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1. ジョニーは戦場へ行った
《ネタバレ》 点数はとてもつけられないのであえて0点を選びました。
20年くらい前に見た映画ですがその時の強烈な印象は
今でも色褪せないです。
こんなむごい話があるだろうか。これは戦争というものの悲惨さを
書いた作品では無く、人としての尊厳そのものを書いたものだと思います。
両手両足を失い、見る、聞く、話す・・・すべてを奪われ、肉の塊と化したジョニーは
命を絶つことも、命乞いすることもできず。
感想なんて何も言えません。この映画をもう一度見ようと思える日が
来ないことだけは断言できます。[ビデオ(字幕)] 0点(2009-10-04 16:25:55)《改行有》
2. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 子供の頃テレビで見たときは上手に作れなかったフレンチトーストのシーンしか頭に残らなかった。大人になって改めて見て「こんなストーリーだったのか」とびっくり。子供の面倒をみる父親をクレイマークレイマーと呼んだりしてましたよね。とにかく父と子の生活描写、心の歩み寄りの描写が丁寧で見ていて飽きません。きっとあのくらいの年代の子供がいるお母さんには自分だけ出て行く母親役の気持ちがわからないんだろうな、などと予想もつけたり。あの子役の演技力、素晴らしいですね。8点(2004-12-05 18:21:25)
3. ロッキー2
《ネタバレ》 ロッキーの単純な続編ですが、これが又いいです!やはりここでもエイドリアンとの
純愛をベースに、一夜にして巨万の富を得たロッキーが変わっていくさまを
描いています。
動物園でのプロポーズのシーンは私が女だからでしょうか、何度見ても
感動です。あまりに危険なためアポロとのリマッチには最後まで大反対の
エイドリアン。難産が祟ってこん睡状態に・・・。
そしてついに目覚めたエイドリアンがひとこと「Win!(勝って!)」。
今書いてるだけで思い出して鳥肌がたちます(涙)
前作同様、試合のシーンは手に汗握る展開。そしてとうとう・・・!!
テレビに向かって涙を流し愛していると囁くエイドリアンに
再度感動です。
ロッキー最高!!!!!!(・・・・そしてロッキー3にて落胆させられる
ことになろうとはこの時は知る由もなかったのである・・・)9点(2004-07-18 16:11:01)《改行有》
4. ロッキー
《ネタバレ》 初めて見てからかれこれ20年は超えているというのに
いまだに見るたび感動してしまう。
ロッキーとエイドリアンの純愛をベースにロッキーの大出世を描く
スポ魂ものだがこれがなんと素晴らしいんでしょう。
25周年を記念して発売されたロッキーのDVDボックスを先日買った。
初作であるロッキーは特別編と称してスタローンのロングインタビューや
関係各者のインタビュー、当時のテレビスポットなどおまけがいっぱいだ。
なかでもすごいのが関係者の音声解説付きなところ。
なんだろうこれ?と思い解説付きにして本編を再生してみると
ずーっとほぼ全ての場面での解説を監督やカメラマンや、出演俳優らが
しゃべっているのであります。
もちろん本編はどこもカットされることなく再生中、ずっと解説付き。
これがかなり面白かった。初めて明かされるエピソード満載だ!
面白かったエイピソードを3つ紹介↓
●ロッキーが感謝祭に初めてエイドリアンをデートに誘う場面。
ポーリーがエイドリアンの焼いていた七面鳥を窓から投げるシーンについて、
予算が少ないから七面鳥が1羽しかなく、投げるたびにスタッフが
毛布で受け止め次のテイクに又使う、を繰り返していたとのこと。
もげた足をポーリーが食べているのだが、1羽しかないから次のテイクでも
食べなければならず、食べるフリをしていたそう。
●最後のシーンで「エイドリアーーーン」と叫ぶロッキーに駆け寄る
エイドリアンの帽子が脱げる場面。これは釣り糸で引っ張ったそうだ。
そして彼の元に駆け寄った彼女を見て最初に発するロッキーの
言葉を「Where's your hat?(帽子はどうした?)」にしたかったとのこと。
自分の怪我や試合の結果よりも何よりも彼女の帽子を心配する一言にしたかったと。
●試合前に着るガウンが大きくてブカブカなのは実際発注していたのよりも
大きいサイズで撮影の前日に届き、直す予算が無かったから。
仕方なくそれも話の中にジョークで取り入れてアクセントにしてしまったとのこと。
・・・この解説を全部聞きながら見るロッキーは私にまた新たな感動をくれました。
絶対に死ぬときの冥土の土産に持って行きたい映画です。10点(2004-07-18 15:47:10)(良:1票) 《改行有》
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