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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 赤い影 N・ローグ監督の作品の中で私は1番好きな作品です。現実と超現実が冬のベニスというエキゾチックで不思議な世界で交錯していてすごく恐いわけではないけれど何か心理的に恐さを誘います。見て損はない映画です。9点(2003-01-27 22:27:40) 2. 愛の嵐 あの舞台はウィーンでしたっけ?オーストリアかどこかですよね。退廃的な雰囲気がとても合っていました。シャーッロット・ランプリングが指揮者の妻の固いイメージから落ちていく女のイメージを自然に演じていたのがすごいです。D・ボガードとの屈折した愛が切なくて悲しかった。7点(2003-01-27 22:20:37) 3. ルートヴィヒ(1972) 大歴史絵巻に圧巻。ルードヴィッヒ王役のH・バーガーはイメージがピッタリだった。シシー役のR・シュナイダーはちょっとイメージが実物と違うと思うけれど若い頃にすでに彼女は別の(テレビ)映画で一度シシー役をやっていてすでに彼女なりのシシーを作り上げています。あれだけの美女の誉れ高い女王役をほとんどの人に納得させる美貌と気品はすごい。ドイツ(バイエルン)王の話がイタリア語だったので初めは違和感があったけれど見るうちにそんなこと気にならなくなっていた。9点(2003-01-27 18:22:14) 4. ベニスに死す 主役のD・ボガートがさすがに難しい役をうまく演じていたと思います。(I・岡田にどこが似てるんだろう?)気難しい芸術家が美少年に憧れながらも言葉も交わすことなく病に冒され思い果たせず死んでしまうなんて、ちょっと現実にはありそうもない話だけれどこれまたさすがビスコンティがリアリティをそれとも夢物語を語ってくれました。あの音楽を使ったということもすごいセンスを感じます。9点(2003-01-26 20:57:13) 5. ミツバチのささやき とても好きな映画のひとつです。子供の純真さをこんなに自然に描いている映画って他にはないのでは?この監督さんはきっと自分の子供の時に感じたことをそのまま心の中に保存することが出来る人なんだと思います。9点(2003-01-26 20:35:51)
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