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プロフィール
コメント数 70
性別
自己紹介 点数での評価は苦手なので大分適当です。

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以下自分用メモ*
だめんずコップ/スタンドアップ/僕はラジオ/ファーゴ/スチュアート・リトル /プリシラ/奇跡の人/シークレット・ウィンドウ/ ペイチェック/ツイステッド/スーパーサイズ・ミー/ショーンオブザデッド/ドーン~/リクルート/ワンダーボーイズ/シャークボーイ~/ジャーヘッド/アサルト30/レッドブロンクス/アナコンダ2/嫌われ松子の一生/パニック・ルーム /ブルー・レクイエム/ケーブルガイ/ごんぎつね/ベイビートーク2.3/ディスクロージャー/コヨーテ・アグリー/ルート225/ロシアン・ドールズ/ダニー・ザ・ドッグ/SAW/奥様は魔女/ステルス/フィラデルフィア/デュークス・オブ・ハザード/パプリカ/階段通りの人々/ミザリー/蝋人形の館 /ブレス・ザ・チャイルド/テルマ&ルイーズ/わるわる探犬隊/ボーイズ・オン・ザ・サイド/がんばれ!ベアーズ/アンジェラ/チャーリーとチョコレート工場/バタフライ・エフェクト/勇気ある追跡/キャプテン・ウルフ/アンダルシア/コーラス

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1.  愛しのジェニファー 《ネタバレ》 素晴らしかった。ダリオ・アルジェント監督作品はサスペリア、デス・サイトと見た時には特に感じるものが私には無かったのですが、これを見て改めて見直してみようかと思いました。話は現代版の怖い童話といった感じの作りで、子供の声で歌われている楽曲が印象的。冒頭の蠅を追う、絵に描いた様な日常に溢れるどうでも良い光景(このシーン好き)から、どう見てもただ事でない感じの男が少女を引きずって行く姿を目にし、雰囲気が一変する。主人公の悲劇はそこに始まり、巧みなストーリーテリングはそのまま見る者を引き込み離さない。役者が巧いのと、それ以上に監督の撮り方、演技指導が巧みなのだと思うが、ジェニファーの一挙一動が実に表現力豊かで、時に愛らしく、時に妖艶に、男の母性本能から性まで本能を見事にくすぐる。あのジェニファーのほとんどが黒目の大きな瞳は、犬や小動物を思わせる。サーカスのおっさんに仕事を頼んで来た後に、家に戻り中を探索するシーンはすごく緊張感があった。階段を落ちる子供の玩具をカメラが追うシーン、結局何でも無かったがすごいドキドキしたし、綺麗なシーンだった。(ただ何日か経って帰って来たという事が解りにくかった)遠くで無邪気にはしゃぐジェニファーを見て、イラつきながら団長の死体を庭にベンベン埋めているシーンは妙に笑えた。ラストが余りにまんまで、最後の数分がただの消化作業になってしまったのだけが少し残念だが、最後の男の手を擦るシーンは最も印象的だった。[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-10-19 00:02:08)(良:1票)

2.  虫おんな 《ネタバレ》 良かったなーこれ。アイダのキャラクターが良く出来ていて、奥手のアイダと積極的なミスティのレズビアン2人の掛け合いが楽しい。前半はラブコメとしても普通に楽しめるかも。また後半はミスティ演じるエリン・ブラウンの、イカれた演技が小気味良い。そして虫おんなの造形がまた良い。久々にこのどチープで大迫力の感じを満喫できて大満足。監督の愛を感じた。ラストの台詞も最低に気味の悪い絵図らと、事が世界規模にも広がりそうな行く末を想像させてくれて◎。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-18 22:01:59)(良:1票)

