みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. 砂の器 子供の頃からじいちゃんばあちゃんに言い聞かされていた。「砂の器」と「ゴッドファーザー」はいい映画であると。高校生の頃の夏休み、「砂の器」と「点と線」を2晩で読み明かした。映画に出会うのはその何年もあとのことになるが、松本清張のすごさを初めて知った2作品であった。時代を経て、見劣りしない(敢えていえば映像のハード的技術くらい)。ホントの「誠実さ」がある。きわめて人間的な弱さから来る「動機」がある。探偵小説に芸術性を見いだすとき、読み手の「動機」に関しての感動が必ずある。いくらうまいトリックを考えたってそこに人間が感じられなければただのパズル。8点(2001-06-25 03:27:52) 3. エマニエル夫人 み、みましたよ、でも。・・・最後の針が・・だめでした。6点(2001-05-28 01:51:41) 4. 刑事コロンボ/別れのワイン<TVM> 金と気持ち(いろいろ解釈はあるけれど)の葛藤からうまれたドラマだなあ。ちょうど私の職業がこれに似てるんだ。「○○刑事は左耳遠いからね、右側にたった方がいいよ」逆かな? そんなのが好き。イタリアンレストランの雰囲気。僕はウイスキー党だが、これを見るときはあかワインをのみます。7点(2001-05-10 00:46:28) 5. 病院坂の首縊りの家 金田一最後の事件です。実際にはそのあとに「悪霊島」という作品が発表されましたが、こちらの方が古い時代を扱っているのです。これで金田一耕助は外国に渡ったままゆくえしれずになったんです。「金田一少年の事件簿」には彼の勝手になのる少年が出てくるそうですが、そんなのウソです!有名な作品のパロディーを作るときは原作をきちんと読みなさい!耕助は作品に登場する間、子供はおろか、結婚もしなかったのです。行方しれずになったあとに子供をもうけたとしても、計算が合いません。なにが「じっちゃんに名をかけて!」だ。君こそ怪しい。7点(2001-04-28 22:57:11)(笑:1票) 6. 刑事コロンボ/構想の死角<TVM> コロンボの名作中の名作です。あのおばちゃんがいい。あんまり内容については話したくないんですけど、一言だけ。「見栄」うっ。ほかに「祝砲の挽歌」も見てね。7点(2001-04-17 00:44:20) 7. 八つ墓村(1977) 松竹が社運をかけて作った作品。もともと、角川は映画第一弾として「犬神家…」でなくこちらを考えていたらしい。でも、この原作って恐怖ものというより冒険ものに近い。原作を読んでご覧なさい。はじめ「八つ墓村の由来」の部分には横溝正史の娯楽小説家としての才能がいっぱいに現れている。この映画のクライマックスあたり、風間杜夫が背中だけ写っている。6点(2001-04-17 00:37:11) 8. 悪魔の手毬唄(1977) おっ。【Mrs.Soze.】さんに先をこされてしまった。これも名作。坂口良子が出てないのが残念ですが、大滝秀治の医者がいい!私の亡き祖父は医者であったがちょうどあんな感じだった。なんといっても「犯人」と「被害者」が逆であるという当時としては斬新なアイデアが光ります。でもホントは○○が××じゃなくって、全員が△△なんです。ぜひ見よう!7点(2001-04-15 03:37:24) 9. 獄門島(1977) 横溝・市川・石坂の第2弾。じつはこれが一番好きです。「したい」を風景をしてとらえる映像美。10年くらい前にはやった「たま」の歌詞にもみられます。萩原朔太郎「悲しい女の死体のうへで、つめたいきりぎりすがないている」そんなのを思い出す。僕って猟奇的なのかな?いいえ芸術的であるといってください。9点(2001-03-26 23:56:11) 10. サタデー・ナイト・フィーバー はじめのところで出てくるピザがうまそう。そのころはセブンイレブンの「ブリトー」なんてなかったからね。5点(2001-03-22 04:23:55) 11. サスペリア(1977) そうです。子供の頃の「怖さ」ってここにあるんです。大きな家の暗い洗面所。いまなら感じない、恐怖ですな。5点(2001-03-22 04:22:41) 12. 幸福の黄色いハンカチ 出所した男が初めてビールを飲む・・・・。なんていいシーン、そしてなんていい演技。僕は醤油ラーメンとカツ丼とビールを同時に出す大衆食堂を探しに北へ旅立ちます。7点(2001-01-15 08:37:03) 13. スター・ウォーズ これだけ見るとストーリーがわかりづらいと思うんですけど。キャリー・フィッシャーははたして美人なのか?6点(2001-01-11 23:18:14) 14. ドランク・モンキー/酔拳 たいへん面白い。体育の着替えの時間に「おまえ、なかなかセクシーじゃな」というのがはやった。7点(2001-01-02 20:59:09) 15. アルカトラズからの脱出 昔、TBSの月曜ロードショー(荻昌弘)で2回くらいやっていた脱獄ものの名作。主人公の緻密な計画をドラマチックに描いた。「ショーシャンク」のお手本になっている部分は多いと思う。それにしてもアメリカの刑務所で出る食事が「おいしそう」だと思うのは自分だけでしょうか。スプーンでプレーンなスパゲッティーを食べてみたい。それに「ショーシャンク」で、アンディーがモーツァルトの件で入れられた特別独房から帰還した朝、レッドとハーモニカの話題になるところでアンディーが食べている四角いパンみたいなもの、あれ何?ものすごく食べてみたい。8点(2000-11-13 00:02:25) 16. 犬神家の一族(1976) 日本の推理ドラマ。恐怖映画を装いながら、しかし純粋な推理小説である。映画ならではの脚色に驚く。このシリーズでの坂口良子のキャラクターが好きである。9点(2000-10-31 01:56:59) 17. ナイル殺人事件(1978) 初めから犯罪は始まっている。初めてみたとき、種明かしにしびれた。しかし、いかにも英国の女史が作った物語のにおいが強くて・・・市川崑は彼女の名前をとって久里子亭と名乗っているが、石坂浩二の「金田一シリーズ」の方がずっと優れている。ポワロの科白、「犯人がサカナじゃないことだけは確かだ」だって、その言葉のどこにセンスが見あたりますか?この科白がマイナス1点。7点(2000-10-31 01:47:54) 18. オーメン(1976) 個人的にはエクソシストより怖いと思う。残忍だ!初めのベビーシッター(?)が死ぬところなんか、気の弱い人は絶対みない方がいい。みない方がいいっていわれるとみたくなるのはわかるが、でも見ないで!愛してるわダミアン!やめろおお。ことの真相が知りたくて、これを切っ掛けにして僕は聖書を買った。全部読んでないけど・・・7点(2000-09-26 14:01:33) 19. JAWS/ジョーズ たとえば、映画製作を勉強しようと思ったら、この作品はさけて通れない。それほど「教材」的な映画だと思う。シーンの一つ一つが上手な技巧であり、同時にそれが観客にわかりやすい。今作ったら、絶対CGを駆使したものになろうが、それでは生きない。作る側の魂が感じられる。ところで主人公と、妻と、海洋学者が3人でワインを飲むシーンがあるが、(TV放送ではカットされていたはず)これって「セブン」の1シーンに似てる。ワインをグラス一杯に盛っていたり。みなさん、DVDでもう一度!10点(2000-09-20 23:16:21) 20. 激突!<TVM> S・スピルバーグの才能と若いハングリー精神が合体した名作といってよい。ちなみに彼が監督した「刑事コロンボ-構想の死角」も秀作。8点(2000-08-21 11:38:15)
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