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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 黒いオルフェ 《ネタバレ》 とにかく「濃厚」の一言に尽きます。膨大なエネルギーがフィルムに収まり切れず、火花になってほとばしっているかのよう。登場する人々のコミュニケーションも、主人公達の一気に火のつく恋模様も、狂乱のカーニバルも、行き場の無い嫉妬と失望も、ものすごいパワーを見せ付けてきます。タイトルは前々から知ってはいたものの、こういう内容だったのか!と、度肝を抜かれました。オルフェウスの神話をこのようにアレンジするとは、まったく恐れ入りました。[DVD(字幕)] 8点(2006-12-21 12:38:23)(良:1票) 2. 理由なき反抗 7点(2003-12-29 20:30:27) 3. めぐり逢い(1957) 優等生的な映画だなと感じた。5点(2003-12-23 22:57:40) 4. 十二人の怒れる男(1957) 数年前にレンタルで一度観ただけだが,強烈な印象を残している作品。利害のない小集団のプロセス処理の,ムダを一切省いた傑作ですね。本作ほど製作費をかけずに人をうならせる映画も稀少。[ビデオ(字幕)] 8点(2003-12-21 00:13:35) 5. エデンの東(1955) 本作『エデンの東』を,そしてジェームズ・ディーンをこんなにも愛している方々が居ることを知ってものすごくうれしい。豆の苗を植えた畑を走り回るキャル,誕生祝を受け取られずに荒れ狂うキャル… 目に焼きついて離れないよ。[ビデオ(字幕)] 9点(2003-11-27 13:42:44) 6. 巴里のアメリカ人 ストーリーは単純すぎるし,偶然が重なりすぎてどうかと思うが,間違いなく印象には残る映画だといえる。やはりダンスのインパクトが大きい。当時のジーン・ケリーは何歳だったんだろう。職業(生き方)に悩む青年にしては老け過ぎに見えるな~。6点(2003-11-12 15:51:41) 7. 羅生門(1950) おどろおどろしいものは精神的に怖くて苦手だけど,これは例外。三船敏郎がこんなに素敵だとは!雨の音・朴訥としたしゃべり方・白黒の映像が妙にマッチしているように感じた。長く心に残る映画。8点(2003-11-07 14:47:19)
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