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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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変更日付順12

1.  影なき狙撃者 《ネタバレ》 前々から見たいと気になっていた映画。DVD購入してやっと見ました。 いかにもJ・フランケンハイマーらしい硬派の政治サスペンス映画の傑作だと思います。 朝鮮戦争時が舞台で、「洗脳」の恐ろしさ、共産主義の恐ろしさ、そしてアメリカがいかにこの当時 共産主義を恐れ憎んでいたかがよくわかる映画でもありました。 洗脳されて無自覚に殺人を犯すレイモンドも怖いけど、もっと怖いのは母親(アンジェラ・ランズベリーが圧巻!)。 彼女が大統領候補暗殺の指示を与えた後で息子の額、頬、そして唇に濃厚なキスをすることで この母子が近親相姦であることがわかる瞬間がもっと怖かったです。 主役のフランクシナトラの演技の上手いのにも感心しました。見ていて黒沢清監督のサイコホラーの傑作「Cure」と通じる 部分があるなとも思いました。もしかして黒沢監督はこの映画見たのかなぁ・・・・・・[DVD(字幕)] 9点(2016-01-15 14:31:13)《改行有》

2.  新・悪名 テレビで見たんだけど、勝新はもちろんだけど、田宮二郎が出色。彼の大阪弁のカッコいいこと、小気味いこと。水を得た魚みたいで、それでいて、すっごく自然!芝居も何もしてないんじゃないの?って言いたくなるくらいだった。勝新は江戸っ子なのに、大阪弁が、これまた違和感なくて、さすが勝新とあらためて感心。8点(2004-05-11 13:56:00)

3.  座頭市物語 冒頭、市が丸木橋を四つん這いで渡るところから惹きこまれる。斬り合いは少ないけど、シャープなモノクロ画面の美しさ、端正さ、 ニヒリズムと人懐っこさと殺気と優しさと不気味さが同居した市の存在感がたまりません。天地茂の平手神酒も出色。ラスト、市を斬ろうとしたヤクザがバランスを崩して川で溺れ死ぬのを「どうせ、ロクなもんじゃねえ」と呟く市が痺れるほどカッコいい。やくざたちの描写もリアルですね。10点(2004-05-11 13:50:19)(良:1票) 《改行有》

4.  馬鹿まるだし 寅さんの原型となる山田喜劇の誕生とも言うべき重要な佳作。完成試写を見て、喜劇を作れと会社に言われたのに、ひどく糞真面目で、ちっとも可笑しくなく、しかも全くつながってないバラバラの映画が出来た、俺はもう駄目だ、クビだと、完膚なきまでに山田監督は落ち込んだそうだ。ところが映画館で上映すると客がみんな笑ってるという知らせを受けて、劇場に駆けつけた監督は上映後、柱の陰から出てくる客に泣きながら頭を下げたという。こういうエピソードを知ると、喜劇って真面目な話なんだなと痛感する。そして、大衆がこの監督を支え育てたという事実は本当に素敵なことだと思う。8点(2004-05-09 00:37:52)(良:1票)

5.  椿三十郎(1962) 黒澤監督は当初フランキー堺を主演で、山本周五郎の原作に忠実に脚本も「日日平安」として撮ろうとしたが「ホノボノし過ぎている」という会社からの横槍で、滅法強い三十郎の話になった。本当は満点にしたいけど、妥協を強いられたことにマイナス1。しかし映画自体は、滅茶苦茶に面白いし、黒澤監督の本音が登場人物や、彼らの台詞に出てるのも興味深い。三十郎に助けられた奥方(これがいい!)が「本当に良い刀は、ちゃんと鞘に入ってるものです」とヤンワリと三十郎を諌めて、三十郎が一瞬見せる反省の表情。そして何よりも、要所要所で押入れから出てくる小林桂樹。いかにも人が良さそうで、争いごとが嫌いそうで、どこか惚けた、この人物にこそ黒澤監督の本音が出ている。「俺はこんな男を主人公にして、これを作りたかったし、本当はこういう男の方が好きなんだ」という本音。それを、ほとんど押し入れの中にいる、あのキャラクターにチラチラと、しかしハッキリと託している所に、とかく豪快なイメージを持たれる黒澤明の素顔が出ていると思う。それと9人の若侍のキャスティングも上手い。裃の似合わない俳優ばかり選んでるところがさすが。新卒の新入社員の着るスーツが、どこか貸衣装みたいで似合ってないのと同じで、裃が似わないからこそ初々しさが出る。昔の監督ってキャスティングが上手かったんだなぁと、そのことにも感心。勿論、クライマックスの果し合いの凄さは・・・・まさしく、これは筆では書けない。これが映画です。9点(2004-03-16 21:38:07)(良:3票)

