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プロフィール
コメント数 1198
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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1.  獣兵衛忍風帖 ふと気づいたらアマゾンプライムで配信されてました 懐かしい… 日本では無名だけど海外では有名な作品として有名ですよね(それって有名なのか無名なのか) まさかのトマトかよ! 分身意味ねえだろ!斬られてんじゃん! 口だけかよ! ちょろすぎるだろ! …と突っ込んでいるうちにサクサク話が進みます 強そうにしてる敵が意外とちょろいし、一見強そうな主人公はかなり弱い 結局登場キャラクターは強そうに見えてもみな弱い なかなか斬新です エロという声も聞きますが、基本的にしゃくれて顔の濃いキャラクタにエロを感じる事ができる人限定です 時間も短いし意外と飽きずに最後まで鑑賞できますから観て損はないでしょう 得もしないと思いますが…[インターネット(邦画)] 7点(2024-03-10 12:44:49)《改行有》

2.  グリッドマン ユニバース 《ネタバレ》 映画として純粋にストーリーを観れば、実は最初の5分と最後の5分をくっつければそれで話は終わってしまう。 六花に告白。青春だね!! じゃそれ以外の1時間40分は何をやってるかというとただのお祭りです。 フアン向けのお祭りムービーです。 死んだキャラもリタイアしたキャラも全部出るし、それはお祭りだからオッケーてかむしろ出せよって感じだし、なんなら初代グリッドマンもバイクの兄ちゃんとして今回はストーリーにかかわります。 なによりインパーフェクト→UNIONとおなじみの主題歌がかかってなんか派手に合体してればそれだけでテンションマックスです。 なんか設定を埋めたりするために小難しい事を言ったりしてますが、実質意味がないので気にしなくてオッケーです。 そんな映画なのでテレビでグリッドマンとダイナゼノンを観た人ならおそらく楽しめますし、そうじゃなければ面白いわけがありません。僕はUNIONもインパーフェクトも鼻歌でそらで歌える人なので、もちろん楽しめました。 てかそういう人しか観ませんよね?こういう映画って。だから無問題なのです。 そしてこの映画、うまいのはラストの〆方。水ダウのみんなの説くらいスパっといいところで終わらせてくれます。 エンドクレジットの前は二人がもにょもにょするところでバシっと切ってくれるし、そしてエンドクレジット後ですよ ふつー うん、フツーですよね、わかります笑[インターネット(邦画)] 7点(2023-11-17 18:03:03)《改行有》

3.  バッドガイズ(2022) 観はじめてすぐ「なんなの?このルパン三世をいかにもハリウッドでパクりましたみたいな映画は…」というのがとにかくハナについてとても観ていられません。 演出やら間の取り方やら、ハリウッドのクライムムービーをルパン三世でパクったらこうなりました、みたいなアニメなのです。 あまりにもハナについてしまい耐えられなかったので、途中でいったん視聴をやめてネットで情報収集。 「本作は、ルパン三世やBEASTERSにインスパイアされて製作されており…」 そうなの?じゃ「いかにもルパンぽい」って印象は正しかったんだ! てか?BEASTERS?だから主人公が狼なわけ? てかそりゃルパン+BEASTERSじゃこうなりますよね…というそのまんま映画でした。 それさえわかってしまえば(最初からパクリ…いやインスパイアされたものだとわかってれば)ポイところもそれほど気にならず、最後までスルスルと視聴できたわけですが…じゃ面白かったかというと、ルパン三世テレビSPレベルのシナリオを最近のハリウッドのCGアニメで造りました!程度の内容のまま最後までいってしまったので…いや、さすがにキツイですよね… とても面白いとは言えません。 まぁつまらないとまでは言わないので暇つぶしにはいいのかもですが、決して暇つぶし以上の映画ではないかな、と。 てか「ルパン+BEASTERS」と言われて観ると「空気感とか再現度高いよな!」と逆に関心するレベルの映画で、そういう意味ではハリウッドはやっぱりすごいともいえるわけですけどね。[インターネット(吹替)] 5点(2023-11-12 20:11:24)《改行有》

