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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  竹取物語(1987) 《ネタバレ》 なぜ市川崑が、よりにもよって「かぐや姫」なのか?といぶかしく思いながら、借りてきて観たところ、UFOが登場するシーンで合点した。これは、竹取物語版「未知との遭遇」という企画(たぶん映画会社の)だったのだ。お金をかけて、役者もそろえて撮ってはいるけど、ただそれだけ。特撮がいまいちチャチなのが致命的。はたして市川崑も真面目に取り組んだのか、疑問。おそらく、これをやるかわりに、ほかの本当にやりたい企画を会社に認めさせたのだろう、と想像する。役者たちは市川崑に敬意をはらってか、しっかり演技しているのに、残念。[DVD(邦画)] 4点(2011-02-06 16:43:29)

2.  Wの悲劇 たしかに、この時の角川映画は薬師丸ひろ子の売り出し中で、その路線で作られた一作だったのだろうが、誰がみてもこの映画の実質の主演は三田佳子だ。その押尾学(?)ばりの、なにものにも優先する女優魂には、鬼気迫るものがあった。[DVD(邦画)] 6点(2011-02-06 03:22:23)

3.  Mishima: A Life In Four Chapters 《ネタバレ》  三島由起夫はなぜあのような自決を遂げたのか。実際の伝記からの、いわば疑似ドキュメンタリーとでもいうような再現シーン(写真グラフで見たことのあるような場面を、忠実に再現している)と、代表作の小説から、ヒントとなるような内面の告白をいくつか抜粋する形で映画化し、この二つの軸をないまぜにして描く。これは三島という人間とその文学への、オマージュとでもいうべき入門編となっている。外国の映画監督が日本を舞台にするときにままあるような、とんちんかんなズレが少しもないところが、まず出色だし、なにより主演の緒形拳の、三島がのりうつったか、と思えるような、まさに鬼気迫る迫真の演技がすばらしい。そのほか、『金閣寺』の「どもり」の主役、坂東八十助が絶品だったし、『鏡子の家』の沢田研二もはまっていたし、どうゆうわけか演技陣が皆しっかりしていたのは、はたしてこの監督の手腕だったのだろうか。小説シーンの、日本画風に背景をアレンジした石岡瑛子の美術も斬新だった。ところで、今回アメリカからネット通販で取り寄せて観たのだけれども、このように誠実な作りの映画を、どうして未亡人が日本公開を許さなかったのか、理解できない。亡き夫だって、他人の人生をモデルに小説を発表し、裁判沙汰にまでなっているわけだし、三島自ら映画を製作・主演しているわけだし、たかが肉親だというだけの些細で偶発的なことで、この世界的に知られた日本人の伝記映画を、この日本に暮らす者には容易に鑑賞させないというのは、はっきりいって暴挙というものだ。このことひとつだけでも、未亡人は三島を理解していなかったということがわかる。今からからでもいいから、子孫はこの非をかえりみて、進んで公開を許可すべきだと思うが、いかがか。[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2009-12-01 01:47:49)

4.  楢山節考(1983) 《ネタバレ》  正直いって、今村昌平の映画は好きじゃない。猥雑な底辺の人間臭さ。そんなもの、わざわざ映画で見せつけられてもしかたがない。けれども、ここまで強烈に描かれては、脱帽する。若い醜男がなんとまあ、犬に夜這いかけて獣姦する。ちょっと前まで死にかけていた老女が頼まれて相手してやる。......漁港ではエイを、ヨーロッパでは牧童は羊を代用にして姦するという話を聞いたことがあるけれども、犬もありか。犬との獣姦シーンを観たのは初めてだ。そんな強烈な猥雑さと、貧しさゆえの残酷さ。しかし、それだけじゃなくて、神の山で死ぬということが、病気などで在宅で死ぬのとちがって、崇高な死に方なのだという信仰がちゃんと描かれていた。ひょっとすると、この老婆のように、昔の貧しい山村の生き方では、死に時と死に場所の選択が、おのれの意志にもとづいて、案外しっかりおこなわれていたのかもしれん。現代のわれわれには、意志いかんにかかわりなく、むりやり病院で、それもぎりぎりまで延命治療で生かされて、不自由に死んでゆくことしか許されていないのだ。はたしてどちらが崇高な死に方か。こんなふうに、猥雑さと残酷さにくわえて、崇高さも描かれているこの作品は、今村昌平の最良の作とお見受けする。[DVD(邦画)] 9点(2009-01-24 03:48:33)

