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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. ルールズ・オブ・アトラクション 《ネタバレ》 オープニングの逆回し、引き付けられました。得に腐葉土状態の所から枯葉が出てきてひらひら舞い上がって緑色を取り戻すシーン、よかったなー。”青々と繁る葉の一枚だった、あの頃のわたし”なーんての想像させてさ。。でも、最初見せた結末に対して、ものすごく意外と思える人間関係を掘り起こすわけでもない本編は少々退屈すぎたかと。・・しかもラストあれれ?結末変わっちゃった?ショーンはケリーをスルーしてバイクで去った、ローレンとポールが話をしていた・・あれれ?はじめに”こうなることはわかっていた”なんてナレーションがあったのに、違う結末に辿り着いた?・・だとしたら、優しさのある終わりだけど・・選択肢の違いもわからないのにどうして結末変えられたの?って感じ。あとでショーンベイトマンは同じ原作者の”アメリカンサイコ”のベイトマンの弟!なんてわかっても・・映画が面白かったと思えるわけでもなく・・曲とかテーマいいのに、もっと面白く出来なかったかな?って感想でした。[DVD(字幕)] 4点(2005-05-30 13:44:50) 3. TUBE/チューブ 《ネタバレ》 うーんアクションの迫力だけなら及第点なんですよ。例えば駅爆破のシーンだけでも凄いと思えました。日本ではあのクラス出来のCGも滅多にないですよね。・・・なのに演出やら脚本やら粗だらけで、がっかりさせられます。え?なんで?って思えるおかしい部分は挙げたらきりないですよねマジで。映画だから全部リアルなんてこっちも望んでないけど、このシリアスとギャグとも思えるシチュエーションのバランスは、好みもあるかも知れないけど、悪すぎなんじゃないでしょうか。だから俳優さんが誰に似ているかなんてのを考えちゃいました。捜査一班班長役イムヒョンシクは声だけ聞くと笑福亭鶴瓶。インギョン役ペドゥナはやや懐かし気味の遠藤久美子。主人公チャン役キムソックンは若いころの石原裕次郎+石黒賢+劇団一人。ギテク役パクハッサンはコージー富田。・・いやファンの方、読んでも怒らないで下さい、そっくりって言うんじゃないです。ちょっと似てるなー・・と。ええ、なにより、そんなこと考えながら見ちゃうくらいの出来なんですってば(笑)[DVD(字幕)] 3点(2005-05-25 23:23:30) 4. キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 十字軍遠征のこと、知ってるようで知らなかったから、映画がまんま史実ではないのは承知で勉強にもなりました。この手の戦記ものは1人1人の人の描き方がどうしても浅くなっちゃうようで、そこはトロイもそうですが実力ある俳優を多く起用することで補おうとしてるのは、ある程度成功しているかと。一つ不満点はボードワン4世死後、妹が仮面を外すシーン。きれいな時の自分を思い出してというのが最後の言葉だったのに、外しておいてひるむなよ妹よ。キスでも抱擁でもしてくれれば外す意味があった気がしたのに、あれだけだと視聴者の「仮面の下はどんなことになってるの?」って好奇心を満たしてくれただけになってるように思えた(ハンニバルのメイスンじゃないんだから!と)残念。・・妹がキスするとボードワンの顔は素のエドワードノートンになって眠りについている・・なんての見たかったおれがベタベタなのかな(笑)逆に何人の方が言っている、『姫を娶れば戦争の回避ができた。愛してもいた相手をあそこで拒否する心情は?』に関しては『正義感や倫理観ですら時に無益な犠牲を出してしまう』という戦争の非情な側面を見せたかったのかなと思えました。ただ”苦渋”も見せて欲しかったのも事実で、噂されるDVD完全版が出るのであれば、その辺があるのかないのかも気になるところ。それにしてもスケール、美術、衣装・・物量作戦に弱い自分は圧倒されました。