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プロフィール
コメント数 178
性別 男性
ホームページ http://ameblo.jp/mabuse-tarou/
自己紹介 人にはそれぞれ言い分があるのです 。

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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  裏切りの街角(1949) ■ファムファタールの登場。踊る彼女をアップでフォローするショットと、それを見つめるバート・ランカスターとの切り返し。■イボンヌ・デ・カルロの結婚話を聞いた後、ふと見かける、再会する、恋に落ちるという3つのシーン。その絶妙な省略と、それぞれのシーンに登場する、画面手前にバート・ランカスター、奥にイボンヌ・デ・カルロという縦構図の素晴らしさ。あるいは階段。斜め構図。■シオドマク的サスペンス。回想形式は定められた運命を示唆し、あたりが全く見えない白煙の中でアクションシーンは展開し、鏡の中の殺し屋は身動きの取れない主人公を銃で狙う。あらかじめサスペンスの解決なり消失を予期したものではないこと。サスペンスを醸成する状況、それ自体がまるで悪夢のように主人公に取りつき離れない、逃げ場のないサスペンス。ヒッチコック的なカタルシスをシオドマクは用意しないのだ。■つまり、これぞフィルムノワール。■ほんとは「DVD(字幕なし)」です。だからいまひとつ話が分からん。それもまた五里霧中の面白さ。[DVD(字幕)] 10点(2005-08-27 08:23:19)

2.  三十三間堂・通し矢物語 成瀬初の時代劇、チャンバラもあり、なんですが、時代劇ってより「歌行燈」や「鶴八鶴次郎」あたりの芸道もののライン。というのも、この二本同様、音の演出がかっちょいい。■クライマックスの弓勝負で、当たると太鼓がどん、はずれると鐘がカン、タイムアップにはお寺の鐘がゴ~ン、という音、それを離れた場所で聞いている田中絹代、って演出が実に盛り上がります。というかそれしか覚えてなかったりもするんだけど。■この演出もそうだし、田中春男が脇でうろうろしてたり、脚本が小国英男だったりするんで、なんとなくマキノっぽい感じもする成瀬巳喜男作品。普通に面白いよ。10点(2005-02-21 21:16:30)(良:1票)

3.  ハナ子さん 「鴛鴦歌合戦」が端正なミュージカルだとしたら、こちらは、まさに無茶苦茶、破天荒なミュージカル。よって、言葉にできません。今晩は浮かれてちょーだいな。10点(2003-12-27 22:20:28)(良:1票)

4.  風の中の牝雞 《ネタバレ》 この映画の物語を、現在、素直に受け入れることは難しいかもしれないし、公開当時ですら小津の失敗作とされた作品です。しかし、社会的ともいえるテーマを個人の問題として提示し、それを骨太く構成する小津の技にはまったく驚きます。子供時代の何気ない思い出話が娼家のシーンに生き、それは笠智衆と佐野周二とのやりとりにつながっていく、その伏線の旨さ、それが生きてくる構成の妙。イメージのみが優先される今の映画にはない、古典的なドラマツルギーの力強さに感動します。それにしても、階段から転げ落ちた田中絹代が起きあがろうとする、俯瞰ショットの不気味さは何なのだろう。ラスト、佐野の背中をはいずり回り、祈りにも似た身振りを演じる、田中絹代の不気味な腕は何なのだろう。その不可解、触感、唐突が、古典的以上の何かを現在に残しているように思う。小津はやはり不気味だ。10点(2003-12-15 10:02:13)

5.  戸田家の兄妹 「マトリックス・レボリューションズ」を観て「なんだい。こんな結末あるもんかい」(←「麦秋」の村瀬禅の声で読んでね)と思った若者諸君は、是非この映画でスカッとしていただきたい。胸がすく、痛快、そんな気分を味わいたいなら、これだ。「東京物語」の前身だが、ずいぶんメロドラマティックで楽しい小津です。佐分利信がハリー・キャラハンなみにかっこいいっす。今日というか昨日は小津の誕生日&命日なので、躊躇なく10点! 10点(2003-12-13 00:33:51)

6.  死刑執行人もまた死す 《ネタバレ》 後半、弾圧されていた側による復讐が、なんのきっかけもなく始まる。ナチスの統治システムを逆にとった民衆による復讐は、まるで何かの機械のようにシステマティックに、厳かに、そして確実に作動する。巻き込まれた者は、運命を受け入れるがごとく、緩やかな死に向かって進んでいくしかない。これは反ナチ映画ではなく、システムに対する恐怖映画だと思う。10点(2003-12-07 00:27:22)(良:4票)

7.  脱出(1944) ホークスで一本だけ!となると、「ハタリ」でも「空軍」でも「リオ・ブラボー」でも「雲晴れて愛輝く」でも「ヒズ・ガール~」でも「教授と美女」でも好きにしてください、なのだが、私の好みは「脱出」です。深夜のジャム・セッションの素晴らしさ、ホーギー・カーマイケルのくわえるマッチ、ウォルター・ブレナンの歩き方、そしてローレン・バコール!役者の芝居をいかに引き出すか、いかに1シーンを充実させるか、その粋がここにある。それができたら、あとは適当に撮って、適当につなげば、いい映画が出来る。これぞホークス。10点(2003-12-04 02:58:54)(良:2票)

8.  疑惑の影(1943) ヒッチコックで1本を挙げなさい、そう言われたら、私は迷わず「疑惑の影」を推す。図書館へ走るテレサ・ライトの運動感、「悪」の哲学を語るジョセフ・コットンの顔、そして、階段、指輪、窓、扉、ヒッチコック得意の舞台装置が完璧に作動する。サスペンス?そんなものどうでもいいじゃん、と思う。完璧な映画ってものがあるなら、これだ。10点(2003-12-03 21:49:50)

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