みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. ハルク アメリカンコミックが原作ということに基づいてか、コマ割を取り入れるなど映像の面からはなかなか映画的で面白かったのですが、作品としては期待したほどスカッとした爽快感がなく、いまひとつのように思えました。ハルクであるブルースのトラウマがよく描けていたのに、父親のデヴィットやヒロインのベティ・ロスの心理状況がわかりにくかったのが残念。6点(2003-08-02 17:54:43) 3. たそがれ清兵衛 二人ともふらふらになりながらも斬り合う最後の決闘シーン、人を斬った後の主人公の漂わす雰囲気、ハエが群がるほどに腐敗した死体、困窮した下級武士の生活の様子などなど、すべてにリアル。敵役もそれぞれ武士らしく、特に竹光とわかったときの余吾の反応に武士の誇りを感じました。個性豊かな登場人物、ところどころに織り込まれる美しい風景、中の世界にどっぷりとはまり込める素晴らしい映画でした。最後は感動で映画館で見ているにもかかわらず、不覚にも涙を流してしまいました。子役の女の子たちも可愛かったです。10点(2003-02-22 18:22:04) 4. 戦場のピアニスト ひたすら逃げ続けて、自分を助けてくれた仲間が死んでいっても、何一つできなかった主人公。ほとんどの人々が、この主人公と同じだったんだろうけれど。ただ、著名なピアニストであるというだけで運良く生き残ってしまったというのが、あまり好きにはなれませんでした。でも、一人の生き残ったユダヤ人から見た第二次大戦下のポーランド、という意味では、後世に残すべき価値はあると思う。ところで、ポーランド=フランス合作映画でなぜポーランド人が英語を話しているのだろうか? ドイツ兵たちはドイツ語を話しているのに。3点(2003-02-22 17:41:30) 5. 8人の女たち 8人の女優さんたちそれぞれの特徴が際立っていて素晴らしい。8人プラス1人(ロミー・シュナイダー=写真のみ)のフランスの名女優が一堂に会して、しかも一人一曲歌ってまでくれる。ダニエル・ダリューとカトリーヌ・ドヌーブとエマニュエル・ベアールの共演なんて夢みたいだし、エマニュエル・ベアールの歌も初めて聴いた。とっても豪華な舞台を見ているような感じの映画でした。9点(2003-01-13 10:12:16)
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