戦略なんかもトロイよりいろいろ見せてくれて満足です。 P・S:映画評と少しずれますが、サラディン、ボードワン4世という思慮深い王は史実というのを2冊の本で読んで映画の興奮が蘇りました。[映画館(字幕)] 7点(2005-05-19 13:51:04) 5. オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 ハ ヒッコヌキ ウデ ブッタギル シタ チョンギルンダスミダ・・・冗談はともかく。楽しめました。楽しいと言うのはおかしいですけど、驚きたいという気分の時に観たので満足です。前半のユーモアある演出に心の中でツッコミを入れつつサクサク楽しんでいると・・バイオレンス・・中盤オデスと共に謎の少女とのロマンスにうつつをぬかしてたりしたもんだからラストは空いた口が塞がらなかった。マジで?クソ。やられた・・ロマンスパートが最大の復讐劇だったのか・・って。スタイリッシュと言える演出や、一場面飛ばしちゃうだけで笑わせるとこ、痛い痛いバイオレンス、韓国映画のある種のサービス精神には驚かされました。[DVD(字幕)] 8点(2005-05-19 12:48:11) 6. デッドベイビーズ バカバカしいのも、エロいのも、グロいのも、ドラッグネタも好きなほう、ポールベタニーも好き、小ネタや演出も面白いなって感じるものもあった、オチも悪くない・・じゃあなんでDVD鑑賞中『いつ止めよう』が頭をよぎりっぱなしだったのか(笑)一言で言えば合わなかったってことだとは思うけど、完全なコメディじゃないのにシリアス場面の感情がぜんぜん伝わって来なかったからメリハリがなかったし、テンポも悪く感じた。好きな要素が台なしに感じたんで辛口です。2点(2005-03-27 22:58:01) 7. カリスマ 歯痒いです。タイトルも流行り言葉にあやかりつつ、本来の意味でのアプローチですけど、cureやアカルイミライほどのパンチ、アイロニーが感じられないのは劇中にセリフとして使いすぎたからかも知れません。黒沢作品は4作見てきたので不条理感は楽しめたし、音楽を含めユーモアある演出も面白く見てました。不条理でもナンセンスでも難解でも多くの人に愛される映画はあると思います。でもそれらは、ジグゾーパズルのようなバラバラなメッセージが組み立てなおす事で”絵”になるものたちだと思います。残念ながらこの作品はピースをはめても絵にならず、足りないピース、余計なピースまであったように感じます。だから歯痒く感じてしまいました。監督名を出さなくても作品を見て監督がわかるようなスタイルのある監督は好きです、いつかカリスマ的な力を発揮して欲しいと思います。3点(2005-03-25 18:20:39) 8. 回路 《ネタバレ》 むむむ、好きな要素と嫌いな要素がいくつもある映画です。嫌いな要素【第三位】個々のキャラクターの取る行動やリアリティが必要な部分の設定が変。無断欠勤の対応や勝手に人の部屋に入って「あらいたの?」など・・【第二位】フィクション部分の基本設定が変。あの世に許容量があるのはいいとしましょう、でも何故人を消す必要が?あと霊がネットで広がるって、霊ってもっと自由に行動できるんじゃないんですかね?乗り物(ネット)に乗って移動しなきゃいけないのかな?それにそんなに”こっち”に来たがってたのならラストの廃虚と化した東京に霊が大手を振って(って変ですが)いてもよかったような。ひっそりと存在できるなら何も人を消していかなくたって良かったんでは?【第一位】フィクションを構成する上で重要な役者のセリフ(言わば監督に代わり基本設定や理念を説明してるわけですよね)が幼稚なものが多かったこと。・・では好きな要素【第三位】嫌いな~でも触れている部分で矛盾を含みますけど、自殺する人と消える人がいる事。ひょっとしたら霊は選ばせるのかも知れない・・自殺して霊側になるか、消滅=未来永劫孤独で何も変わらない空間に追いやられるか・・(それを示唆する演出はありませんが(笑))でもそう考えたりすると結構面白かったりしました。【第二位】終末感。無人の東京。大風呂敷だなとも思ったけど、雰囲気はあって、しかもそれが物理的な侵略でない点。