4.  ワルキューレ 非常に地味に丁寧に史実のヒトラー暗殺映画を描いた映画です。 この手の「実話映画」で問題になるのは最初から結果がわかっていることです。 戦争中に何度も計画されたヒトラー暗殺計画が成功していないのは誰しも知っている事なので、この映画の結末も誰でも想像できます。 結果が分かったストーリーを2時間見せられるのってどうよ?という事です。 この手の実話物の最高傑作は「ユナイテッド93」だと思いますが、あれは映画的な脚色を極力減らしたからこその緊張感がありました。 この映画の場合、娯楽映画としてのスタイルをとりつつ実話を描く、そういう意味では非常に上手に映画として作られているとは思いますが、結果としてやや中途半端になってるな、と、そう感じました。 また映画のあとにwikiを確認してトム・クルーズ演じる伯爵大佐が、実際にどういう人でどういう評価を受けているかを勉強できた事は収穫かなと思っています。 映画用の脚色したスタイルかと思いきやリアルにあの姿だったんですね。なるほど~[インターネット(吹替)] 7点(2023-10-09 13:36:05)《改行有》

5.  #フォロー・ミー(2020) これは多分そういうオチなんだろうなぁ…と思って観ていると本当にそういうオチだったという映画 そういう意味で意外性は皆無なわけですが、それにしてもこの手のネット配信者が不愉快、かつ、どう考えてもこんな配信面白くないだろ…的なのは世界共通なんですね[インターネット(吹替)] 6点(2023-09-08 19:11:00)《改行有》

6.  X エックス(2022) Twitter改名記念にこの映画を観てみました。 映画が面白いかはどうでもいいとして、これって時代的に「老人の性を馬鹿にするな」とか問題にならなかったのでしょうか? 明らかに揶揄してますけど… あとさらにどうでもいい個人的な事を書くと、今まで観たホラー映画史上もっともヒロインが可愛くないっていうね…[インターネット(吹替)] 5点(2023-08-24 12:56:36)《改行有》

7.  バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 某映画批評(伏字になってない)で「ずいぶん人を選ぶ」とか書かれてて「はぁ?」 考えてもみてください。 彼女と初デートで映画を観に行く事になり、行った映画館ではなぜかコーエン兄弟フェス 「ノーカントリー」と「ファーゴ」と「バーンアフターリーディング」が上映されてました。 さぁ何を選ぶ? こうなったとき選べるのは「バーンアフターリーディング」だけです。 他の2本を初デートで観ても暗い気分になるだけ。 てか「ノーカントリー」を初めて観て「かっこよかったね!」と目をキラキラさせる女とかちょっと怖いです。 バーンアウトリーディングなら安心。 「ブラピが横山尚隆に見えてきたね」なんて会話を楽しめるし、あの椅子をうれしそうに紹介するジョージクルーニーを観て笑いながら顔を赤らめる彼女の横顔も楽しめます。 初デートで選べない時点で「ファーゴ」や「ノーカントリー」の方がよほど人を選ぶといえるじゃないですか。 だから某映画批評は間違ってるし、この映画を人を選ぶとか言ってる人はちょっと間違ってると思うのです。 さて少し真面目な事を書くと、勘違いやちょっとした運でトラブルが拡大していくのは彼らの映画の定番。 そういう意味ではまさにコーエン兄弟らしい映画だと思うし、変に雰囲気重視の過去作品よりよほど面白いと個人的には思います。何しろ話題が身近で地に足がついてるとこがいいです。いやCIAは身近じゃないけど、男女関係とかリアルでみんななにがしかの経験がある事ばかり笑 少なくとも僕個人は途中でダレるしなんかスノッブで楽しい気分にもならない「ファーゴ」や「ノーカントリー」より、あの椅子で爆笑できるこの映画の方が面白いし、好きです、ええ。 てか今自分のファーゴのレビューを読んだら「いい映画だろ感がハナにつく」と書かれてました。さすが自分、筋が通ってます笑[インターネット(吹替)] 7点(2023-08-24 11:31:43)《改行有》

