みんなのシネマレビュー |
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1. 甘い嘘 身に余る遺産はもらっちゃいけないってことですね。って違うよ。久しぶりにジャン・ユーグ・アングラードの映画で良かったと思う一本。いくら夫を愛するが故でもそれは許されないよ。隠し通せるわけはなく、夫がそれを知って平静でいられるわけがないんだから。だって自分に力がないって思い知らされることでしょ。妻の愛を頭ではわかっても心はついていかないと思う。あんないわくつきの屋敷を相続する時、なんで少しも躊躇しないかな、彼女は。6点(2003-11-24 17:29:03) 2. タンデム 何度見てもじんわりと泣ける映画。はじめはカメラを向けられた時だけぴきぴきにひきつった笑顔を見せていたミシェルが、ラストに相棒に向ける笑顔の温かいこと。もうこれだけで涙が・・もの哀しいテーマ曲もそんな気分を盛り上げます。10点(2003-11-14 15:15:49) 3. 私は「うつ依存症」の女 「うつ」の苦しさはわからないけど、ちょっとしたことで不安定になり、人を傷つける言葉を吐くのではらはらしてしまう。クリスティーナ・リッチ大熱演でした。ところで、この監督は「インソムニア」のオリジナル版を撮った人です。 6点(2003-11-08 22:02:59)《改行有》 4. キル・ビル Vol.1(日本版) スプラッタなあのシーンはふざけすぎだなと思うけど、まあこういうの好きなんだろうし。いやなのは日本人が出てくるところ。あまりに不自然すぎて正視できない。わざとと言われてもやはりいやです。ユマとルーシーの会話は日本語にする必要ないと思う。一騎打ちの「いくよ」「きな」に「!」がつかないくらいの迫力のなさに唖然。4点(2003-11-08 21:59:42) 5. 白い花びら モノクロの無声映画。カウリスマキの映画に出てくる人はみな無表情だからこういうのにぴったり。公開時は字幕だけで見て、弁士付で再見。やはりこのくらい説明がないと現代の人間にはわからないなあ。7点(2003-11-02 15:48:24) 6. スパイダーマン(2002) 前半はおもしろいの。でもスパイダーマンとゴブリンだけの戦いになると、なんで~って感じ。ゴブリンて何も考えてないのかな。せっかく頭いいんだからもっと大きな野望を持てばいいのに。グライダーに乗るシーン、この中身はウィレム・デフォーなんだよね~と思うととっても微笑ましいポーズ。キルスティンはどんどん平凡になっていくね。5点(2003-11-02 14:47:54) 7. 二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 確かにジョージはレニーをうっとうしがっていただろう。彼がいなければ悲劇の寸前のように仲間たちと楽しくやっていけるだろうし。でもレニーほど自分のことをわかってくれ、必要としてくれる人間はいない。そんなことを思っているに違いないジョージのアップは切なかった。8点(2003-11-01 04:24:21) 8. リトル・ダンサー 公開時に見たときは10点だ!と思ったけど、改めてみるとそうでもない。簡単すぎるのかな。オーディションといい、家族の気持ちの変化といい。でも、あの不器用なお父さんは何度見ても泣けます。兄貴だってなんだかんだ言ってもちゃんとエプロンして家事してるし、弟の出発は暖かく見守ってるし、いい奴だよ。8点(2003-10-31 22:05:54) 9. ドメスティック・フィアー 見なくてもいいかな~と思いつつ見たらけっこう集中した。なかなかコンパクトな展開で見やすいのでは。トラボルタはほんとに歯をくいしばってるみたいな口で喋るね(笑) みなさん書いてますがブシェミが出てきて喜んだけど、こんなことすると殺されるぞ~ってわかりやすすぎ。5点(2003-10-31 18:23:20) 10. 危険な関係(1988) 久しぶりに再見。一瞬監督誰だっけ?と思い出せなかったよ。こういうコスチュームもの大好き。マルコヴィッチのもにゃもにゃした喋り方はあまり好きではないんだけど、このアクの強い顔でプレイボーイができるのがはさすがです。ユマ・サーマン、キアヌ・リーブスがまだ初々しかった頃。マルコヴィッチの召使でピーター・キャパルディも出てたんだ。なつかしい。ユマのセシルが婚約者の公爵が36歳だと聞かされた時、「老人じゃない!!」と言ったのはショック。いつの間にか追い越してる。主人公たちみんなが若~いわけだ。8点(2003-10-29 23:46:27)(良:1票) 11. 恋は邪魔者 《ネタバレ》 友人に薦められて観た。ただのロマ・コメだと思って観ないつもりだったけど。主人公たちが素直でいいなあ。身元を偽ってはいるけど気持ちは偽ってない。裏が有りそうで無い。60年代だからかなあ。カラフルで明るくて健康的。またまたユアン・マクレガーの歌が聴けます。6点(2003-10-29 23:29:59) 12. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い それぞれのみんなが主人公の話は好きなので、大いに期待して観た。しかしこんなところでドリアン・グレイに会えるとは・・でもなぜか、トム・ソーヤーをハックルベリー・フィンと間違ってしまう。これだけ集めちゃうと話に重みをつけろったって無理よねえ。まあまあではないかな。眉毛の手入れをするドリアンに笑い、陽に当たっても平気な吸血鬼とベニスの狭い水路をなぜかするする通り抜けるどでかいノーチラス号にちょっとツッコミを。6点(2003-10-29 22:51:03)
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