【第一位】恐怖描写。得に序盤。日常会話しながらの首吊り。女の霊の映像のコマ落とししたようなグニャとした動き。飛び下り。**結果として『あーツボも突いて来るのになんだかおしい・・』そんな気持ちになりました。5点(2005-03-25 17:45:29) 9. アカルイミライ 《ネタバレ》 タイトルいいですね。”明るい未来”なら明るく健全な印象。アカルイミライだと・・ヒアリングしそこなった単語のような飲み込めないナニカを感じる。硬く冷たい印象を持つのは自分だけじゃないはずです。ま、それと同時に軽いポップな印象もありますけど。観賞後第一印象・・わからん。でもこの居心地の悪さとそれだけじゃないナニカ。わからんでくくりたくないナニカ。無軌道、気力がない、キレやすい・・そんな2人を見ていて、はじめは『こんなアホに感情移入できない』って思ってたのに、『こんな風にしたくないことから逃げ、キレたい時にキレたら・・・楽かも(いえ間違っても殺人はしたくないですよ)』と、ほんの少しうらやましくさえ思ったっけ。・・でも結局、健全な未来は示されず、自分がある程度常識にそって活きていることに安堵も覚えた。・・・んーやっぱり映画の核心に近付けてない・・じゃいっそ自分なりに楽しんじゃえ・・仁村はミライを夢に見ると言っていた。なら、おしぼり工場の休憩中の居眠りで、うなされて見ていた夢が本編だとしたら?・・起きた仁村はこのミライは受け入れず、新しい未来を作ろうと、夢からではなく覚醒していくかもしれない。そう、あてはないけどアカルイミライを築くために・・ラスト仁村がどこに行ったのかわからなくなったのは、もう夢の世界にはいないから。。ふぅ、これでいいや(笑)(それを暗示する演出なんていっさいないですけどね)でも、このくらいブッ飛んで考えないと有田、仁村のみならず、うまくまとめあげている世界観ではありますけどリアリティが欠け落ちてると思うんですよ。有田が”行け”のサインを残した後、仁村が生まれ変わったように快進撃するサクセスストーリーならうれしかったのに・・それじゃベタですね(笑)6点(2005-03-20 13:17:13) 10. キリング・ミー・ソフトリー エロティックサスペンス系は好きなので、エロさもひねりも演出も薄味で物足りなかった。え?これだけエロシーンあって物足りないのかって?回数があればエロいってもんじゃーありませんよ。一回ごとに映画的意味があるか、関係性や価値観が変わっていくくらいじゃないとね。話にのめり込めなかったせいか、見通しの悪いところで車が一時停止しなかったとことか、つまんないとこで『映画(作り物)だなー』なんて思っちゃいましたよ。ライティング含めちょっといい絵はあったので1点プラスしての4点。他のみなさんのレビューをザクッと見ましたけど”変態”的と思った人も多いいんですね・・・そうですか・・・自分にはわりと普通に・・いやいいんです、気を付けます(笑)4点(2005-03-16 15:43:40) 11. ソウ テンポのいい映画だなと思いました。残酷描写でこちらの推理力を揺るがせて、あっと言う間の100分。ツッコミどころはあるにせよ、ツッコませる時間を与えないリズムもあった。そんな中、劇中の時間が無駄に流れて見えるのは惜しい所。たしか7時間ほどはあったはずの”有余”こちらが”過去の事件”をみている間、アダムとゴードンが無駄に時間を費やしてしまっているように感じられる。疑心暗鬼の罵りあいや、生きようとする執念、焦燥をもっともっと感じたかった。とは言え、『さぁ来いひねりのあるスリラー!』と期待を込めて見た自分を満足させてくれるだけの内容。リアリティある長編小説ではなく、ブラックユーモアのキレの良いショートショートを読んだような後味でした。7点(2005-03-16 11:43:39) 12. dot the i ドット・ジ・アイ DVDで鑑賞。パッケージに”結末は話さないで!”なんて期待させちゃって・・なんだかなーでした。