8.  キングダム2 遥かなる大地へ 3作目公開に併せて地上波放送してたので観たわけですが… 原作コミックもアニメ版も観ている人間からすると「実写版」にはそれらにないプラスアルファが欲しいわけです。 原作もアニメ版もすでに存在するわけですから、そこにない良さがないと実写映画化した意味がありません。 そう考えると1作目以上に「なんのための映画化なん?」という気分が抜けない2作目でありました。 人間が演じる以上外連味などはどうしても落ちてしまって見栄えはしないですし、しかも実写映画ならではの大人の事情が見え隠れするのも鼻白んでしまう理由の一つ。 一例を言えば劇中に橋本環奈が登場するわけですが、あの時点であんな場所に彼女がいるわけないでしょ。立場考えようぜ。 絶対にあそこにいるのはおかしいんですが、ナチュラルにさらっと居るわけです。 それは一回橋本環奈をキャスティングした以上なんとか出さないとダメなわけでその苦肉の策なのか…と。 そういう大人の事情的なのが透けて見えるのはやっぱり観ててしらけてしまうわけです。 「実際の人間が演じてないと!」とか「漫画やアニメはそもそも見ないタイプで実写のドラマや映画しか見ないんだ」なんていう偏屈なタイプの人用なのかな…と覚めた眼で映画を眺める2時間でした。 いや規模といい前提的に頑張って作ってるとは思いますけどね…ただそれだけです。 あとどうしてもだめなのが羌瘣役。 もちろん「動ける女優」という事からのキャスティングだと思うんですが、原作キャラの眼力、目の大きさ、あと背の低さを考えれば例えば今田未桜あたりがベストだと思うんですけどね。 動きはCGとかダブルでなんとかすればよかったのに…と。 まぁそのあたりは製作サイドとの拘るポイントの違いだろうし、そういうとこが合わない時点で自分には合ってないんだな…というのがわかるわけですが…[地上波(邦画)] 6点(2023-08-07 20:36:12)《改行有》

9.  カールじいさんの空飛ぶ家 大人になって(子供をもって)初めてその良さがわかる映画がある…何てことがときどき言われますが、老人になってはじめてそのほんとの良さがわかる映画っていうのもあるのかもしれないな、と。 これぞPixar。素晴らしい映画でした。[インターネット(吹替)] 9点(2023-08-06 10:59:21)《改行有》

10.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 映画の途中で「あーなるほど…そっちに振ったのね!」とずっと思いながら観てました。 テレビでやってた仮面ライダーって、タイトルが「仮面ライダー」なのに、実は全然「仮面」が重要じゃないし「ライダー」要素も薄いじゃないですか。 タイトルが「仮面ライダー」なのに、仮面もライダーもわりとどうでもいいっていう。 で、この映画では、ないがしろにされていた「仮面」要素を超重要視。なんなら仮面さえあればいいっていう。ていうか仮面に操られているっていう。仮面の中で人は生きていけるっていう。もうそれくらい仮面が重要な役どころになっています。 で、ライダー要素の方も、やたら「もともとライダーだし奴もライダーだったし」みたいな事を劇中で連呼するし、サイクロン号が超強いし、もうめっちゃライダー。 という事でまさに「仮面ライダー」というタイトルの「仮面」と「ライダー」を重視した内容にしたんだな、と。 あと個人的に意外だったのが、柄本佑が絶妙に「らしい」事。 なんというか役柄的に本当に「ちょうどいい」。 彼がこんなにこの役にハマるとは…そう思いながら観てました。 と、いろいろ感想を書いておいてなんですが…これ根本的に話がおもしろくないですよね笑 庵野の悪いとこが出たというか「シン」がネタ切れになっているというか… で、話が面白くないところを除けば、一応いろいろ観るべきポイント(突っ込みどころというか話題にしどころ)はある映画でした。 なので(面白くないけど)ちょい甘で6点です。[インターネット(邦画)] 6点(2023-07-25 20:25:57)《改行有》