3.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 序盤からマクレーンの神々しいヒーローぶりに拭えぬ違和感。しかしそんな事がふっとぶくらいの黒幕の見事な小物ぶりには、思わず座席からずり落ちそうになった。次世代の敵との戦いという事で、若いのはまあいいのだけれども、とにかく悪役の貫禄たるものが画面から全く伝わってこない。出し惜しみなく序盤から黒幕が組織ごと姿を晒してしまう演出自体にも問題は有ると思うが、どう考えてもティモシー・オリファントには荷が重かった様に思う(関係無いけどこの方スクリーム2に出演されていたんですね)。部下がすぐに指示に従えなかった時、自分の愛する女が殺された時、どのアクションも威厳や迫力とは程遠い中途半端なものにしか映らなかった。露骨な冷酷非道ぶり(十分非道だったけど)や威圧感を全面に出した悪役にしたくなかったのであれば、ずば抜けた知性が存分に見える演出がもっと欲しかった。でも歴代大統領のコメントを使った声明文を電波に乗せたり、信号機という電子機器ひとつを操るだけで何も知らない民衆を自分の駒の様にしてマクレーンを襲ったりと、ひとつひとつのアイデアは面白かったです。でもあかんわー。[映画館(字幕)] 6点(2007-09-03 16:02:50)

4.  トイズ 全編優しい笑いのテンションに包まれていると思いきや、ブラックな笑いも案外あったり、子供向けなのか、大人の童心向けなのか多少掴み所のない空気もありますが、雰囲気が比較的好みなので楽しめました。セットは綺麗だし、何よりジョーン・キューザックが可愛い!私には記憶に残るシーンも多い映画でした。何と言うか、企画の段階でかなりの冒険をしている映画ではあると思いますが、最終的には面白いかどうかというよりは、気に入るかそうでないかといった部類の映画になるのかな。ビジュアル色も強いので。ロビン・ウィリアムズは嵌ってたなあ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-14 17:47:45)

5.  ハード キャンディ(2005) 《ネタバレ》 後半の方までどちらの言葉が真実を語っているのか、完全には明確にせずどちらにも展開できる様な描き方をしている。それはそれで面白いのだけれど、その所為で何とか電話を取ろうとするシーンや、トクダさんが異変に気付くシーン等に気が入らない。終始気持ちが宙ぶらりん。冒頭から、男が縛られた状態で眼を覚ましてその後数分位までが、少女の何となく落ち着きの無い立ち振る舞いや、何処か微かに歪んだテンションなんかにいつ何が起こるのかと思い、一番緊張感が有った。そもそもトクダさんのシーンはセリフ回しも何だか妙なんだが、まあいいか。虚勢シーンは、ビデオ設置説明のくだりと始める前に男が何故感覚の有無を気にするのか、と少女に聞き返すシーンで切らないなというのは解ってしまった。お陰で痛い思いをしながら見ずには済んだので良かったのだけれども。しかしこの映画そのものは何なのだろう。やはりこういった話にするのであれば、少女は悪しき社会が生み出してしまった怪物として、暴走するひとつの悪としてしっかり描くべきだと私は思うのだが、どうも演出に彼女にヒーローイズムを感じさせるノリがある様に感じてどうも面白くなかった。自害させるというやり方も如何にも”自ら罪を償わせた””彼女が殺人を犯した訳ではない”と主張されている様で非情に感じが悪い。性犯罪もそれを黙殺する事も許される事ではないけれど、その人間を関係者か第三者か解らない少女が絶対正義といったノリで一方的に追いつめて死なせてヒーローの様に去って行く話を、スタイリッシュ(ぽい)映像でまとめあげられても、正直どうかと思うぞ。2人の演技がなければとても見れた物になっていなかったと思う。エレン・ペイジは良かった。X-MENではあんなに可愛かったのに。個人的にはソーラ・バーチ以来のインパクト。[CS・衛星(字幕)] 2点(2007-08-10 04:13:46)(良:1票)

6.  ビリー・バスゲイト 落ち目の大物ギャングという感じに、なかなか雰囲気があって良かったと思います。ホフマンのこの手の演技を余り見た事が無かったので、私には新鮮でした。ローレン・ディーンも上手かった。しかし全体的には何処を見せたかったのかいまいち散漫な感じで、うーん、どうなんでしょう。でもこういう切り口のギャング映画も在っても面白いのかも知れない。にしてもキャストが今見ると豪華だ。ブシェーミさんは、こんな所にも出てんのか。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-09 09:55:13)