タイトルもいいし、ヘン・ナイトくらいまではドキドキな雰囲気だけど、時間が経っても人物描写が深まらないせいか、キャストやストーリーも見る側を映画内に引きずり込むだけのものがない(キットは感情移入できるくらい描かれてますが)・・結果、推理に集中出来ちゃうからいただけない。この映画よろしく、鑑賞中の自分をビデオで撮影していたとしたら・・たぶんバーナビーとのセックスの時のカルメンのように、気持ちの乗らない微妙な表情をしつづけてたことでしょう・・エンドクレジット中に入るオチ(?)も完全に蛇足かと。でもこれは、DVDパッケージで過剰に期待させられた哀れな男の感想。未見でこれを読んでしまったのに見ようと言う方がいれば、ここの評価基準4点”意外と面白くない。全然期待しないで行くとひょっとしたらひょっとする。”このくらいの気持ちで鑑賞することをおすすめします。4点(2005-03-16 11:10:17) 13. 21グラム 「わかりにくい」という感想を予備知識として見ました。 覚悟していたせいか、個人的にはこの編集はありだと思った。 もし時間軸通りに見せていたら、サスペンス的要素、スピード感 が失われたような気がします。乱雑にも感じる”過去”の挿入に よって、取り返しのつかない時間が痛いほど強調されて感じた。 生きていくうえで、取り返しのつかない間違いはしたくない、 自分はそんな選択はしない・・はずだ・・普通に生きていれば・・ でも、登場人物も悪人がいたわけじゃない。普通に生きたかったはず。 毎日ニュースで流される事件、事故もあるいは、普通に生きていたかった人 の取り返しのつかない出来事なのかと思いを馳せた。 7点(2005-02-04 12:54:15)《改行有》 14. テキサス・チェーンソー 《ネタバレ》 ホラーに8点は悩みましたけど、昔ホラー好き少年だった自分を楽しませる(怖がらせる)内容に8点です。「スクリーム」も今までのホラーの定石をキャストに語らせるというホラー好き向けサービスに笑いましたが、この作品は「まだ、殺さないだろ?」「フェイントだろ?」という予想を裏切り、あっさりざっくり殺してしまう(助からない状況)展開に驚きました。チェーンソー度(?)UPで、床でカタカタ回るチェーンソーだけで「あぶねぇよ」「怖ぇ~よ」と目を細めちゃいましたもん。あ、あと、自殺する女の子のシーン。発砲→血飛沫→呆気にとられる主人公達の表情→カメラが引いて、弾痕を通る→死体の首がガクッと垂れる→リアウインドウの穴をカメラが抜け、血飛沫のついた車のガラスを外側から映す・・このシーンは引き返せない悪夢のはじまりとして秀逸。オリジナルと比べ不条理感はDOWNしましたが、束の間、ホラー少年に戻れました。・・気分は悪くなったけど満足(笑)8点(2004-10-06 12:30:33)(良:1票) 15. トエンティマン・ブラザーズ 《ネタバレ》 キャスト、あらすじ、衣装や美術・・大体よくできているだけに・・つまんないなーって思えちゃう。その程度の準備で大金が狙える?とか、5人でも無理とかって話してた割には・・なんか2人邪魔だけしてる人いますけど?とか、そんな突っ込みは置いておいても、まだ納得行かないとこあります!一つは女!あれだけ怪しキャラで、あれから半年もフランクといたくせに?シナリオとしては裏の裏をかいたつもりだと思うんだけど・・それじゃ表のまんまだよと。。もうひとつは$1000万の行方!『直接的には言わなかったが、フランクがそうと思えるセリフを言った』『あーあいつは頭がイイからな』・・・あの会話が真相?・・信じられない!確かにバス車内からフランクも”牛”見てました。主人公も『牛のケツに突っ込んできた』とほのめかしてしまいました。でも、もうちょっと明確にフランクが奪ったってわからせるものないと、納得が行く演出ではないですよねー?・・そして最後の矛盾。$1000万奪ったのに何故フランス行かなかったんだよフランク!・・いや矛盾なんて、ほとんどの映画にあるんです。そうじゃないんです・・自分の言いたいのは・・他の方も言っていましたが、愛せるキャラクターや雰囲気があっただけに・・もうちょっとなんとかならんかったかと腹を立ててるんです!(笑)2点(2004-09-28 01:32:19) 16. 