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プロフィール
コメント数 86
性別 男性
自己紹介 日本人なので邦画好き!
淀川先生のように、いつまでも「きれいですね~」「すごいですね~」と映画を楽しみ続けます。
不幸にしてつまらん映画を見た後も、シネマレビュー見ると爆笑ネタになって、HAPPYになります。「いや~、シネマレビューって本当にいいもんですね」あ、コレは水野御大・・・

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 久々にブルーレイで鑑賞したが、映像が鮮明なだけに大昔にVHSで観た時より堪能できた。 (ブルーレイの画質、色味に批判的な意見もあるが、それでも美しいと思う) こういう作品は理屈でわからなくてもいいのだと思う。じっくり不思議な時間を体験すればいい。 芸術を楽しむコツは、観ている間はあまり考えずに、じっくり観て聞いて感じることであろうと思う。 この作品は劇映画というより、オペラや能と同じ類だと思う。 首都高のシーンに象徴されていると思うが、科学の発展によって人間の生活テンポは限りなく早くなり無機質になってゆく。 人間は、もともとどうやって暮らしていたか、どういう生活のリズムを持っていたか、 度々回想される主人公の家庭のシーンが表現しているように思う。 なにしろアメリカと宇宙開発、核ミサイルの数で競っていた70年代のソ連である。 体制批判と取られないような表現で、この作品を作ったことは相当すごいことであるように思う。 「恥を知らなければ人類は滅びる」自分はこのセリフが最も印象に残る。 現にこの国でも科学に対する盲信が原発事故を起こしてしまったのだとはっきり思うし、 こういうことを予見していた映画だと今の自分は解釈する。 解釈は人それぞれで良いと思うし、多くのハイテンポな映像ばかりに溺れるのではなく、じっくり「時間」を体験するということは若い人たちにおすすめしたい。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-02 00:59:16)(良:1票) 《改行有》

2.  恐怖の報酬【オリジナル完全版】 《ネタバレ》 この作品を観てから改めてフランスのオリジナル版を観たが、ニトロを積んだトラックという設定だけでリメイクしたい監督はかなりいたのではないかと思う。 オリジナル版は乾燥した山岳地帯を走破する設定だったが、これを密林に置き換えた本作のサスペンスも素晴らしい。 が、オリジナル版と同様、トラックが出発するまでの人物描写がかなりかったるい。 オリジナル版と違って前半で主人公たちが街に流れ着いた背景が描かれるが、オリジナル版と同様、トラックが出発するまでストーリーの主軸が見えないからだ。 当時は物事を順番に描いていくのが脚本のセオリーだったのであろう。 それにしても吊橋のシーンはまさに劇場のスクリーンで観られて幸運だったと思う。実物だけが持つものすごい迫力とサスペンスである。 CGなど無い今では考えられない過酷な撮影であったろうと想像できる。 同監督の「フレンチ・コネクション」「エクソシスト」と本作を観て特徴的に感じるのは、しつこくプロセスを解説するシーンがあることである。 「フレンチ・コネクション」では車を解体するシーン、「エクソシスト」では女の子をレントゲンで診療するシーン、そして本作ではトラックをカスタマイズするシーンである。 だからどうしたということかもしれないが、自分は物事を論理的に説得力を持って見せるシーンが好きである。 逆に言うと最近の映画は情緒とテンポが優先されすぎて論理的、物理的な説明が欠けている映画が多いように思う。これは監督の教養にも関わっているように思う。 最近の映画と比較すると、全体としてはかなりいびつな構造の映画であると思うが、映画館でこそ見る価値のあるシーンが多々あり再評価されてしかるべき映画であると思う。[映画館(字幕)] 7点(2019-05-10 00:42:50)《改行有》

3.  砂の器 《ネタバレ》 始まって約2時間、あまりに地味な捜査の積み重ねに、2回レンタルし、最後まで見れずに挫折、3回目にして、ついにこの映画を名作足らしめているであろう、コンサートシーンにたどり着いた。日本映画史に残る所以もうなずけました。ストーリーと音がこれだけシンクロしている映画は当時、画期的な挑戦であったろうと思います。映画的表現というものを堪能しました。脚本、編集、作曲をすりあわせる苦労は並大抵ではなかったでしょう。日本映画の先達たちに敬意を表してこの点数です。それにしても過酷な運命です。[DVD(字幕)] 8点(2008-03-15 23:11:14)

4.  八甲田山 最近、雪が降った日にふと思い出してDVDを借りてみた。小学生の頃、TVで観たときは、雪の中を行軍するのが、どちらの部隊かわからず、ただ中盤以降の阿鼻叫喚がインパクトに残っていました。(寒さで発狂して裸になるシーンはトラウマです)今は組織論としても理解出来、史実を調べてみると興味深く見る事が出来ます。三国連太郎の山田少佐が無能な上司の見本のように見えるのは映画的な脚色であったのでしょう。北大路欣也の心中がクローズアップされてるので騙されてしまいますが、山田少佐の判断は、それぞれの状況では兵たちの士気を重視しており、間違いとは言いきれないです。多くは準備不足に起因する遭難だったのでしょう。高倉健の徳島隊長にしても、史実では案内人に対して、かなり非情な扱いであったらしいです。公開時は案内人に「八甲田で見たことは一切喋ってはならぬ!!」と脅しともとれるシーンさえカットされてますから、役者のイメージと2つの部隊の対比をドラマ的に鮮明にするためだったのでしょう。映像的には雪崩のシーンは本物の雪崩を起こしたというからびっくりです。すごい絵です。夏に公開され、夏に納涼のために見る映画の代名詞的存在ですが、むしろ寒い日に見ることをオススメです。この過酷さを見ていると部屋の中の寒さなんて逆に忘れてしまいます。[DVD(字幕)] 8点(2008-02-13 00:17:50)(良:1票)

5.  蘇える金狼(1979) 《ネタバレ》 1シーン1カットの緊張感は松田優作に限らず、役者さんたちの勢い、スタッフの勢いを感じます。 今ではなかなか作りにくい不道徳な内容なのに、とにかくかっこよく、面白い。 あらゆるシーンで、セリフ回し、役者の演技が印象に残っている。 役者の魅力を最大限に活かすための、1シーン1カットの演出は本当に楽しいです。 命を賭けたシビアなシーンでも楽しいのは、役者たちのユーモアのある演技に他なりません。 有名な岸田森のエルボドロップ、明らかにNGであっても勢いで許されてしまう空気って、今の映画には見られない魅力です。 この映画、ストーリーより「役者」を楽しむ映画です。一人一人の役者の演技が実に印象に残ってます。 仙元誠三カメラマンの素晴らしいカメラワークも印象的です。 アクションシーンを1カットで見せるアクション映画って、役者の力量がなければ絶対にできないし、今の映画には無いリアリティがあります。 最近、DVDで観ていて、カウンタックのディーラーが村川透監督だったと初めて気づいた。 このディーラーの反応もリアルで印象に残っていたのである。 ディーラーが「せんげんです」と言う意味がわからなかったのだが、「仙元」だったのですね。 こういう遊びがあるって現場に勢いがあった証拠です。 この作品、昔、文芸座の上映で観客が大笑いしていたのを思い出します。 映画館で観て、ハードボイルドだけど、自分と同じように笑っていい映画なのだと思えました。 アラは多いかもしれないが、ハードボイルドであっても、笑いがあり、役者の魅力を堪能できる名作だと思います。[映画館(邦画)] 9点(2003-09-02 12:46:33)《改行有》

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