11.  ブレット・トレイン 《ネタバレ》 いかにも今っぽいハイスピードでガチャガチャしていて、そして観たあとになにも残らない娯楽映画。 伊坂幸太郎の小説は6,7冊読んだ事があるんですが、この原作は未読。 しかしこの映画を観てる途中に思ったのは「想像以上に伊坂幸太郎っぽいな!」でした。 多分原作からはかなり改変されてると思うんですが、キャラ設定やら無駄なトークやらがなんとも伊坂、そして最近の日本の小説っぽい感じなんですよね。 これコロナがなければ日本ロケあったんですかね?これで日本ロケでちゃんと日本ぽかったら…と残念に思いつつ、いやこれ逆に非日本人キャストが似非日本で動き回るからこそ、日本人が観たときにこんなに楽しめるんだろうな、と。 そういう意味ではこれ変に日本にちゃんと寄せないのが成功してると思うんですよ。 そうそう、観てる途中、この人チャニングテイタムに似てるな…と思ったホモな彼、あとで調べたらほんとにチャニングテイタムでした笑 ノンクレジットであのおいしい役なのか… それ言ったら同じくノンクレジットのライアンレイノルズなんて出てたって教えてもらわないとわかんないレベルですけどね。[インターネット(吹替)] 6点(2023-07-18 00:09:49)《改行有》

12.  キラー・ジーンズ 《ネタバレ》 てっきり出オチ一発ネタのめちゃくちゃ低予算B級映画かと思っていたのですが、意外とちゃんと金かかってびっくり。 しかも某社のウイグル強制労働で作られた生地つかってんじゃないの?問題を彷彿とさせる内容を扱ってたりで意外と真面目なのかも…と思いもしていたんですが… 残念ながらこの映画、演出がダメなのはまぁ当然として、ほんとにダメなのは脚本。 脚本は本当にダメです。ちゃんと内容を理解して書いてるのかすら疑問のレベル。 一例をあげれば、ジーンズが企業に復讐したいならまず狙うべきは企業のトップでしょ。ちゃんと途中で登場してるし。 当然このトップ経営者がやられるかと思いきや…途中出てきたあとは最後まで出てこない。 …え、おかしくない?殺すならそいつだろ?と。 映画の中で一回もトップが出演してないならいいよ? でも途中思わせぶりに登場してるからね?そりゃ殺すでしょ。普通殺す。 なのにそのあと完全スルー。 どうしたって「え?」ってなりますよね。 シナリオ書いた人は脳みそついてんのか?ってレベルだし、演出だってそもそもこれなら出すのおかしいって気づくとこでしょ。 しかもぱっと見「児童を低賃金で強制労働させて」的テーマなのに、綿花を詰むシーンは優雅で悲壮感皆無だし(これは演出が悪い)、そもそもこの子が死んだのも本人の不注意。 それなのに、それで恨んで店員皆殺し、味方してくれた子も死ぬし関係ない客もばんばん殺すし…え、それおかしくない? まず現地の現場監督とか上司とか殺せよ、と。 これって例えば、仕事でへとへとに疲れて帰ってきたサラリーマンが不注意で箪笥の角に指をぶつけた怒りで近所の人を殺して回るのとやってることは大差ないわけで…え、ほとんどSDGSとか関係なくない?逆ギレですよね…的な。 ストーリーの主題がそんな感じでボロボロだから、さらに細かいところを突っ込み始めるとキリがなく、無駄で意味不明なシーンも多いし…バカ映画B級ホラーっていうのはノリがおバカなだけで、シナリオがほんとにバカじゃだめなんだよ!ととにかく正座させて説教したくなる映画です。 後半のしりすぼみ感がっかり感がとにかくひどくて…6点あげたいけどあげられません![インターネット(字幕)] 5点(2023-07-17 01:18:46)《改行有》