7.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 とにかく絵が綺麗で、見ていて気持ちのいい映画でした。ただ主人公の真琴の描き方が、最初は天真爛漫で真っすぐで可愛い子だなーと思って見ていられたのですが、話が進むにつれ少し頭の回らなさが気になって来ます。カラオケの為には何度も力を使ったりする割には、女友達が消化器に当たってもそれ以上戻ろうとしないのも多少引っかかる所。制作者としては「力を使う事で他で良くない思いをする人間がいる」というのを主人公に噛み締めさせる為のシーンだったのかもしれないのだけれど、それならそれで主人公の性格を犠牲にしない演出をきちんと考えて欲しかった。それに緊張感のあるシーンもあった方が確かに作品にメリハリは付くとは思うけども恋愛が話の主軸である以上、親友とその彼女が自転車で線路に突っ込む様なシリアスなくだりが本当に必要だったのかは疑問。でも仲里依紗の声は良かった。やっぱりこなれたプロの声優さんには出せない味ってありますよね。今回の「時をかける少女」という映画においての「時」は「時空」という意味よりは、行ったり来たりはするものの「今という時」を全力でかけるという感じで、終始爽やかで良かったです。どうでも良い事も言えば、スカートの鉄壁ぷりもアニメならではで非常に良かった。とりあえず機会があれば今度ちゃんとDVDで通して見たいと思います。やっぱり地上波は酷いなあ。(その辺考慮して+1点)[地上波(邦画)] 7点(2007-08-09 09:07:44)

8.  CUBE ZERO<OV> 《ネタバレ》 今回もアーニー監督のCUBEいぢりの発表会に付き合って来ましたよー。こういう人様の名画の上に鼻毛を描く様なね、やっちゃいけない事とは解っているのだけれども(まあこの場合正式な手続きを経た上で描いた鼻毛ですが)やっちゃってくれたんなら是非見てみたいという様な、無責任な期待感を抱き今回も鑑賞。相変わらずの散らかしっぷり。貧相なアイデアの数々に、しでかしてくれました、上層部の人間の脱力必至のキャラクター造形、殺人マシンと化した軍人さんの大ハッスル。しかし哀しいかなB級映画にもなりきれていない。原作へ繋がる最後のオチも監督の「どやっ」て顔が目に浮かび苦笑い。向こうのネタバレになるのであまり触れない様にしますが、原作のラストに唯一真に純粋な心だけを持った無垢な人間がああいった結果に辿り着いたという皮肉的な意味合いを感じた私にとって、今回のそれを全て台無しにしてしまう様なこのオチはちょっと頂けないかな。というよりこのシリーズ化でやっている事って完全にリメイク作品のそれなので、ここのレビューを見るまでこれが一応形の上では正式な続編だったという事すら私認識できていませんでした。巷の広告ではCUBE3部作の完結編!とまで書かれていてびっくり。これではナタリ監督も浮かばれません。失礼御存命ですが。これを正式な続編として出す事にGOサインが出てしまった所で、一監督が口を挟める範囲の事では無かったでしょうし、まあ見る側の人間が分けて見て上げる事が一番の供養になるでしょう。とりあえず見ていて退屈はしなかったし、それなりに楽しめました。でも駄作!とほほ。[CS・衛星(字幕)] 3点(2007-06-09 10:19:36)(良:2票)

9.  イントゥ・ザ・サン 参った。これ以上無い程に演出脚本が念入りに俳優陣の演技を殺しています。もうタコ殴りです。ムゴイ。セガールの日本語も当人が認めている様によれよれで何言ってるのかほぼ聞き取れないですし。脚本も痒すぎますし敢えてもうそっとしておきます。だいたいコロッケのシーンとか何の意味があるのか、何だか監督の部屋で無理矢理日本観光のプライベートビデオを見せられているような気分になりました。もう演出も何もあったもんじゃない。なんか内容思い出している内にどっと疲れた。[CS・衛星(字幕)] 2点(2007-03-01 20:37:52)(良:1票)

10.  エアポート'03<TVM> いわゆるもうべたべたのべっちょべちょだけどそれなりに客の入る設定というやつなので、監督の力量が露骨に出るタイプの映画だと思います。で見事とっても普通な映画に仕上がってました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-05 16:43:20)

