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プロフィール |
コメント数 |
175 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
埼玉県出身 70年代生まれ A型です。
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1. ローマの休日
よく、テレビでこの映画の名場面が流れるとき、最後のほうでアン王女が「(今回の訪問先で)いちばん思いで深く印象に残っている土地はローマです。」と言うシーンが流れるけど、「どこの土地もそれぞれ良かったです。」くらい言うのが良識ある発言じゃないか!?などと思っていたところもあったんですが、今回初めてちゃんと観て、そのシーンのとき「いずこの地もみな思い出深く…ローマです。なんと言ってもローマです…」と公式的な言葉から突然正直な気持ちを言ったのを見て「そうだったのか~!」と知り、とたんにブワっと感動が押し寄せてきました。ほんと、名場面じゃん!だいぶ話はそれてしまうけど、昔(10年以上前)「とんねるずのみなさんのおかげです」でこの映画のパロディをやっていたのをすごく思い出しながら観てました。ゲストで大原麗子がアン王女だった。けっこうきちんと映画のストーリーに沿っていて演技も面白くて、「ああ、この場面もパロディでやってたな~」と懐かしかった。今はもう、とんねるず、そういう面白いのはやってくれないな~(^^。8点(2004-10-31 01:23:27)
2. 王様と私(1956)
ミュージカル映画をほとんど観たことがなく、初めはなじめなくて、アンナと子どもたちが一緒に歌う場面などは「お母さんといっしょ!みたい…」と思った。でも、だんだん慣れてくると、歌や曲に聞き入りました。「Shall we dance」が始まる時はゾクゾクしたし(優雅に軽やかに踊るんじゃないかと思っていたら、結構激しいダンスだった!)曲に合わせて王様の子供たちが順番に登場するシーンが、とても好きです。自分もあのスカートの中はどうなってるのか気になってめくりたくなると思うし(笑)王様役のユル・ブリンナー、この映画で初めて知りました。スゴイ存在感ですね…何となく、コミカルで力強い演技や見た目の雰囲気が、二枚目になった竹中直人みたいだと思ったのですが(笑)この作品、自分は舞台を観たことはないけど、今でもブロードウェイで上演されていて、日本でも日本人のキャストで舞台で上演されたこともあるけど、もしかすると普段だと王様役よりもアンナ役のほうが華やかだし目立っていることが多いんじゃないのかな!?でも、ユル・ブリンナーが王を演じたときは圧倒的に王様のほうが目立ってしまう、そうだったんじゃないかっていう気がして、すごい才能を持った人だったんだと感じさせられる。
ただ、物語の内容はアジア蔑視されているというよりも、キャラクターが深く描かれていなくて表面的な出来事をなぞっただけみたいであまり面白くないと思った。全体的に明るくコミカルな作風だからそうしたのかな。余談ですが、ワーナーブラザーズから出ているこの映画のアニメ版を観たことがあるのですが、物語は子供向けに脚色されているけど、歌はメインの曲がしっかり入っていて本家版のダイジェストという感じでけっこう良かったです。そのアニメ版に「私は夢見ていた」という歌が入っていたのですが(タプティムと恋人のデュエット)、この本家版には入っていなくて残念でした。舞台のミュージカルでないと聞けないのかな!?8点(2003-10-13 14:58:04)《改行有》
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