5.  おはん 《ネタバレ》 昔の日本家屋のセットの出来が、なんともすばらしかった。俳優陣からすると、前年の『細雪』の余勢で撮りました、というところか。しかし、主人公のダメ男のもて男の、漫画的なほどのご都合主義と薄っぺらさには、ついてゆきがたい。ひょっとするとこういうのが、『夫婦善哉』といい、関西の伝統的もて男の典型なのだろうか。それに、世のサユリストには申し訳ないが、吉永小百合の演技は、どうしてこういつも吉永小百合になってしまうのだろう。こちらも、ファンでないと少々ついてゆきがたい。ミヤコ蝶々はさすがに味ありました。とにかく、男より女の、それも昔気質の女の意地と生き様を描いております。そこがどうも小生の琴線には触れなかった。7点は、美術と撮影に対しての高評価にひっぱられての点数。つけくわえておくと、しょっぱなのタイトルで流れる五木ひろしのド演歌が、意外にも新鮮でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-08-06 03:58:08)

6.  古都(1980) 市川崑作品としては、横溝正史シリーズと『細雪』との中間にあって、まだ前者の雰囲気をひっぱりながら後者への準備となった、と思えばそれなりの意味もあったのかもしれないが、いかんせん、つい中村登監督1963年松竹版が思い出されて比較してしまう。この映画が撮られた1980年の京都というと、市電もなくなり、それまでのみやびさが陰湿さ一方につつまれた京都とちがって、明るさと小綺麗さが出てきた京都だったように記憶する。もうしっとりさも薄らいできた時分だった。そうした時代性もあるのか、松竹版の深みが感じられない。松竹版の成島東一郎の撮影、武満徹の音楽の調子の高さにも比べようがない。岩下志摩に比べると、山口百恵は呉服屋の箱入り娘の雰囲気にはなく、なにか問題ある家の薄幸の若い女(テレビの赤いシリーズの延長線!)という感じだった。せっかくの市川崑の映像美もからまわりというべきか。残念。[DVD(邦画)] 6点(2007-09-17 21:26:33)

7.  スターマン/愛・宇宙はるかに ジョン・カーペンター にしては甘いラブストーリーだが、「宇宙人」対「地球人」の関係は、かつての「宣教師」対「未開人」に該当し、しかもこの野蛮な未開人にもいいところがある、というジョン・カーペンターの視点がミソだ。こうした視点はほかのカーペンター作品にも通底している。[DVD(字幕)] 8点(2006-10-01 04:56:43)

8.  ゼイリブ 《ネタバレ》 第二次大戦中の日本でも、街のいたるところに「ぜいたくは敵だ」とか「欲しがりません勝つまでは」といった標語が掲げられていたという。「産めよ殖やせよ」といったスローガンもあった。この映画のように、巧妙に人々の潜在意識下にスローガンを刷り込ませているような政策が、ひょっとするとわれわれの知らないだけで、すでに国家によって実施されているかもしれない。異星人による侵略、というのは、話を面白くみせる「B級映画」の手法なだけで、権力側の操作による国民のひそかな支配というテーマは現実味がある。ところどころ遊び心もあって(たとえば、プロレス出身の役者によるプロレス流格闘シーン)、ジョン・カーペンターでは一番好きな作品。ブルース調の音楽がいい。[DVD(字幕)] 9点(2006-10-01 04:54:34)

9.  ニューヨーク1997 《ネタバレ》  もうこれはこの手の映画の第一級の古典といっていいのでしょう。日本もこれから凶悪犯罪者が激増して、刑務所が満杯でもたなくなれば、どこかの島をこんなふうにあてて、「島流し」を政府は検討し出すかもしれない。まんざら荒唐無稽ばかりでない近未来。それはそうと、ラストでまんまと当局にいっぱいくわせつつ、署長の再雇用の提案にも見向きもせず、飄然と立ち去ってゆくスネークの反権力ぶりが素敵だった。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-09-24 04:41:14)

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