11.  キャットウーマン 《ネタバレ》 ビューリン使い続けたワタシ鉄のよに固い無敵の肌手に入れたの事うれしネー、てな馬鹿っぽい設定は漫画ぽくてとても好感が持てるのですが、その反面で全体的に変にオシャレな雰囲気に持っていこうとしてしまっているので結果噛み合わなくなって、どっち付かずの安っぽい物になってしまった感じは否めません。アクションシーンの選曲とか明らかに間違ってるでしょう。まあ主人公が黒人女性なのでその辺の雰囲気で合わせたって事もあると思いますが、まあそれは個々人の好き好きですかね。何にせよ女性向きな色が強いので、女性で研ナオコファンの方は見てみてはいかかでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-04 18:37:17)(笑:2票)

12.  ミクロコスモス 《ネタバレ》 とりあえずこれだけの映像を撮った事は素直に賞賛に値する事だと思います。ここまで臨場感の有る虫目線を自分は今まで体感した事ありませんでした。ただ…、なんで彼らは徹底して人間の神経を逆撫でするようなデザインや質感をしているんだ!勘弁してくれ!しかもこれだけのどアップの画面いっぱいいっぱいで細かい動きを見せられていると、何だか彼らの仕草の一つ一つに相当な知性が垣間見える様な気すらしてきて、それがまた本当にたまらなく不気味で。蜘蛛の仕事の手際の良さとかもうほんと怖いよー、何なの。あんなんが巨大化したら人類は終わりだなー、とつい考えてしまうB級SF監督の気持ちが改めて良く解りました。しかしなめくじのシーンはもう本当に今まで見たどんな映画よりもホラーだった。あの音楽の使い方はないよ。というよりこの映画の音楽の使い方全体的に少し間違っているような気がしました。多少の遊び心は絶対に必要だと思うけど、もう少し虫の生活を素直に演出できる選曲の仕方があった様にも思えます。それとトンボの飛行を背後から追った一部のシーン等は、合成まで使って見せる必要のある演出だったのか疑問。ただ一番の疑問は何故虫が決して得意でない自分がこれを見てしまったか。最後まで見切った自分に8点ですよ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-04 16:41:06)(良:1票)

13.  オペラ座の怪人(2004) クリスティーヌの表情がただの気の抜けたアホにしか見えない。ファントムの言動がただの困ったちゃんにしか見えない。J・バトラーのあまり知的さの感じられない漢らしい歌声も、最後まで好きになれませんでした。オペラ座の怪人自体にそれ程思い入れがある訳でもないんですが、やはりファントムにはもっと繊細なイメージを期待していたので。これだけの文芸作品をただのお祭り騒ぎにしてしまってはいけません。映像も全体的に単調で、はっとする様なシーンは最初のシーンだけ。特に歌のシーンのほとんどは何処も何故あれでいいと思ってしまったか謎。舞台ミュージカルを映画としてスクリーンに表現する事の意味にもう少し気を使って欲しかったです。[映画館(字幕)] 6点(2006-08-04 01:36:17)

14.  サイレントヒル 《ネタバレ》 原作ゲームのファンで、シリーズは全部やっていてサントラもよく聞いています。ので冷静なレビューができない事は予め記しておきます。とりあえず妥協を知らない再現ぶりにもう終始ずっとにやにや、うっとりしっぱなしでした。使われている音楽はほぼ全てがゲームの原曲そのままで、世界観も本っ当に細かいディテールまで完璧に再現されています。既存のゲーム原作映画と違い、監督の原作に対する単純なゲームファンとしてではない一表現者としての眼差し、世界観やビジュアルに対する深い愛情を感じるので、原作未経験者でも相性さえ合えば雰囲気や映像で楽しめない事もないかと思います。登場人物やクリーチャーのデザインもダリア以外ほぼ皆良かったし(アリス・クリーグは見事でした)、CGもそれ自体が目的にはならず見事な仕事をしていると思えたし、要所要所のテンポもとても良かったです(特にベネット捜査官の関連シーンはどこもかっこよかった)。あとはやっぱり映像に力有りでした(繊細な美しさが目立つ原作よりは良くも悪くも大分表現が力技になっている部分もありましたが)。とりあえずファン無視でタイトルだけ借りて有名女優にただ暴れさせている様な映画にはなっていなくて安心しました。のでもう大アマで9点。エンディングの「You'Re Not Here」に乗せた映像も最高にかっこ良かった。ストーリー展開にはちょっとお粗末な要素もありありですが、その辺の指摘は皆さんにおまかせしますー。[映画館(字幕)] 9点(2006-08-02 17:37:36)(良:1票)