13.  DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令 これ登録されたんですか… 島本和彦の「アオイホノオ」を地で行く(あの漫画にはあるあるしか感じない)同世代のオタクとしては、普通にレビューを書きようがない作品です。 レビューというより当時の思い出話風になりますが… 私が庵野さんと初めて会ったのはナウシカの巨神兵だったかマクロスのモンスターの原画を描きに上京してたときなんですが、その少し前に「愛国戦隊大日本」とペアで撮られた同人作品がこの映画。 当然、当時リアルタイムでDAICONの上映会で観た作品であって、こんなのまともに点をつける事なんかできません。 庵野が大学の課題で提出した「室内で撮られたウルトラマン」を原型に同人映画化したもので、撮影場所は確か鳥取だったと思います。バグジェルの爆発は想定の倍以上でスタッフは相当慌てたそうな。(実際あの火柱はかっこいい) この作品、何がすごいって登場するマットアローや街並みや基地は全てペーパークラフト。つまり紙を切った貼ったで自作したもので、それでこのクオリティなんですから「オタクってすごい…」としかいいようがありません。 その一方で出演者の演技は学芸会レベルのひどいもので、同じ演者でもまだ愛国戦隊大日本のときの方がまともに見えたんですが、これはこちらが内容をシリアスに振った分、素人演技が丸出しになってしまう事の影響でしょう。 (しかし一部日本劇場アニメに観られる声優を使ってないアニメの棒演技を思い起こせば大差ないようにも思えちゃうんですが) 演技をしようと一応がんばってる素人軍団を観ていると、普段当たり前のように観ている役者の演技って実はすごいんだな…と再確認させてくれる映画でもあります。 またこの主題歌の「戦えウルトラマン」は、本来の「帰ってきたウルトラマン」用に作られた主題歌なんですが、内容が暗すぎるという事で「ボツ」になったもの。 実際聞くとこちらの歌の方が断然かっこよくて、「え、これがボツになってあの間抜けな歌が主題歌になったの?」と当時は思ったものです。 またこのDAICON版帰ってきたウルトラマンのおかげでこちらの歌が広く認知されたためボツ主題歌にも関わらず今は普通にカラオケ配信されています。 演出は、当時のオタクとして当然の実相寺昭雄をリスペクトしたアングルとカメラワークなんですが、実際にこれを観た実相寺はこの作品を酷評していて「いや情け容赦ねーな」と思いましたとさ。 と、まったくまとまらずにオタクが知ってる知識を書き散らかすコーナーになってしまいましたが、自分の青春にリアルタイムで直結している作品故、低得点はありえません、とはいえさすがに10はないので笑9にしときます。[試写会(邦画)] 9点(2023-07-09 13:38:58)《改行有》

14.  パラドクス 《ネタバレ》 あれ、なぜか意外と評価が高いんだけど…なぜだ… 開始25分ほどの子供時代のエピソードでトランプが出てきた時点(車に乗る前)でもうだいたいのネタバレはしちゃうし、でネタバレしてから工夫も目新しさもない内容を延々と見せられたあげく最後までみても「結局それで?」としか思えないし… ループするのはわかってるけど、それがなんなん?としか思えない時点でただ不条理な長くてたるいだけのダメ映画にしか思えません。 誤解がないように言っておきますが、なんでも理由が説明されないとダメって事じゃないですよ。 理由はわからないけど面白い映画はこの世にゴマンとあります(たとえば初代CUBEとかね) でも、この映画の内容だと、そこがわからないとダメで、これだとただの投げっぱなしジャーマン。 製作者がなんとなく気分でやりたい事をやってみました、ってだけで終わってると思うんですが。 なぜ評価がそこそこ高いんだ…わからない…[インターネット(字幕)] 4点(2023-03-31 21:06:36)《改行有》

