっ放す変わり者のレイフォード判事(ジャック・ウォーデン)は「十二人の怒れる男」で野球に行きたがっていた第7番陪審員だし、ジェイ(ジェフリー・タンバー)はTVシリーズ「ヒルストリート・ブルース」で判事役をやっている。出世がどうのこうのと罵られたバロウズ検事(クレイグ・T・ネルソン)は「ポルターガイスト」シリーズで有名だが、その後の作品で、軍人役や上院議員(エドワード・ケネディの役もあった!)などでちゃんと”出世”している(笑)。それにしても(←口癖(笑))時代の差を感じるのは、エロジジイ(ドミニク・チアネーズの好演!)が冒頭の交通事故シーンで自動車電話をかけていたところ!(今ならみんな携帯電話持ってるもんなあ) 彼のやったカール役は要所要所で重要なポイントだからお見逃しなく(微笑)。ところで、私は「そのうちジェイは死ぬだろうな」と思って観ていたが(←ちょっと最近のアメリカ映画に毒されてるね(苦笑))、アーサーが「彼は立ち直るよ」と言っていたのが正しかったようだねえ。ズラには笑ったよ(蛇足ながら彼は今禿げてる)。8点(2004-05-22 13:06:49)

10.  タイム・アフター・タイム タイム・マシーンものって、たいていは"現代"の人間が過去や未来にトリップしてというのが多いんだけど、これはその逆で、過去の人間が”現代"に来るという発想がいいですね。ロンドンの切り裂きジャック(デビッド・ワーナー)が現代のアメリカ(サンフランシスコだっけ?)に現れるというのは、位置関係がおかしいんじゃないか?という疑問もありますが、まあアメリカ映画だから仕方ないですね(笑)。その彼が”着任”早々、犯罪多発の社会を見て、「気に入った」と言うのはニヤリとします。メアリー・スティーンバージェンが追いつめられるクライマックスはドキドキですね。8点(2003-12-14 00:30:08)

11.  ワイルド・ブラック/少年の黒い馬 《ネタバレ》 嵐で遭難した船に乗っていた少年を青鹿毛の馬が助けます。無人島に流れ着いた少年アレックと馬は、やがて強い友情で結ばれます。ブラックと名付けられた馬と少年は、しばらく経って漁船に保護され、アメリカに帰ります。ところが、都会で馬を飼える敷地もなく、ブラックは郊外の引退した調教師に預けられます。やがて、彼らは競馬のレースに挑戦することになります。「ベイブ」と同じで結果は見え見えですし、レースシーンなどは”そんなのありかよ!”と突っ込みたくなる設定があるのですが、私は素直に楽しみました。フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮をした、決してお子ちゃま向けではない現代のファンタジーです。単なる荒馬が少年と心を通わせる過程は、ジーンときますし、海の中から仰角で映した、馬の泳ぐ姿が幻想的です。こういうのもたまには好いよね。8点(2003-12-08 06:04:58)

12.  ブラジルから来た少年 《ネタバレ》 グレゴリー・ペックのメンゲレ博士は狂気を秘めていて怖かったですね。ヒトラーのクローンを再生しようという計画をすすめるナチの残党グループが南米パラグアイに潜伏しているわけですが、それを狩るグループの一員に名優ローレンス・オリビエ!この二人ががっぷり四つに組んだ演技をしているのに、なんで劇場公開されなかったのか不思議ですね。それにしても(←口癖(笑))、94人の65歳の人間を殺すという計画も凄いけど、その目的が「ヒトラー発動!」っていうんだから無茶苦茶です(ヒトラーの父親は65歳で死んだんですね。だからそれによってクローン・ヒトラーが覚醒するのではないかということね)。8点(2003-12-03 16:11:36)

13.  ヒンデンブルグ 《ネタバレ》 ジョージ・C・スコットの頑張りにこの評価を。あまりにも有名な飛行船爆発事故の背景に、反ナチスの陰謀があったというお話ですね。時限爆弾というタイムリミットを設定し、飛行船の中という閉鎖空間の中で、どうやって犯人を見つけて陰謀を防ぐかというハラハラドキドキは前半までで、後半はその犯人に協力してしまうジョージ・C・スコットがいます。反ナチスの風潮はこの1937年という頃は、ドイツ国防軍や海軍、空軍にもあった時期で、とくに空軍と海軍には多かったようです。彼もそういう軍人だったということでしょう。また飛行船の位置づけですが、現在もグッドイヤーの飛行船が飛んでいたり、宣伝の飛行がよくありますね。ヒンデンブルグくらい巨大な飛行船が大西洋を横断して飛ぶということは、当時のナチスドイツにとってこれ以上の宣伝はなかったでしょう。ですから、それを狙った陰謀があったとしても不思議はありません。ただ、あくまでも映画はフィクション(陰謀の部分に関してね)であって、真相は闇の中です。8点(2003-12-03 15:46:37)