6.  暗闇でドッキリ 手厳しいコメントが多いけど、好きですぞ。ベタで、馬鹿馬鹿しくて、けっこうけっこう!おおいに笑って、その盤、夜泣きしたぞ。8点(2004-03-14 00:31:55)

7.  俺たちに明日はない 実在のギャングを、まるで民話のように、哀惜さえ込めて描いているところにアメリカという国の不思議さ、不可解さを感じる。ラストの壮絶さは言うまでもないが、その直前ボニーが車の中でリンゴを齧る場面で、ああ聖書だな、アダムとイブを下敷きにしてるんだなとわかった。禁断の木の実を齧ったために楽園を追われた男女にダブらせてるところに、やはりキリスト教の匂いがある。青春映画として秀逸。ラストの銃弾の雨は、好き勝手にマシンガンをオモチャ代わりに、「自由」に生きてきた2人への教会の祝福の鐘の音だという、どなたかの指摘は鋭い!考えても見なかったよ。あの凄まじいラストで2人は真に結ばれたということなんだな。そんな2人への祝福であり、同時に罰でもある。「おめでとう!」と笑いながら「でもやったことは、やったことだ」という刑の宣告でもある。日本の御伽噺にも残酷な話が多いけど、それと共通する質感があるなと思った。優しく諭すように語りながら、その奥に怖く厳しい戒めを含んでいる。本当の自由なんてものがあるとしたら、それはこういう最後と引き換えにするべきものなんだという厳しくニヒルな教訓だ。8点(2004-01-02 23:54:08)(良:1票)

8.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 恐るべき喜劇。ピーターセラーズの一人3役は一世一代の名演技。イデオロギーも、国家間のバランスも、デカイの一発落とせば終わりじゃないかとでも言いたげな、とことん無慈悲で皮肉な笑い声が聞こえてくるようだ。核ミサイルに跨って、ロデオよろしく降下していく米兵のパイロット、「総統、私は歩けます」という狂った言葉。無数のキノコ雲に被さる「晴れた日また会いましょう」という喉かな歌。その底知れぬ恐ろしさ。世界中の政治家に見て欲しいね。本音を見透かされたような気になるだろうな。10点(2004-01-02 23:23:58)

9.  2001年宇宙の旅 わかる、わからないというより、ただただ圧倒される映画。まさしく映画でしか描けない世界。確かにビデオで見た人は、これを批評する資格はないかもね。トリップするって、こういうことなのかとはじめて思わせてくれた映画。気安く分ったなどと言いたくない。脱帽あるのみです。10点(2004-01-02 23:15:11)

10.  馬鹿が戦車(タンク)でやって来る シュールで、暖かくて、でもちょっと凶暴で、どこかギラギラしてて、寓話のようなところもある。犬塚弘のキャラクターは、「ギルバートグレイプ」のディカプリオ扮する知的障害者の少年に受け継がれてるように思います。「ギルバート」の監督、これ見たのかな?8点(2003-12-27 11:53:44)

