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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 ハンプティーダンプティーのおばちゃま主人公。実は女神の様な女性という設定ではない。旦那をひっぱたき、車から飛び出す様なケンケンした中年の女性。彼女は偶然立ち寄ったカフェで似たような女性、ブレンダを見つけ、客観的な視点から彼女の家族を見つめ、慈しみを与えていく。ブレンダ達のヒステリックな苛立ちと行き場の無い憤りが、少しずつ居場所を得る行程は安心を与えてくれる。愛し、愛され、安心したい、そんな帰属意識を満たしてくれる物語でした。疲れ、苛立ち、旦那と子供にヒステリーをぶつけてしまう女性に愛を以って捧げたい。7点(2004-04-04 17:28:11) 3. ロボコップ(1987) ケチョンケチョンに貶そうと思ってこのページに来たのに、みなさんの意外な迄の高得点と慈愛に何も言えませぬ。映画って好きな人の話を聞くスタンスに似ていますよね。あーん。4点(2004-03-08 01:01:55) 4. AKIRA(1988) 《ネタバレ》 仕事上の素材研究で鑑賞することにしました。暴力的なアニメが苦手で食わず嫌いだったのですが、そのクオリティーに驚かされました。原作の画力には既に”動き”が存在しているので、果たしてどう表現するのやらと疑問でしたが、超能力の表現方法・衝撃波・時空の曲がり様、煙・炎・冷気・血、背景デザイン、どれをとってもハイセンスで呆然自失しました。ゲームのファイナルファンタジー7、ドラゴンボールのナッパとべジータ、マトリックス、あらゆるものに影響を与えています。近未来シティーファンタジーの原点はコレだったのかと驚愕の思いです。CGを利用しないアナログ時代の最後の作品で映像が心地よさを与えます。なんてカッコイイ!!! 内容も好きですね。テーマは原作と変わらない。完全な観念論の世界で、人間が憎しみと力に翻弄されて”行動の義務”の流れに巻き込まれていきます。力を持ってしまった鉄夫と仲間を殺された金田は互いに何度か決闘しますが、互いを決して殺しません。殺したくないからです。何の特別な力を持たない金田はいつまでも意地を張り夢中になってチョコマカと動きます。ちっぽけな存在ですが、その姿は美しい。不思議な主人公です。本当は主人公は鉄夫なのかもしれませんが、私達観客の視点を預かるのは確実に金田です。最後は全ての祭りが終わり、金田達の未来が始まります。大友の作品で最後に大団円って「AKIRA」位では?とにもかくにも面白かったです。世界に誇るエンターテイメント!!10点(2004-01-30 01:01:03)(良:2票) 《改行有》 5. コックと泥棒、その妻と愛人 映像は綺麗。性と食と暴力に拠る堕落。そしてタブーへ。ショッキングな割にテーマ性はそのあたりに落ちているモノ。自己追求からの表現手段はドレ?映像芸術とグロイ内容はリンクしてるの?ソウルがワカラヌ。芸術かもしれないけれどイラネ。1点(2003-11-16 02:01:18) 6. ブリジット・ニールセンの ドミノという女 エロかった。きっとエロいから未だ需要があって、一年に一回位深夜に放送されるのだと思う。2点(2003-11-16 01:56:17)
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