14.  ピンク・パンサー3 これ、わざわざ映画館に観に行ったんですよねえ。その甲斐あって楽しませてもらいました。ピーター・セラーズの変装は「名探偵登場」でも書いたけど、あの東洋人っぽい(と自分で思っている)キャラはやめてほしいんだよなあ(笑)。突然現れるケイトーとのカラテシーンは笑っちゃいます。ハーバート・ロムのイカれ加減も最高ですね。で、この映画のストーリーって何?(笑)8点(2003-12-03 15:26:02)

15.  ビリー・ザ・キッド/21才の生涯 好いですねえ、こういうウェスタン。ペキンパーが全盛期の作品といっていいでしょう。ビリー・ザ・キッド(クリス・クリストファーソン)という西部劇史上屈指のアウトローと、彼に一目置きながら対決することになる、アウトロー上がりの保安官パット・ギャレット(ジェームス・コバーン)との絡みを中心に物語が進みます。庶民の英雄のようなビリーをやっつけようとする損な役回りを、ジェームス・コバーンが好演していると思います。ラストで、ビリーが寝ている家の周りを、銃を持って忍び寄るシーンは緊張感が高まります。無法者なのに喝采されるビリーと、法の執行者として正しいことをしているはずなのに石をぶつけられるパットの対照が面白いです。8点(2003-12-03 14:52:02)

16.  バラキ 実話が元になっている重い作品ですね。”コーザ・ノストラ”というマフィアの組織から、裏切ったとして命を狙われる囚人バラキが、自分を助けることと引き替えにアメリカ政府に協力するわけですが、そこでは売名行為にしか興味のない政府高官たちがいて、けっきょくバラキはどちらの組織からも利用されてしまう。彼にとっての命の自由とは、独房の中で生き続けること。これは悲しい男の物語です。8点(2003-12-03 08:36:35)

17.  天国から来たチャンピオン 死人が現実世界に舞い戻って何かをするというのは、映画的にありがちなパターンで、過去に何度も同様のモチーフを使った作品が出来ていますが、これは好い映画ですよね。フットボール場でのシーンが好きです。8点(2003-12-02 08:29:42)

18.  デルス・ウザーラ 《ネタバレ》 原作を先に読んでいたので、どんな風にデルスが描かれるのかなと思っていたら、イメージ通りだったのでかなり好かったです。自然の中で自然のままに生きているデルスが、文明人であるロシア人たちと交流していく中で、彼らに感銘を与えるという異文化コミュニケーションですね。モノに向かっても擬人化した話をするデルスは好感が持てます。また、自然の驚異の前には人間は無力だということを、湖のシーンでは描いているのですが、あれはちょっといただけなかったな。迫力不足です。まあ、あのシーンだけに力を割くわけにはいかなかったのでしょう。オープニングですでに予兆があるとおり、都会の生活になじめなくなったデルスのラストはもの悲しい結末ですが、ジワジワと心にしみる映画ですね。8点(2003-12-02 08:24:18)

19.  ジョニーは戦場へ行った 第一次世界大戦で傷病兵となったジョー(ティモシー・ボトムズ)の悲惨な運命と、彼が想い出す楽しかった過去の美しい風景を織り交ぜ、戦争のもたらす悲劇と、人間の尊厳を訴えた名作ですね。わたくし事として、今年(2003年)の夏以降に一時的に歩けなくなったり(今は回復)、トイレに行くのも苦労した経験からして、あんな状態になったらどうしようと真剣に考えてしまいます。8点(2003-12-02 01:32:58)

20.  刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM> ジャネット・リーが何もかも忘れてじっと自分の演じるシーンに見入っているラストはとても印象的ですね。彼女をかばって証言する男たちの気持ちに同情してしまいます。これはコロンボの傑作のひとつだと思います。 8点(2003-12-01 09:43:53)

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