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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  甦える大地 《ネタバレ》 鹿島臨海工業地帯がここまで独創的な大プロジェクトだったとは知りませんでした。 「奈良時代に日本文化の中心地だった鹿島を復興したい」と言うのであれば、鹿島神宮や神道流剣道の様子も描いてほしかった感じ。 最近の鹿島は残念ながら「トンデモ成人式」で全国区で有名になってしまいましたが、その芽はこの頃に撒かれてたんですね。。プロジェクトが大きいほど、外から例の自称強制連行の人達が押し寄せて土地柄がくちゃくちゃになる。この日本特有の問題が、意図せずにもしっかり描かれている事に好感。客観的視点から描き切ろうという製作陣の真摯な姿勢が垣間見えます。 有能な官僚を演じた三国連太郎のキレキレの演技、地元の権力者(しかも共産党の息がかかっている)を演じた志村喬の嫌らしい演技も凄く良い。あと俳優名判らないけど地元の漁民のお婆さん。ホントこの頃はいい俳優がゴロゴロいますね。[DVD(邦画)] 7点(2021-06-12 17:17:26)《改行有》

2.  デルス・ウザーラ 《ネタバレ》 滅多に見る事のないシベリアの圧倒的な自然描写が良かったです。これだけで高得点。 不満な点は、出てくる人達がみな穏やかな善人過ぎる事。主人公の2人はケチのつけようがありませんが、他の登場人物達も揃いも揃っていい人。いい人だけならいいけど、何か借りてきた猫みたいです。ロシア人ってこんな人ばかりじゃないだろう。特にこの部隊が地勢調査を行ってるのは、原住民の侵略を含むシベリア制圧の一環でしょうから。全盛期の黒澤映画の魅力の一つである、悪人・正義漢の清濁併せ呑んだ活き活きとした人物描写が影を潜めてしまっているのが残念。よそ行き感が強すぎる感じ。 最期の強盗に襲われて命を落とすというのも、今見ると何かあざとい気も。友人との別れなんだからちゃんと山まで見送ってあげなよ。 とはいえ、睡魔との戦いも想定してたけど、個人的には最初から最後まで面白く観れました。[DVD(字幕)] 7点(2016-10-12 00:11:06)《改行有》

3.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 第二次大戦の欧州での主戦場・東部戦線を描いた映画として、ドイツ側から描いたものが「戦争のはらわた」、ロシア側から描いたものが「スターリングラード」、そしてイタリア側から描いたものが本作という事になるのでしょうか。主人公は徴兵を忌避する為に新妻と共謀して精神病を偽り→それがバレて最もキツイ前線に送り込まれ→行軍だけであえなくダウン→あまりの男前ぶりに一目惚れした現地のロシア少女に介抱され命を取り留め→そのまま結婚→戦後、情熱的な本妻に居場所を突き止められドロドロの三角関係に・・。 戦場の緊張感漲る前2作と比べると、何とも享楽的といおうか見事なまでのヘタレぶりw 「ヘタリア」だとか「次はイタリア抜きでやろうぜ」とか言われるのも御尤もって感じです。 ただし芸術的な感性は凄い。画面の1つ1つが絵画のように美しく、悲惨な東部戦線の描写も前2作より遥かに実際に近いイメージで尚且つ幻想的。映画としての美しさは他の2作の追随を許さないです。各民族にもそれぞれ一長一短があるのだな・・と思いました。まさに世界の放蕩没落貴族ですねイタリア。[DVD(字幕)] 7点(2014-08-04 12:36:40)

4.  刑事マルティン・ベック 《ネタバレ》 主人公と言える刑事が4人居てそれぞれの役割をこなす…というのが「LAコンフィデンシャル」みたい。淡々と地味ながらとても見応えがありました。最後に大活劇が用意されている事も良し。ただあまりに「反ヒーローもの」を意識した為なのか、作戦の出来が悪すぎで逆に不自然な気が。催涙弾撃込んで突入すればいいだけの話のように思えるし、最後に犯人を倒したのが志願の大工さん(素人)というのも何とも…針が反対の側にブレ過ぎた感じ。(伊藤四朗+ジャン・レノ)÷2的な風貌の刑事さんが味があって良かったです。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-05 14:28:13)

5.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 ガソリンスタンドに逃げ込んで、あー助かった、で終わっても十分怖かったと思いますが、ここから先の展開が凄い。あの古屋敷に連れ込まれ、残り1人になって誰も頼れないのに、相手の方は異常な奴がどんどん増えていく…おそろしや。下の方も仰っていますが、終わり方がイイ。逃げ延びてほっとするのでなく、狂ったように笑い転げる主人公が絶妙でした。オープニングのコロナや、月のアップ、BGMはほとんど自然音等、アート的なセンスも仄かにあって良です。マイケルもジェイソンも居ない時代にこの完成度…やむにやまれぬ創作意欲にかられて作られた物はさすがに強度がありますね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-10-16 10:56:57)