11.  秋刀魚の味(1962) 小津の映画は、短い台詞に、何とも言えないリアリティがあるなあ。この映画でいうと、「ちっちゃいんだ。太ってんだ。可愛いんだ」というのがそれ。言葉のリズムが、とっても心地良い。微苦笑を誘うユーモアも、たまらない。そして、そこはかとない哀歓と諦観、無常観も決して重苦しくない。軽いタッチで撮られた枯淡の境地の作品。8点(2003-12-21 00:54:46)

12.  夜の大捜査線 南部の差別の徹底と執拗さがリアルに伝わってくる。そこにドップリ浸かってきた警官スタイガー。ポワチエもいいけど、スタイガーが圧巻。黒人への偏見に凝り固まった男が、その偏見を少しずつ克服していく感情の流れが素晴らしい。そして肌の色と差別を克服した二人の、まさしく「男」の信頼と友情のさり気なく無骨な暖かさ。「絶望するな。人間は変われる」というハードボイルドな人間信頼のメッセージ。日本では、なんでこういうふうに描けないかな。差別一つにしても。9点(2003-12-19 03:12:23)

13.  招かれざる客(1967) アメリカという国の健全さがここにある。自国の暗部を、こんな爽やかなホームドラマにしてハミングでもしてるように見せてしまう。しかも差別への怒り、人間は平等なんだというメッセージはちゃんと伝わってくる。出てる俳優がみんないい。こういうところが日本は敵わないね。見習うべきだと思うね。この精神。8点(2003-12-19 03:06:11)

14.  いつも心に太陽を ちょっと見てて照れるけど、どこまでも真っ直ぐで穏やかな眼差しで見つめられてるようで、いいなあと素直に思える、とっても後味のいい映画。クサイと言えば言えるけど、感動できるのは、作者がこの映画で言おうとしてることを信じてるからだろう。8点(2003-12-19 03:02:45)(良:1票)

15.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> コロンボが、けっこう身奇麗ですね。記念すべき第一作なせいか、まだコロンボのキャラクターが固まってない。しかし、この作品でのコロンボの執拗さは、見てて怖くなる。情け容赦ないものな。7点(2003-11-05 00:31:52)

16.  泥棒野郎 ビデオで見たのですが、これは笑った笑った、特に前半は絶好調ですな。後半の銀行強盗する仲間に元映画監督の親父がいて、他の仲間に、あれこれ演出するのが、いやもう可笑しいこと、可笑しいこと。とことんナンセンスだけど、ロマンチックなところも按配を心得ていて、頼もしいことこの上ない。カメラなんか、すごくラフに撮ってるみたいだけど、それがまたいいのです。10点(2003-11-05 00:26:10)

17.  テキサスの五人の仲間 へちょちょさん、この映画を登録するとはお目が高い。ふっふっふ。思い出すだけでも頬が緩むほどの隠れた傑作。題名も、始まりも何てことないのに、いや、その語り口の上手いこと上手いこと。キャスティングもいい。ヘンリーフォンダが、ポーカー好きの親父に扮してるのもいいし、何と言ってもポーカーのポの字も知らない貞淑なフォンダの嫁さんが、五人のギャンブラーを相手に大勝負を挑むところ。「頑張れ!」と言いたくなるぜ!10点(2003-11-03 02:17:36)

18.  ブリット 黒のタートルネックのセーターと、ショルダーホルスターが、こんなに似合う人はいないでしょう。それで充分。他に何か言うことあるか?9点(2003-11-03 02:09:50)

19.  パーティ 冒頭で、でかいオープンセットを木っ端微塵にしちゃうところは、好きです。いいですね。馬鹿馬鹿しくて、ガハガハ笑いました。7点(2003-11-01 22:14:34)

20.  酒とバラの日々 コメディのイメージが強いブレイクエドワーズの、力の入ったシリアスドラマ。主役二人のアル中の演技、特にジャックレモンは、見てて怖くなった。ラスト、まだアル中を克服できない妻が通りをフラフラ歩くラスト。一見救いのないように見えるが、レモンといっしょに応援したくなる。「克服しろよ。立ち直れよ」と。8点(2003-11-01 22:10:01)

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