15.  劇場版 呪術廻戦 0 鬼滅以上に既存の漫画類の要素の再編成作品にしか思えない呪術廻戦。この作品ならではの独創性などは全くなく「いやこういうの見飽きたんで…」としか思えません。 あまりの凡庸さにテレビアニメ版はワンクールもたずに途中で視聴をやめたわけですが、そんな私がこの劇場版を観たらどうなるか…というと、そりゃまぁ「テレビのときと印象なんもかわらんな」という感想しか持ちえません。まぁそんなのだれでもわかる事ですが。 典型的ジャンプ系バトル漫画の典型的ジャパニメーション。 それ以上の感想もなければ興味ももてない。 この作品についてはほんとにそれにつきます。 (MAPPAはがんばってると思いますけどね) あと、これは世間でよく聞く感想でもありますが、緒方恵美はやはり碇シンジの色がつきすぎていて、どうしたって「これシンジやん…」という思いがずーっと気になってしまい話がはいってこない問題が発生しちゃうので、主人公のキャストは他の人がよかったんじゃないかなぁ…と個人的には思います。[インターネット(邦画)] 5点(2022-12-28 00:08:20)《改行有》

16.  ダンケルク(2017) ダンケルクの撤退戦は戦史に詳しい人ならだれでも知ってる有名な撤退戦なわけですが、一方で、一般的な日本人はその存在すら知らないと思うんですよね。 歴史上数多く行われた撤退戦の中では3番目か4番目くらいに成功した、そしておそらく一番規模の大きな撤退戦です。 こんなにボロボロなのに成功した方なの?と思われるかもしれませんが、基本的に撤退戦というのは成功してもボロボロなのです。 そもそも完全に成功した撤退戦といのは歴史上一つしかなく、旧日本軍が実施したキスカ島撤退作戦がそれです。 キスカの奇跡と呼ばれるその作戦について興味ある方はwikiをご覧ください。 …と、なんか話がそれてしまいましたが、戦史上有名にもかかわらずあまりにも日本人になじみがないため、このダンケルク撤退戦について多くの方が根本的な勘違いしてる可能性があります。 25年くらい前、ウッチャンナンチャンのウリナリで「ドーバー海峡横断部」という企画をやっていたのを覚えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、実はこの映画で描かれる海はまさにそのドーバー海峡、つまりテレビのバラエティ番組で「泳いで渡っちゃおう」という企画をやっちゃう程度の距離でしかないのです。 劇中、イギリスから小さな遊覧船が助けにいくわけですが「芸人が泳いで渡れるかも」というくらいの距離だからそれも可能なのです。 なんなら遊覧船でも片道3時間とかです。 逆に言えばそれくらい近いのに、どうしても帰れない…その歯がゆさがこのダンケルク撤退戦のキモなのです。 と、映画本編と関係ないとこでやたら文字数使っちゃいましたが、映画の内容ですね。 地味な映画だと聞いてましたが、実際観てみたら(陸)1週間、(海)1日、(空)1時間という3つのパラレルなストーリーを途中で交差させる凝った構成には素直に感心しました。ちゃんとした娯楽映画じゃん! って映画本編の感想みじか![インターネット(字幕)] 7点(2022-11-26 21:18:16)《改行有》

17.  21ブリッジ 《ネタバレ》 これ原題も21ブリッジなんですが、21ブリッジほとんど関係ありません。 このストーリーでも撮り方とかを工夫すればもっと面白くなったと思うんですけど、なんか微妙にダメです。 今どきのクライムムービーらしく90分程度のコンパクトな尺の映画なんですが、随所に冗長なシーンがあるんですよ。 それは劇中のただ歩くシーンとか逃走のシーンとかなんですが「え、そこそんなに尺いる?」ってシーンがちょいちょい冗長なんです。 そのおかげで特に後半、非常にテンポが悪くなっています。尺が短いんだから、もっと有効な時間の使い方しろや、と。 例えばこの手の警察腐敗ものに定番の「誰が味方で信用できるのか」とかそういう要素が劇中で皆無なわけで、この設定でその要素を無くすのは面白さという意味で致命的なんじゃないですかね?と思ったり。 あと意味深に出るくせにまったく意味がない自己満演出もちょいちょいあって、例えば劇中でタイムスタンプが表示されますけど、これもタイトルの21ブリッジ同様まったく意味がないんですよね。ただ雰囲気だけ。 全体にそんな感じの「惜しい」ポイントが散見されて、なんだろうなぁ…監督の自己満足感が高い映画かな、と思いました。 多分もっと職人気質の監督が撮ればもうちょっと面白い映画になったんじゃないかな、とそう思わせる映画です。[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-23 18:06:39)(良:1票) 《改行有》