6.  サスペリアPART2 《ネタバレ》 残虐描写に目を奪われがちですが、下の方も仰られてるように内容は本格推理小説風。有名な「黒い家」は、保険ネタを除いたらほぼコレの翻案(というかパク○)という気がします。「鏡ネタ」などアイデアが秀逸。最初の殺人が起こった部屋がそのまんま塗り込められてるのが個人的にツボでした。日本の狭い住宅事情じゃ有り得ん・・[DVD(字幕)] 7点(2011-06-22 01:52:11)

7.  ストーカー(1979) この感覚どこかで味わったことがある・・・と思っていたら子供時代の野原での遊びの記憶でした。芒の原っぱは広大な海原、崖は海にそそり立つ断崖絶壁の秘密基地、廃坑は怪物の住むトンネルだったかもしれない。あそこを踏んだら異次元に落ちるから近づいたらダメ、とか。マンションの非常階段、抜け道的な用水路、おっかない爺さんの居る近所の立派な庭・・・かくれんぼかヒーローごっこか何の遊びだったか憶えていませんけども、この映画にはあの時の感覚が横溢している。「童心に戻って遊ぶ」と言えば、スポーツ化された雪合戦や欧米にあるサバイバルゲーム等がありますが、ルール化され、お金をかけて装備を揃える点で立派な「大人の」遊び。あの頃の、自由に想像力を駆使して遊ぶような面白さとは異なるものです。子供時代のあの感覚を再現するのにこういう手法があったかと唸りました。ちょっと異端の感想かしら。[DVD(字幕)] 9点(2011-06-05 18:25:56)(良:2票)

8.  ブラック・ムーン 夢をそのまま具現化したかのような作品。こういうの好きです。ただ「家」に辿りついてからは場面設定が不動になってしまったのが残念。以降は少々退屈でした。もっと車で色んな変な場所回ってほしかった感じ。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-31 23:41:39)(良:1票)

9.  ダーティハリー3 《ネタバレ》 今回の敵はストーカー等の小悪党でなくテロリスト。他の4作が暗く陰惨なムード濃厚なのに対し、比較的大掛かりで派手なアクションシーンの多い異色作。シリーズ中では一番好きです。命懸けで人質を救出した後に、のこのこ身代金抱えて登場する上司の間抜けさ・・・このストーリー、あまりに今の鳩山政権にダブる点が多くて何か笑ってしまいました。こういう時期だから放映したわけじゃないんだろうけど。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-30 06:28:02)

10.  ウィッカーマン(1973) 《ネタバレ》 チーフタンズ、アルタン、エンヤ、クラナド…ケルト音楽が好きなので少々ショックでした。ああいう描かれ方をしてケルトの方々怒らないのかな? 聞けば、元ネタは実在の島、実在のお祭だそうで(あんな人柱は無いでしょうが)、島民もエキストラ等で積極的に協力してたとかでビックリ。例えば日本映画においてお隣の半島の風習をああいう風に描いたとしたら、マスコミに総掛りでボコボコにされそうです。価値観の逆転というか、我国が何だか恐ろしい全体主義国家に思えてきました…。  リメイク版とは異なり、警部が選ばれた理由や祭の日まで追いかけっこを続けていた理由も、キチンと合理的な説明が付いています。上手く出来た話だなと思いました。リメイク版を先に観てしまった事が本当に残念。[DVD(字幕)] 8点(2009-08-09 11:12:10)《改行有》

11.  鷲は舞いおりた 《ネタバレ》 膨大な原作を上手く取捨選択してあって良。シュタイナーとデブリンは微妙にイメージ違う気がするけど、まぁ及第点。ただし最後のオチの改変はいただけない。あまり上手い喩えが思い浮かばないけど、例えば野球漫画「プレイボール」の墨谷-東実戦。11点差をあとちょっとでひっくり返せたのに…という、実現不能な事があと少しで達成できたという無念感、達成感が入り混じった情感が原作の肝だと思う。監督は虚しさ、空虚感なんかを表現したかったのかもしれないが、そもそもシュタイナーがあそこまで来る事は完全に想定外なはずのにわざわざ身代わり使って演技しているというのが不自然。あまりにとってつけた感じで、結果、映画全体が妙に安っぽくなってしまった気がして残念。[DVD(字幕)] 7点(2009-08-03 15:49:59)

