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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 水爆と深海の怪物 マイベストタコ映画。ハリーハウゼンの苦心があちこちに見えてきますが、一番感心したアイデアはタコの足を八本から六本に減らした事ですね。金門橋に絡みつくシーンは大画面で見たかったです。ハリーハウゼン特集リバイバル上映などやってもらえないものでしょうか。6点(2005-03-24 00:12:35) 2. プラン9・フロム・アウター・スペース なんとなく納得してしまった宇宙人の言い分と、バッテリー切れしちゃう光線銃と、灰皿宇宙船と、エド・ウッドに最大級の敬意を表し0点。0点(2004-10-15 23:48:08) 3. 怪物の花嫁 映画への愛を感じた。いいじゃないか、タコを自分で動かしても。実験器具がマイクスタンドでも。まるで舞台劇のようなセットでも!昼と夜が逆転しても!!愛があればそれでいいのだ。そしてこの映画には、自分の作品への愛が詰まっている。それだけで10点。10点(2004-10-15 23:42:04) 4. 蝿男の恐怖 《ネタバレ》 あのラストと警部の行動だけで8点。被り物がやっぱりマイナス・・8点(2004-04-10 03:02:17) 5. 放射能X 《ネタバレ》 DVD買っちゃいました。巨大アリの出番は思ったより少なく少し残念。それでもクライマックス、下水道での攻防戦は素晴らしい出来です。編集とカメラアングルにより、しっかり動いているように見えていました。昔の映画は技術がない分ストーリーや演出で見せようと頑張っているので、とても良いです。7点(2004-02-15 19:32:41)(良:1票) 6. 空の大怪獣ラドン 素晴らしい作品。リバイバル公開されるたびに無視されてばかりのラドン君、主演作ではこんなに素晴らしい勇姿を見せているのに。序盤を盛大に盛り上げてくれるメガヌロンの造形も○。ハプニングから生まれたクライマックスシーンは必見。ピアノ線が切れてしまい、NGだと思いつつ撮影を続けた結果、飛び立とうと必死でもがきながら死んでいくラドンの描写を円谷英二が絶賛したという。特撮の奥深さを実に良く感じさせてくれるエピソードです。10点(2003-06-19 00:28:08)(良:1票) 7. ゴジラ(1954) この作品はプライベート・ライアンより、ブラックホーク・ダウンより戦争というものをしっかり描いていると思う。暗闇の中を暴れ、子供連れの母親だろうが、アナウンサーだろうが何とか船の事故から助かった生存者だろうがゴジラは無差別に殺し続ける。この姿は戦争と空襲そのものだ。病院でガイガーカウンターの反応が何を意味しているか分からなかったり、母親の死に泣きじゃくる子供たち。すべて戦争の廃墟で見られた光景なのだろう。アメリカ版では、この放射能うんぬんが全てカットされている。自分たちの国を悪役にしようとしないその姿勢には気分が悪くなってしまう。アメリカ版もフランスのせいにしていた。どうしようもない。10点(2003-06-18 17:13:34)(良:1票)
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