破線のマリス 《ネタバレ》 ラスト驚きましたー。・・冷静に考えれば、キャストがストーリーの為の駒になりすぎているし、展開も驚かせる為のものになっちゃってるんですが・・どーにも驚きました。ゾッとしました。6点(2004-07-30 15:30:25) 17. ルール3 ムムムム・・話も関係ないし、原題見ても”3”じゃないじゃん!ビデオを売る為にそんなタイトルの付け方ってあり?(他にもありますが)・・と、その部分でマイナスが大きかったな。。”3つの願い”ホラー版って仕掛けは面白いと思ったけど・・やっぱいまいち。”3””3つの願い”ってことで・・3点が妥当?3点(2004-07-26 14:23:52) 18. ヘブン・アンド・アース 《ネタバレ》 何人かの方が言っていますが、”おしい”感がある映画です。仏舎利CGは普通の裏史劇だと思って見てたから、コケそうになるほどびっくりしました。ミラクル起こすなら、李よりむしろ来栖生かしておいて欲しかったのは・・日本人心理?・・だってわざわざ遣唐使をドラマに盛り込んだんだから、歴史で語られることはなかったけど、実は中国の人ではなく日本人がその真相を知っていた・・って感じのお話の方がロマンがありません?美術、戦闘とよくできているので、なおのこと”おしい”と感じました。5点(2004-07-26 13:36:45) 19. ドッグ・ソルジャー(2002) 《ネタバレ》 うむむ。低予算映画なのに評判がよかったので期待し過ぎました。・・最初、負傷をしたライアンを見つけた時、”あれ”がなんなのか、もっと聞こうとしないかな?あれほどの負傷者がいるのに家で休もうとするかな?・・ま、初期設定が気に入らない映画は山のようにあるけど、きっと一番イヤだったのが”人狼が死なない”ってこと。中盤の攻防は、結局意味が無い様に感じちゃって・・不利な戦いは面白いけど、無理な戦いには魅力が感じられなかった。そうかと思えば、銃にひるまない人狼がパンチで後ずさり・・え~?(笑)でも、前振りが短く、見せ場を配した展開は低予算ホラーの鏡。自分も期待しなければ、もっと楽しめたかと思います。4点(2004-07-20 13:49:54)(良:1票) 20. スパイダーマン2 《ネタバレ》 ”1”で、すっかりスパイダーマン気に入ってしまった口です。・・あれから2年・・自分が歳をとったのか・・それとも自分の中の子供心に響いたのか・・感動して泣いてしまいました(笑)・・たしかに”ギャラリーの目の前で核融合?””叔母さん元気すぎ”といったマンガ部分と、”悪役がブヨ腹””ヒロインが美人じゃない”というような、ある意味リアルな部分がイヤという人も多いようですが・・自分はいい具合に入り込めました。・・まずドク・オクのアームのデザイン、動き、音、そして”モンスターのままでは死なん”・・やられました。そして、なんといってもピーター。ウジウジ描写だって、”必ず彼は戻る”ってマンガ的予定調和も親近感もあるから、おもしろかったです。・・たった一人で悪に立ち向かっても、報われないことばかり、家賃まで払えない・・葛藤の末、選んだ正義・・ボロボロになって行く姿、顔を見られた人達との一連のやり取りには、ほんと涙が出ました。。映像のクオリティもいいです。CGっぽさが目立つところもあったけど、元々マンガだし全く気になりません。浮遊感、爽快感は言うに及ばず、電車から高架下にたたき落とされる場面の、映像の奥行きと言うかスケール、すごいです。3作目の前振りもワクワクしました。ラストのMJの堅い表情に、2人の前に立ちはだかるであろう暗雲を感じるけど・・次作公開予定2007年・・ピーターのさらなる成長と苦悩、活躍を期待します。P・S:ブルースキャンベル今回『靴のひもが弛んでる』『ネクタイも・・』あげく『途中入場はできません』とピーターに意地悪してまましたが・・”3”にももちろんでるんでしょうね(笑) 8点(2004-07-16 11:00:55)《改行有》
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