12.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 思ってたより悲惨な話ではなかった。ホスト役の少年は主人公の少女の為に怒ろうとした。また、あのまま何も無ければ「下らない悪戯で卒業パーティーを台無しにした」いじめっ子グループに皆の批判が集中し、決して主人公にとって悪い結果にならなかったはず。それなのに主人公が化け物のような力を持っていたが故に、全く逆の結果となってしまった。そういう点でまさに悲劇。 最期のシーンは、人間が好きな怪物が、結局は人間社会に受け入れられずに人知れず死んでいく…というような、子供の頃に読んだ日本昔話的な悲話を思い出しました。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-11 08:53:58)

13.  ハロウィン(1978) ジェイソンもターミネーターも居ない時期にこれである事、演出がアイデアに富んで簡素かつ的確である事は流石この監督。改めて見ると殺害シーンはヒッチコックのサイコより柔らかい。個人的には、親達が外出して親戚の子やらお姉さん達で夜のお留守番という設定、あの雰囲気が、何かしら子供時代のノスタルジーを刺激して良。[ビデオ(字幕)] 8点(2008-09-28 23:05:04)

14.  デュエリスト/決闘者 ナポレオン帝政全盛期から共和制移行までを歴史背景としつつ、無名の剣士2人が、時を変え、場所を変え、武器を変えて延々と闘うという話。こういう一発ネタモノはかなり好き。更には美術に対する独特の拘りが横溢しており、個人的にはタマランです。特に最後の決闘の舞台となる古城の廃墟が素晴しい。流石リドリーの長編デビュー作という感じ。[DVD(字幕)] 9点(2008-09-28 22:27:51)

15.  ロッキー2 ロッキーがなぜ闘うのか、生活の為?アポロに挑発されたから?エイドリアンに励まされたから?…1と比べて、いまひとつハッキリ伝わってこない所が残念。最大のネックである「失明の危険」はどこ言っちゃったんだろう…。これだとロッキーより遥かに真剣で練習量も多いアポロを応援したくなってしまう気も。ファイトシーンは格段の進歩。[DVD(字幕)] 7点(2007-06-15 22:41:11)

16.  ロッキー よくテレビでやっているのを断片的に見て観たつもりだったけど、今回ちゃんと最初から終わりまで観てこんなにいい映画とは知らなかった。ノスタルジックなアメリカの下町の描写とハレの舞台の対比がイイ。音楽が何だか奇跡的に素晴しい。最近どうしようもない映画で延々とエンドタイトルが続くのに閉口する事が多いけど、こちらはあっという間に終わってしまう。いかにも低予算で無名の才能達がありったけの力を出し切った結晶という感じで良い。[DVD(字幕)] 9点(2007-06-15 22:30:21)(良:1票)

17.  THX-1138 《ネタバレ》 全体主義SFといい、白い近未来像といい、いかにも70年代で古い事この上ないですが、気にならず堪能できたのが意外。細部にも神経配らせて丁寧に創り上げられた物は、いつ観ても鑑賞に堪えうるもの何なんだなぁ…と思いました。アート性と娯楽性のバランスが絶妙。白基調の世界から一転して赤い大夕焼けへの変換は「ブレードランナー(完全版)」ラストの森林滑空に匹敵する位に好きです。 関係ないですが漫画「BLAME!」は「ブレラン」よりこちらに多く影響を受けてる感じですね。[DVD(字幕)] 9点(2005-06-12 01:13:16)

18.  ウエストワールド 確かに「ターミネーター」の元ネタという感じですね。ユルブリンナーの演技はシュワルツネッガーとはまた違った怖さがあってイイです。 さすがに今見るとしょぼく見えるのは否めませんが、逆に70年代SFサスペンス特有の「気怠い緊迫感」が、何ともいえない味になっていて個人的に好きです。[DVD(字幕)] 7点(2005-04-03 11:13:14)

19.  座頭市と用心棒 《ネタバレ》 こういう企画ものは末期症状というのが相場ですが、意外と完成度高し。かなり良かったです。斬新なたけし市もいいけど、やはりオリジナル市は味わいが奥深くてイイ。三十郎も言われるほどに悪くなかったです。実は隠密…というのも意表を突かれましたがさもありなんという感じ。演出も的確、脇役も良し、色んな要素てんこ盛りで満足です。8点(2004-12-19 11:05:41)

20.  悪魔の手毬唄(1977) 個人的に原作は「夏」的な印象ですが本作は「秋」。いかにも「晩秋」というイメージぴったりの映像が見事です。若山氏出演により暖かくも重厚なムードが醸し出されてイイ。基本的に善人である犯人があれだけの猟奇行為を行う動機が不十分な気もしますが、推理小説でそれを言っても仕方無いのかも知れません。7点(2004-09-07 22:34:04)

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