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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. トップガン 若者向けのハリウッド娯楽作品の代表。芸術的な中身とかは無いんだろうけれど、娯楽作品としてうまくできた作品だと思いますよ。F-14の飛ぶ映像が美しく、80'sのロックミュージックと絶妙にマッチしている。アメリカ海軍にとっても良い宣伝になったでしょう。織田裕二主演の「ベストガイ」なる二番煎じ映画が日本で作られましたが、こっちも自衛隊入隊者増加にいくらかでも貢献したんですかね。 6点(2003-01-16 15:39:40) 3. ミシシッピー・バーニング 自分がこれまで見てきた映画の中では最高傑作の一つです。暴力、セックス、ホラー、お涙頂戴的感動などを非日常的な程に過剰に描いてインパクトを持たせるという手法が映画にはあると思うのですが、この映画では人間の持つ差別心という暗い欲動を鮮烈に描いています。それだけドロドロした差別が当時のアメリカ南部には実際根強く残っていたのかも知れませんが(上映当時のほんの数十年前の出来事だったというのは衝撃的です)、ここまでストレートに描ききる作品はそう多くはありません。当時はミシシッピー州民から描写が酷すぎると抗議を受けたそうです(南北戦争で負け人種差別のスティグマを負ったアメリカ南部は、太平洋戦争に負けて数々の戦争犯罪を糾弾される日本と色々な点で似通っています)。暴力、セックス等の過剰は昨今のアメリカ映画では珍しくも何ともありません。しかし、こうした社会問題、道徳観を深く抉るという意味での「過剰」な作品は希有です。暴力は過剰であっても安直な勧善懲悪プロットであったり、単なるキチ*イの話で済ましてしまい、真の問題には直面しない作品が殆どだからです。アメリカ南部における差別の問題が単純な善悪二元論では汲み尽くされないことは、ジーン・ハックマン演じる南部出身FBI捜査官の葛藤でうまく表されています。その一方で、ウィリアム・デフォー演じる北部出身のエリート捜査官が、おぞましい差別はびこるミシシッピー州へガムシャラに体ごとぶつかっていく姿が、この映画を単なるこ難しい社会批評映画ではない、楽しめるエンターテイメントに仕上げています。当時、司法長官ロバート・ケネディ指揮の元、全米の人種差別問題に全面戦争を展開した理想に燃える若きFBIエリート捜査官の奮闘は、見ているこちらも熱くなってきます。そんな彼が力で押していくだけでは駄目な事に気付き、ハックマンに助けを求める所から話が急展開していきます。10点(2003-01-01 08:37:16) 4. タンポポ こんなに面白い映画はそうありません。近代日本映画の真骨頂。 10点(2002-12-30 09:39:17) 5. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー アニメ映画としては最高傑作だと思います…と言っても、私は他にアニメをそれほど多く見ているわけではないのですが。普通の実写映画と比べても引けを取らない、数少ないアニメ作品でしょう。それも、ディズニーや宮崎作品のように健全(?)な「アニメーション」ではなく、いわゆるオタクが好む典型的な「アニメ」であるという点が、ある意味凄い(?)。9点(2002-12-30 09:37:25) 6. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 子供の頃は最高傑作だと信じて疑わなかったけど、改めて見るとやはり・・それでも後続のガンダムアニメとは比較にもならないほど良いのですが。今日見返してもやはり過去の記憶があるので、そう低い点はつけられません(汗)。8点(2002-12-30 09:28:38) 7. スタンド・バイ・ミー 9点(2002-12-30 09:21:44) 8. バック・トゥ・ザ・フューチャー 良質なハリウッド大衆娯楽映画。8点(2002-12-30 09:20:03) 9. 天空の城ラピュタ プロットが純粋に子供向けに作られた単純なもので、他の大人も楽しめる宮崎作品と比べるとやはり見劣りする。駄作ではないが、毒にも薬にもならない作品といったところか。5点(2002-12-30 09:18:20) 10. ブレックファスト・クラブ 最上質のDRAMA映画の一つ。制作費などかけなくても魅せる映画を作る事はできるという良いお手本。上映当時、同年代だった人が今見れば、日本人であってもノスタルジアを感じるだろうし、現代の若者が見ても共感できるテーマに溢れている。9点(2002-12-30 04:34:58)
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