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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. 狂った果実(1956) 有閑ブルジョワジーのけだるい不満が、夏のひと時の中でよく出ていました。お互い我がままな人間関係を、愚かな行動を絡めて描いた作品。苛つくけど可愛げもある津川雅彦の演技は良かった。目がグリグリさが純真な嫉妬の怖さを感じさせる。[ビデオ(邦画)] 6点(2008-05-04 22:12:56) 3. 理由なき反抗 この映画は前半のチキンレースまでが面白いですね。後半は気の弱い錯乱グセがある子のお守で重みが感じられません。しかし全体的にジェームスディーンがストーリー以上の存在感を感じさせる。あの笑顔。顔のどこをどう上げて、どこをどう下げればいいのか。 6点(2003-12-18 10:45:19) 4. 昼下りの情事 《ネタバレ》 スマートな作品ですね。お上品過ぎて少々退屈してしまう時もあるのですが、カラーよりロマンチックなモノクロの映像やビリーワイルダー特有の洒落た会話、そしてオードリーとゲーリ―クーパーと魅惑のワルツで魅力はたくさんあります。あんな女ったらしと結婚してしまったら大変だろうと感じるのできれいに結婚でまとめて欲しくはなかった。7点(2003-09-27 02:27:57) 5. 蜘蛛巣城 《ネタバレ》 能の表現を取り入れ、独特の落ちついた空気を醸し出しています。黒澤作品の中では最後の方に見たのですが、まだ傑作があるのか!と驚かされました。山、本当に動かすとは。9点(2003-09-23 11:48:58) 6. 十二人の怒れる男(1957) 一人を中心にあまりにも都合良く運び過ぎるのが、当時はこそばゆかった。そこが少し気になって三谷氏もアレを作ったのでは。でも構成の上手さには脱帽。その後脱づら。 7点(2003-09-17 01:57:13) 7. ローマの休日 オードリーヘップバーンとグレゴリ―ぺックが実に素直な目をしている。「やさしさ」というものを感じられる強く磨ききったロマンスコメディ。ダイアナ妃が日本に来た時、私はグレゴリ―になる妄想をしてしまった。9点(2003-09-17 01:26:02) 8. 現金に体を張れ 以前テレビで何気に見たのですがこれは面白い。キューブリックの作品でこれはもっと有名で良いはず。細かく巧みな次々に繰り広げられる仕掛けにまたまた尊敬の念が。二転三転とはこれ。8点(2003-09-10 12:17:58) 9. 北北西に進路を取れ アイデアマンヒッチコック。期待してみたのですけど、仕掛けがゆるいかなというところも多々見られました。1959にこれだけの展開盛り沢山作った尊敬できます。6点(2003-07-10 17:30:29) 10. 東京物語 一時期小津の作品を見たのですが、「麦秋」も「早春」も退屈に見た記憶があります。でもこれは主題がしっかりしていて良かった。誰もがぶつかる「親子の絆とは?」です。子供たちに距離をおかれた後でも「子供より孫が可愛いというけれど、やっぱり私は子供のほうが可愛いなぁ」という笠智衆のセリフは秀逸。 8点(2003-05-28 11:20:14) 11. 道(1954) ほんとは大切なものを大事にしてやれない・・。出来そうでなかなか気付かないものです。ありきたりの幸せをつかむのが難しい男女。9点(2002-12-10 17:37:19) 12. 欲望という名の電車(1951) 薄皮一枚で狂気を隠そうとする女,それをあぶり出すように責め立てる野蛮な男。醜悪さがぶつかり合いお互いを破滅へ導いていきます。同病相憐れむと逆な作用か。現代にも良くありそうです。ブルーハーツの「♪弱い者たちが夕暮れ~さらに弱い者を叩く~♪」の「弱い者」を「醜い者」にしたような感じです。7点(2002-03-03 11:33:56)(良:1票) 13. 隠し砦の三悪人 黒澤流ロードムービー。チームワーク、ひとりひとりの役割を丁寧に演じているのをひしひしと感じた。奥行きのある映像が、壮快。8点(2001-09-29 15:09:06) 14. 生きる なかなか出会わない素晴らしい作品。「ハッピーバースデイ」があんなに名曲だったとは。主人公がまさに生きるすべを見付ける、喫茶店でのパーティーとのからみ演出大好きです。あんな脚本書ける天才と同じ国に生まれた事に感謝。10点(2001-08-17 02:09:47) 15. 七人の侍 さすが黒澤活劇と思わせる一番の作品。落武者の作戦がちょっと単純でしたけど。開けてる所にノコノコ入り過ぎ・・。でも他の面白い部分で吹っ飛んじゃう。水と泥ふんだんにうまく使ったあのラストに拍手。 10点(2001-08-17 02:02:29)
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