|
1. 殺しのドレス
デ・パルマ作品ではミッドナイト・クロスの方が個人的には好きですが、独特の映像美とサスペンスストーリーとしてはこの作品の方が上でしょうね。デ・パルマを語るにははずせない作品です。ミッドナイトクロスと対照的にナンシー・アレンがすごく良い演技をしています。8点(2003-12-31 15:10:42)
2. ミッドナイトクロス
《ネタバレ》 デ・パルマの作品で一番好きですね。彼の映像と音楽そのものの作品なんですが、なんと言ってもラストです。そうくるか、やられたなって。何とも切ないラストですが、私には不快感は残りませんでした。これ以上にないリアルな悲鳴を捨てる事のできなかった彼の悲しくも切ないプロの意地、あるいは彼女の残した最後の声を使う事で彼女を供養しているのだと理解しました。サスペンスの秀作として世に残る映画だと思います。9点(2003-12-31 04:59:04)(良:1票)
3. 太陽の帝国(1987)
《ネタバレ》 これはやはりナチの強制収容所を連想してしまうわけで、日本人としては気持ちの良いものではない。零戦の前で日本軍の将校と主人公の男の子が敬礼している場面など映像としては美しいのだが、ラストであれだけ零戦に憧れていた少年がP-51を見て喜んで手を振っているのは、やはり日本人としてはさみしいなあ。最後まで彼の中で零戦は永遠の憧れの対象であって欲しかった。4点(2003-12-11 19:20:06)(良:1票)
|