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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. カサブランカ 《ネタバレ》 ん〜これが、メロドラマの傑作だって? 戦時中に作られたせいか、半ナチの政治色が強くて、いまいちロマンスに入り込めなかった。 ずっと建物屋内での会話シーンばかりで退屈な作品。 ラストのほうの展開は、よく練られていると思うけど、また観たいとは思わない。 「死ぬまでに観たい映画1,001本」に収録。[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-10-11 21:20:56)《改行有》 2. 市民ケーン 《ネタバレ》 すぐ下の【festivaljapan】さんと同じで、セリフ中心でとても疲れる。よく考えられた脚本なんだろうけど、面白くない。長い。 昔の映画ランキングでトップ常連だったので、作成当時はとてもよくできた映画だったんだろうけど、自分が昔の映画と相性が良くないのか見劣りしてしまう。ただし、薔薇のつぼみで引っ張ってくれた分、天井桟敷の人々よりはまだ楽しめた。金と権力にモノを言わせる人生ってロクなもんじゃないというアメリカ国民の世論も、名作を後押ししたんだろう。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-06-04 06:47:46)《改行有》 3. 天井桟敷の人々 《ネタバレ》 外国映画ランキング本で一位に輝いていたこもあって期待して見たが、かなり苦痛だった。 駄作とは言わない。大戦当時に作られたいきさつからして歴史的には名作なんだろうけど、面白くないものは面白くない。 ガランスを取り巻くメロドラマがくだぐだ長い。というか、年増ガランス役の人の女性としての魅力を感じない。 セリフがいちいち冗長。登場人物やシーンも分かりづらい。 私には古いフランス映画は向いていないということにしておきたい。[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-04-21 20:09:44)《改行有》 4. 無法松の一生(1943) 《ネタバレ》 これが戦時中に作られたところが物凄い。当然検閲でカットされたシーンも多いわけで、ぶつ切りになっているのは致し方ないところ。 坂東妻三郎演じる庶民の男っぷりが実に人の良い日本人が好きそうなストーリーで、高評価の理由であろう。 宮川一夫のカメラワークはやや凝りすぎの感あり。 園井恵子さんは知らなかったが、戦前にこんな美人がいたことにびっくり。広島原爆の後遺症で亡くなったのは本当に惜しい。[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-10-11 21:27:54)《改行有》 5. チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 ちょっと期待しすぎた。全体的に冗長で、ユーモアもそれほど面白くない。最後の演説も普通だった。 それでも第二次大戦直後に作られたというこの作品は意義あるものだし、これからもファンを作っていくだろうとは思う。 でも自分にはあまりに響かなかった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-08 21:25:47)《改行有》 6. 邪魔者は殺せ 痺れるばかりのサスペンスシーンの連続で、こういう映画は見ていて疲れます。内容については「死ぬまでに観たい映画1001本」に載っているだけあって完成度は高いと思いますが、個人的にはラストシーンも含めて切ない映画で頻繁に見たいと思いません。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-25 10:53:06)(良:1票) 7. 素晴らしき哉、人生!(1946) 素直にいうと、最後のほうで泣いてしまった。またいい映画にめぐり合うことができた。天使が降りてくるまで、ありふれた男の不運な話が続く。人は良いがつけ込まれ、やや身勝手で人生を悲観するダメな父親。それが、最後のチャプターではどうだ。見違えるほど人生に意義を見出し、生きていることに歓喜する姿が涙を誘う。どんでん返しというか、終局へ向っての満足度は「いま、会いにゆきます」に匹敵する。やっぱり、人生って、素晴らしい![DVD(字幕)] 8点(2005-03-31 20:31:14)
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