みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. めまい(1958) 前半部分は退屈だったけど、後半から面白くなっていった。ジェームス・スチュワートが微妙に変態チックで怖いけど(笑)結末は・・・あれでいいのかなぁ。7点(2004-02-12 14:04:50) 3. アフリカの女王 「君の瞳に乾杯!」のハンフリー・ボガードがあんな小汚いオジさんになってしまうとは・・・君の姿に完敗!って感じです。ストーリー的には特に面白みはないかな・・・まあまあ。最後のオチは簡単に読めるけど、あれはいいかもしれない。6点(2004-02-12 13:56:36) 4. 麗しのサブリナ パリ帰りのサブリナの変化は特に良かった。話自体は良く出来てると思うんだけど、サブリナがライナスに心移りする流れが弱い気がした。子供の頃から好きだったデビッドをすぐに忘れられるほどライナスは魅力的だったか?そんなにいいキャラだと思えないんだけどな。そもそも年齢的にも無理があるのはどうか。7点(2004-02-12 13:51:07) 5. 愛情物語(1956) 《ネタバレ》 愛情物語というとタイトルは平凡だけど、まさにそれぞれの愛情なくては語れない。音楽は素晴らしく、ラストも秀逸。哀しいはずのラストなんだけど、タイロン・パワーがいなくなってなお、ピアノを弾く息子の姿は、力強く生きていこうとする意思にも見えてきて、すがすがしい感じさえする。8点(2004-02-05 21:37:22) 6. 裏窓(1954) 窓から見た風景だけで物語が進んでいくという発想が面白い。限られた場面で描かれているといえば、ロープに通じるところもあるかもしれない。けれどこちらの方がそのシチュエーションを良く生かせてると思う。ヒッチコック作品に出てるグレースケリーは、今作が一番、凛としていてカッコよかった。7点(2003-12-04 23:24:35) 7. 泥棒成金 泥棒成金ってタイトルからしても、サスペンスじゃないことは予想してたけど・・・なんだろう。見所あんまりないし、煮え切らないなーやっぱりヒッチコックに泥棒なんていう中途半端なネタが合わなかったか。5点(2003-11-20 23:42:44) 8. ダイヤルMを廻せ! シンプル・イズ・ベスト的なヒッチコック作品。まぁまぁありがちなサスペンスものではあるけど、話が分かりやすくて入り込める。レイ・ミランドの巧みさとグレイス・ケリーの混乱振りが話の面白さに拍車をかけてる。どう取り繕って妻を有罪に持っていくのか、どうやって有罪を覆すのか、と二段階の駆け引きが面白い。9点(2003-11-17 22:25:00) 9. 知りすぎていた男 ヒッチコックお得意な「一般市民がひょんなことから事件に巻き込まれていく」的なサスペンスで、見応え十分。事件発生から子供誘拐までスムーズで物語にも入りやすい。教会シーンやコンサートシーンは印象深い。コンサート会場で何も出来ない事にもどかしさを感じているジョーも良かった。ラストはあっけなかったような気もするけど、全体的に面白かった。「ケ・セラ・セラ」もいいね。なるようになるさ。8点(2003-11-13 18:02:18) 10. サンセット大通り 《ネタバレ》 すでに過去のものとなってしまったスター女優の憂愁。スターであった輝かしい過去と、世間からひとり取り残されてしまった現実の明暗がどことなく寂しさを感じさせる。しかし現実逃避なんだろう、未だにスターであると信じ続けている。あるいはスターであり続けなければいけないのかもしれない。そんなノーマ・デズモンド役のグロリア・スワンソンの鬼気迫る演技が素晴らしい。と言うかむしろ怖い。過去の栄光にしがみ付く役者、廃れた役者は捨ててしまう現場。どちらの心理も当然かもしれないが、現実として怖いものがあるね。現場としては新しい役者を連れてくればいいけど、行き場のなくなったプライドの高い女優は・・・狂うしかないのかな。9点(2003-10-31 01:20:11) 11. 禁じられた遊び(1952) 音楽がすべてを物語るね。暗い・・・暗すぎる。重すぎるので好きなテーマとはいえないけれど、この名作にこの名曲ありって感じで、曲は結構好き。7点(2003-10-29 01:47:35) 12. 見知らぬ乗客 奥さんを殺すまでのシーンからして結構凝ってる。いつ殺すのかいつ殺すのかと緊張感あるし。その後の主人公とブルーノの掛け合いも結構面白い。彼女が全面的に信じきっていたのは、物語的に甘いかもしれないけど。テニスのシーンは悪くないけど、ちょっと長いかな。一方でメリーゴーランドのシーンは凄かった。あれは見応えがあるね。7点(2003-10-29 00:22:50) 13. 北北西に進路を取れ 話に隙が無い。そして面白い。列車内、とうもろこし畑、オークション会場、ラシュモア山、それぞれが印象深いシーン。次々に襲い掛かる罠。そしてそれをことごとく掻い潜る。そもそも人違いから始まって、ここまでしなければならないと言うのも大変だななんて思ってしまうけど。なにもない日常生活の中にいる一般人が、事件に巻き込まれていくと言うヒッチコックの王道とも言えるかも。8点(2003-10-13 22:47:33) 14. イヴの総て イブが、のし上がってくる事に対する不安と苛立ちをベティ・デイビスが巧く演じている。彼女自身がまさにマーゴなんじゃないかと思うくらい。女優としての経験もつんで、地位も名誉もある女優。でも年齢には敵わないもので、自分の衰えも、新人の躍進にも気付き始めている。その新人女優がしたたかだからこそ、それを受け入れるのも難しいわけで。焦りがありながらも、大女優としてのプライドがあるから表立って潰す事も批判する事も出来ない。あくまでも冷静。その微妙な表現が素晴らしい。一方で、イブを演じるアン・バクスターも野心的な役がぴったり。あまりに野心的過ぎて嫌悪感さえ抱いてしまうくらい。これくらいの内幕があっても不思議じゃない世界だとは言え、さすがにちょっと壮絶だなと。7点(2003-10-13 21:41:20) 15. ローマの休日 良すぎ。オードリーの初々しさが、世間知らずのプリンセスと重なる。ストーリーもいやらしさのない、王道ラブストーリーって感じ。ラブストーリーが特別好きなわけでもないけど、これは素晴らしい。見ていても凄く爽やか。1シーン、1シーンもとても印象的。最後、グレゴリー・ペックが記者として、プリンセスに戻ったオードリーと再会するシーン、一瞬驚いた後すべてを理解して満足そうな顔をするオードリー。夢の一日が素晴らしいものだったと感じさせられ、心に響く。文句なしの名作です。10点(2003-10-13 12:43:29)(良:1票) 16. 理由なき反抗 ナイフを交えたり、チキンランしたり、警官に囲まれるラストだったり、シーンのインパクトはそれなりにあるけど内容は薄い。反抗に理由もなければ、ストーリーに内容もない感じ。言わんとすることも分からなくは無いけど面白くない。4点(2003-06-01 17:09:07)
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