15.  ナイト・オブ・ザ・コメット 心地よかった。久々に素晴らしい作品に出会えた気分です。色々な意味で総天然色な映画です。癒されました。妹可愛かった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-09 02:47:25)

16.  オータム・イン・ニューヨーク 《ネタバレ》 この映画どちらつかずの視点で描かれているせいで、あくまで「物語」でそれ以上でもそれ以下にもなっていません。結果どちらにも感情移入しずらくて、どうも一緒に盛り上がる事ができなかったです。でもウィノが倒れるシーンは3度ともとても綺麗で、苦痛に歪む表情を一度も直接は見せない様に演出しているし、最終的に美しい見た目も全く崩れぬまま愛し愛されながら召されるので、有る意味徹底して綺麗な映画にまとまってはいるとは思います。 世の中こういう映画もたまには必要なんだす。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-07 19:40:18)

17.  バイバイ・ラブ(1995) 《ネタバレ》 メッセージが明確で好感の持てる映画でした。ただやっぱり詰め込みすぎなのか多少ゴテゴテ感というか、落ち着かない感じが。もう少し笑いを過激にするか、感傷にひたれる静かな間を多くするか、どちらかにコントラストつけてくれた方が見易かったかも。でも何だかんだでかなり笑ったし、温まらせて貰いました。また年を重ねてから見たら感じるものが違うのだろうなと思います。とりあえず今度「子鹿物語」を見ようと思います。あとジャニーヌ・ギャロファロ、とても素敵でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-07 18:52:12)

18.  天空の城ラピュタ もう今更私なんかがわざわざここでコメントする様なこと何もない気がするんですが。やっぱり傑作だと思います。これはずっと残りますよね。もう本当何度見たか解りません。最近では余りの無駄の無さに可愛げが無くすら感じます。 ていうかここの評価だけでも半数近い人が10点付けてるんですよね、何だか恐くなってきました。もしかすると私達多少なりとも洗脳されている部分が無いことはないかも知れません。良い意味で。子供の頃に沢山の人がこれを見て沢山の人が思い思いに感動して物語を話し合って台詞を真似し合ってお互い盛り上げ合って評価を高め合って、それがまた繰り返しTV放送をさせまた循環し続けているのかもしれません(もちろんそれだけの力が作品にあっての話)。そう考えるともうこれはちょっとした奇跡であり、歴史ですね。と少し話大袈裟にしてみましたよ。 しかし今でこそ宮崎アニメは映画のジャンルの様になってるけど、ラピュタやナウシカを公開当時劇場で観ていたらどんな感動の仕方をしていたのだろう。体験してみたかったな。[地上波(字幕)] 10点(2006-02-06 17:47:50)(良:1票)

19.  CUBE2 この続編で監督がやっちゃいたかった事って言うのはある程度推測していて、割り切って見た部分もあるので、全体的に下品な仕上がりでも割と自分は楽しめたのですけれども。やはり原作の純粋なファンには続編を名乗る映画でこんな横暴なオチをかまされては納得いかない事でしょう。ムムー。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-06 16:40:15)

20.  オリバー・ツイスト(2005) 《ネタバレ》 フェイギンにとってあの生活を続けて行く中で本当の宝物、宝石達はいつしか子供達自身になっていたのでしょう。私欲と最後まで戦いながらもその事に最期に自分でも気付いたのではないでしょうか。ベン・キングスレー巧いなー、ラスト本当に泣きそうになって嗚咽が出かかりました。オリバー少年は本当に宝石の様でキラキラしていて、終始眩しかったです。真の純粋さとはこうも美しく残酷で尊いものなのだと感じずにはいられません。[映画館(字幕)] 9点(2006-02-06 14:35:28)

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