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プロフィール |
コメント数 |
195 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
誤読御免 |
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1. 野良犬(1949)
何から何まで骨太で、50年以上経っても骨組みにほとんど緩みが無く、引き込む力もいまだ衰えない「作品力」はさすがと言うしかないです。 ひとに勇んで薦めるほどの華のある作品とは言いにくいですが、バディ物の元祖として観る価値は充分にあると思います。[DVD(字幕)] 7点(2005-09-09 01:16:16)
2. カサブランカ
ボギーのニヒルな男のダンディズム、バーグマンの麗しのフェミニズム、洒落た会話の数々、そして淡い大人のラブロマンス。 「時の過ぎ行くまま」にすたれる事も無く、後の数多の作家や役者が模倣を試みた娯楽映画の原点であり名作であることに異論は無いが、刺激の強いあからさまな原色作品に目が慣れてしまった今では残念ながら色あせて見えた。 偉大なるスター映画の化石として大切に博物館に並べておくのが妥当だろう。 それにしてもイングリット・バーグマンは美しかった。 「君の瞳に乾杯」したくなるのも分かる。 時代とともに移り変わる理想の男性像、女性像、ファッションなどもこういったクラシック作品を見る際の楽しみではある。 その時代に思いを馳せる、という意味ではやはり博物館で化石を見るときと一緒だ。 そこにあるのは今はもう絶滅してしまった時代そのものへのロマンである。 少々むず痒くなる部分もあるがそれはそれとして、まったりとその世界に浸るのが正しい見方なのではないかと思う。6点(2004-01-18 02:45:17)
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