みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 岸和田少年愚連隊 矢部と宮迫が非常に良い味を出している。今、個人的に一押しの山本太郎もgood。この3人に限らず登場人物全員の演技が自然で、観ていて楽しい。物語を貫く気だるい閉塞感、とくに主人公の家庭のシーンは息苦しくなる程。最近、監督の作風が丸くなっているが、本作や「ガキ帝国」のような強烈な大阪を描いた作品をもっと撮り続けて欲しい。7点(2003-11-03 20:11:16) 2. ファイト・クラブ 危険な映画。現代の抑圧された物質文明、資本主義社会に対する強烈な反乱。タイラーのセリフ「ファイトしないで、なにがわかる?」が、社蓄リーマンの私の胸に突き刺さる。劇中のブラッド・ピットの見事な肉体はタイラー・ダーデンの精神を体現しており、モラルから開放され行くエドワード・ノートンの不敵な笑顔が圧巻。18禁にしたい映画だ。8点(2003-11-03 19:39:10)
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