18.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 ブラックホールぽいものから脱出しようとして脱出できない、からの「オカエリナサイ」で〆る …もう「トップをねらえ」じゃん! と突っ込んだ方も多いでしょう。私もです。 セリフだとイの文字を反転できませんけどね笑 さて映画の内容ですが、正直微妙です。 何が微妙なのか考えてみたんですが、「シン」シリーズ特有の(といっても2作目ですが)、人間の内面をあまり描かず状況のみで進めていく作りの映画にも関わらず、やたら「バディ」だの「仲間」だの内面的な熱い要素を突っ込んできてるからなのかな、と。 登場人物がどんな人なのかよくわからないのに、ワンピースみたいなノリの事を言われても観てる方はノレないのですよ。 それは地球人だけの事ではもちろんなく「この星の人のために僕の命はいらないよ」とウルトラマンは言うわけですが、途中の熱いドラマパートがないため「え、君のそのモチベーションはどこから?」と客は思わず突っ込んでしまう。 最後までそれです。 そしてトップをねらえ、で終わるっていうね。 シナリオ自体をもうちょっと無機質にすれば、あるいはいっそ「空の贈り物」をメインエピソードにしてくれれば面白かったんじゃないのか…と、いろいろ思ってしまうちょっと残念な映画でした。[インターネット(邦画)] 6点(2022-11-21 17:35:09)《改行有》

19.  ブラックシープ 映画には「その国だからこそ撮れる映画」というものがある事を考えるとこれはニュージーランドでしか撮れない映画だと思います。 いやアイスランドでも撮れるかもしれませんが…ほかの国では成立しない事を考えれば唯一無二の存在です。 B級ホラーコメディ系映画としてみればギリ水準に達していて、そこに可愛い羊が沢山出るオンリーワンな点を考慮すれば加点すら可能…ということで加点してみました。 人生の貴重な時間を使ってみるほどの映画ではないけど、暇なら観てもいい、まさにそんなレベルの映画です。 吹き替え版でみたのですが、劇中で日本語をしゃべるキャラもいたようでそのギャップを楽しみたいなら字幕一択かもしれません。[インターネット(吹替)] 6点(2022-11-17 11:55:30)《改行有》

20.  機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 テレビシリーズの13話~15話、具体的には「再会、母よ」「時間よ、とまれ」「ククルス・ドアンの島」の3本は「サイドストリー3部作」という箸休め的異色エピソードの3本としてフアンには知られているわけですが、その中で突出して評価が低いのが「ククルス・ドアンの島」なのです。 にもかかわらずそれを取りあげて一本の映画にするとか…その時点で「はぁ?」です。 映画にするならせめて「時間よ、とまれ」でしょうよ。矢沢の歌でもかけてさ。 と思うわけで、そのエピソード選択センスにオリジナルのリアタイフアンは観る前からもう不安しかないわけです。 そして本編なわけですが…あれ、これ改悪なんじゃね??とすら思えるストーリー。 演出とかコメディに見せようとしてるシーンもすべってるし…うーん…てかセイラさんのしゃべり方おかしいし。 唯一褒められる点は、ジョブジョンがめちゃくちゃ登場すること。 ガンダム史上はじめて、ジョブジョンがめちゃくちゃしゃべります! それ以外については皆さんがいろいろ書かれてるので具体的にどうこう言うことはないんですが、とにかく僕は安彦氏の監督作品とは折り合いが悪く、本当に絵だけ描いてればいいのに…と毎回思い続けています。 それは劇場版クラッシャージョウやアリオンのころからもうずっとであって、これはもうどうしようもないかもしれません。[インターネット(邦画)] 4点(2022-10-11 10:08:19)《改行有》

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