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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. タイムライン こんな設定が好きな私としては面白かったです。つっこみどころは多々あるし、石棺を見ながらの会話である程度先が読めたりするんだけどね。深く考えずに楽しんだ者勝ちってとこでしょうか。タイムスリップした考古学者達に同化してわくわくしながら観ました。レディ・クレアとマルクのラブストーリー、「レディ・ホーク」と合わせて考えると、ドナー監督って結構ロマンチストのような気がしますね。7点(2004-03-20 17:16:49) 3. Mr.ディーズ これは「オペラ・ハット」のリメイクとは思わずに、全く別物の軽いコメディ映画として観れば結構楽しめる。製作者の意図もリメイクというよりもコメディ化でしょう。一緒に観た人に「この役のオリジナルはゲーリー・クーパーよ」と言ったら吹きだしてましたから、配役がすでにギャグと言えるかも。火事現場から猫を救い出すシーンでは、泣き声の効果もあって大笑いしました。ウィノナはなんか無理しているようでちょっと痛々しかった。6点(2004-03-19 17:37:02) 4. たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 邦画はあまり観ないんですが、とても丁寧に作られているな、というのが第一印象。生活は苦しくても出世欲も無く、男尊女卑でもない清兵衛。だから、一家にそれほど悲壮感は無くて子供達も幸せそう。清兵衛の生き方に♪ボロは着てても~と口ずさみそうになりながら、最後に報われればいいなと観てました。朋江と手を取り合ったところで、よかったね~と思ったのに、そのあと3年で・・なんてラストは喜んでいいのか、悲しんで良いのか、、後日談は無かったほうが良かったと思うんだけど。陽水の歌も浮いてたかなぁ。あと、屋外セットがきれいに作られすぎてて、本当の生活の匂いまで感じられなかったのがちょっと惜しい。宮沢りえもたすきがけのシーンなど着物の所作が美しくて日本女性の美が感じられて良かったです。 7点(2003-12-05 17:18:59)(良:1票) 5. ROCK YOU! ロック・ユー! ストーリー自体は軽くて、あまり面白いとは思えなかったし、音楽も中世が舞台のこの映画に合ってたかどうかは、個人的には微妙。でもこの映画の収穫は、何といってもポール・ペタニー。彼を見つけられただけで、これ観てよかった。そんなふうに思ったってことは主演のヒースはポールに食われちゃったってことね。5点(2003-11-25 17:20:59) 6. キューティ・ブロンド ブロンドで人の良いお嬢さん育ち、おしゃれ命!てところは「クルーレス」の延長線上だと思うけど、エルが凄いのは超ポジディブ思考で諦めないで頑張るところ。ルックスがかなり回りから浮いてても、自分のスタイルは貫き通す。彼女だけカラフルなノートパソコンに羽のついたペン、教授へも笑顔、のシーンなんかは解かり安すぎて笑ってしまった。今までだったら嫌われたり、バカにされたりだったキャラをリースがキュートに決めてる。軽くみられがちの映画だけど、大切な事は何か、ちゃんと描いてある良い映画だと思います。 7点(2003-11-25 17:08:10)(良:1票) 7. マリー・アントワネットの首飾り 衣装や宮廷シーンなど背景は豪華なのに肝心のストーリーが薄っぺらくて、なんかちぐはぐな印象。首飾り事件の顛末も「ベルはら」のほうがよっぽど面白かったうえに説得力があった。ジャンヌがヴァロア家の末裔というそれ自体が詐欺だった事を、本当の出自にしてしまっていることも感情移入できなかった一因かも。とんでもない悪女そのままのほうが良かったのに。ラストの処刑シーンも必要ない。全体的に焦点がボケてる。 4点(2003-11-23 01:22:16) 8. 陰陽師 野村萬斎の清明は立ち居振る舞いが美しくてさすが。伊藤英明の博雅も演技は別として雰囲気は合っていたと思う。興ざめなのは蜜虫とカラス。神秘的な存在のはずが、そのカケラも感じさせないどころか、ただの侍女だったとしても下品で俗っぽい。演技もひどい。カラスはあんなちゃちな作り物を使うよりは、本物の烏を使ったほうがよっぽど不気味だったのに。無駄にお金使ってます。 3点(2003-11-12 12:27:28) 9. ムーラン・ルージュ(2001) ユアンが♪the hills are aliveと歌い出した所で「惚れた~」と思ったけど、映画全体としてはあまり好きではありませんね。色彩も美術もケバくて、やりすぎ。グロテスクとも思えるような演出も頂けない。洗練とはほど遠い。この監督はいつまでもドロ臭ささが抜けませんね。でも、ユアンとニコールのシーンだけは美しくて好きなので困ってしまいます。点数は全部そのシーンに。6点(2003-11-08 10:29:18) 10. アザーズ 《ネタバレ》 観ているこっちの胃がキリキリしてくるくらい厳格な母親が、病を持った子供を抱えて、戦地から帰らない夫を待つうちに精神的に追い詰められてしまった末の悲劇。あまり好きでなかったニコール・キッドマンだけど、グレース・ケリーを彷彿とさせる美しさに加えて、同時期の「ムーラン・ルージュ」とがらりと変わった姿に感服。それにしても最後のオチ、私予告で解かってしまいました。それでも楽しめましたけど、もっと注意して作ってほしいです。7点(2003-11-02 10:00:00) 11. グラディエーター もう、隅々まで好き。冒頭の戦闘シーンからローマ軍の強さや、マキシマスの指揮官ぶりが良く描かれてるし、剣闘士になってからの戦いもそれぞれ趣向が違う物を見せてくれてうれしい。CGによる当時のコロセウムの姿の再現も歴史好きにはたまらない映像。そしてなによりもラッセル・クロウが素晴らしい。惚れました。正体を明かすシーンのセリフも下手するとクサくなりそうだけど、決めた!肉体的な逞しさだけでなく、哀しさや優しさまで完璧なまでに表現した彼の演技があったから、より説得力がある物語になったと思う。ホアキン・フェニックスの皇帝も単なる悪役ではなく、父に愛されなかったために歪んでしまった人間の悲しさを感じさせる好演。ジュード・ローと競って役を獲っただけあります。リチャード・ハリス、オリバー・リード、久々に見たデビット・ヘミングスらもいい味出してます。ラストは涙が止まらなかったけど、家族の元へやっと帰れたんですよね。リドリー・スコットに監督賞、ハンス・ジマーに作曲賞あげたかったですね。10点(2003-10-30 17:21:55)
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