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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  アラバマ物語 《ネタバレ》 ロバート・デュバルがどこで出てくるのかが気になって一気に見てしまった。その点ではハラハラ、ドキドキさせられた。まさか、主人公を襲う集団の一員では、いや、法廷での陪審員の目立たない男か、あるいは、もう出てきたが見失ったか。緊張感は最高潮に。そして、遂に登場。な、何と、ミスター・ブーだった。見事などんでん返し。ブーは絶対に太った中年の男だという先入観で凝り固まっていたようだ。うーん、心地よい敗北感みたいな余韻。[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-07-19 16:50:33)

2.  シャイアン 《ネタバレ》 ジョン・フォードが描く先住民(インディアン)視点の映画、という意識を持つと肩透かしです。結局は白人目線ではないのか、という印象でしょう。散々悪役にして名作を撮っておきながら最後ぐらい懺悔を感じさせろ、という批判も頷ける。まあ、そういう先入観を抜きにすればこれは傑作です。まず、世の中はこうやって戦争が起こるという真実を描いている。関係者のちょっとした勘違いや思い込み、マスメディアのフェイクニュースの暴走、何でもいいから敵を殺したい人、現場を知らない上層部。アメリカに限らず世界中の戦争はこうやって起こったんだろうな。そして、味方の中にも色々な連中がいる。決して一枚岩ではない。命令に冷酷に従う者に人間的な恩情のある者、個人的な感情に流される者。んで持って、結局これは映画ですよ、エンターテイメントにしないといけない、という視線。まあ、これは監督の制約でしょうね。そういうことを考えると味わい深いスペクタクル巨編。シャイアンの誇り高い生死感は白人監督としては良く描けていた。多分あっただろう、気持ちはわかるが少しはヒットさせろ、という会社の上層部の顔を思い浮かべながら撮ったにしては良いんじゃないか。ワイアット・アープやドク・ホリディの描き方もいいね。何もわからねえアホどもは相手したくはないが、絡んできたら痛い目に合わせないと示しがつかない。やれやれ、俺も歳をとったなぁ。[CS・衛星(字幕)] 10点(2019-01-03 17:38:58)

3.  荒野の七人 《ネタバレ》 七人の侍をベースにした西部劇、と言えばかなり好印象の傑作になるのだが、いかんせん、かなりの人が黒澤のオリジナルを見て比較しながら鑑賞しているのではないだろうか。かく言う私も、いちいち比較しまくっていて。どうも、これは意識しなくても条件反射みたいなものだからご容赦を。三船の役は誰だ、とかロバート・ボーンはどの侍がモデルか、とかいちいち細かい所が気になって、挙句は、農民が裏切る所はオリジナルには無い、農民を訓練している場面が無いなどと思う始末。と言うわけで、結構出来は良いのだが、印象が良く無いというのが率直な感想です。しかし、まあ、偉大な黒澤をリスペクトしている姿勢は印象が良い。(どっちなんだ)[DVD(字幕)] 8点(2016-10-21 18:36:31)

4.  大巨獣ガッパ 《ネタバレ》 これは想像です。製作スタッフのほとんどは、裕次郎や旭に憧れて日活に入社した世代だ。しかし、時代は怪獣ブーム。社長は、他社に負けじと、怪獣映画を作ることを決めた。カイジュウ?戸惑う青春映画が命の面々。しかし、いつかは裕次郎と映画を作ることを心に刻み、社長命令に従うことに。さっそく怪獣映画を何本も見て、オリジナルの怪獣を作ってはみたものの、思い入れやこだわりが無ければ、知識も詰め込みで、出来上がったのはあんな中途半端な変な造形物。そして、この社長の一言が、もやもやしたスタッフの不満に火をつけた。「かっぱみたいやなぁ」。まず題名担当が切れた。かっぱで何が悪い!。怪獣の名前は最後に「ラ」をつけるのが決りなのに、それを無視して「ガッパ」にしてしまった。次に音楽担当が切れた。もう、美樹克彦だ!?そして、その他のスタッフも、この反乱を黙認するという無言の抵抗をしたのだった。かくして、何となく投げやりで中途半端だけど所々妙に力の入った作品がここに完成した。[DVD(邦画)] 6点(2012-04-06 23:27:26)

5.  ドクトル・ジバゴ(1965) 《ネタバレ》 ロシアの大自然にロシア革命と舞台は壮大なのだが、主人公のユーリがどっちつかずで主体性が無く女々しい感じなのが不評の理由でしょうか。ラーラの旦那の革命家やロッド・スタイガー演じるヴィクトルなんかは男らしいですからね。ちなみに、私なんかは一部の方と同じで、非常に主人公の気持ちがわかります。さて、不倫はどういう理由があっても良くないでしょう。しかし、ユーリの行動が不倫であるかと問われたら、決してそうとは言えません。戦争に革命と振り回され、ラーラに何回か会ったのがほとんど偶然である点。つまり、避けようと思っても会ってしまう不可抗力そのもの。これは責められません。そして、常にトーニャの事が頭から離れません。自責の念に駆られ悩む姿は痛いほどです。自分を醜いと悟った人間は決して醜くはありません。寅さんが言ってました。と、言うわけでユーリの行動は不倫ではないのです。私も不倫はしていないという事になります。[CS・衛星(字幕)] 10点(2008-02-06 21:11:50)(笑:1票)

6.  夜の大捜査線 《ネタバレ》 これは傑作でしょうね。黒人差別の話でもないし、犯人探しでもないし、友情物語でもない。でも、その要素だけは脇役としてシッカリ感じてもらえるように描いているのがいい。60年代の作品という事を念頭に置いて下さい、しかも米国南部の話。音楽も抜群にマッチしている。と、大絶賛している気分なのにいまいちノリが悪い。そうそう。いつもの邦題だよなあ。夜の大捜査線?違うよなあ、言うなれば、「熱帯夜殺人事件黒人刑事の活躍」うん、これが良い。[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-02-11 23:31:27)

7.  奇跡の人(1962) まさに奇跡のような演技と演出です。この両親の甘やかしてると非難されるヘレンを思う気持ちも理解できるし、サリバン先生の不幸な生い立ちと教育への姿勢も理解できる。ましてやヘレン自身の苦悩やいらだちも当然のごとく伝わってくる、と正に三重苦の状態から歓喜の瞬間を迎える流れが素晴らしい。その後の実生活においても奇跡のような人生を歩んでいる二人の女性に比べると、今日飲みすぎて、明日仕事に行きたくないなと思っている自分の何と情けないことか。[CS・衛星(字幕)] 10点(2007-01-21 23:50:37)

8.  妻として女として 《ネタバレ》 森雅之のというか、成瀬作品のダメ男達の態度は妙に現実的で、心境を考えると共感してしまう。対する女性たちの強さと潔さはどうだろう。決して泣き寝入りなんかしないで、男を頼っている形はとっていても、見方によっては強さが感じられる。逃避というより割り切りに長けている。森が演じる男は、変化を恐れてずるずるとどっちつかずのまま、争いを好まずといった感じだが、確かに、男はそういう方向に行きたがる。つい反省している自分がいる。[地上波(字幕)] 8点(2006-05-19 00:19:09)

9.  放浪記(1962) 成瀬作品としてより、原作者林芙美子の生き様に感じるものがありました。47年の生涯だったが、自由奔放に生きたけれど、愛に縁の無い貧困と孤独の戦いの日々だったようだ。放浪者という立場は自由で束縛されない反面、安定した安らぎがない。彼女の場合は、運命に身を任せるのではなく、必死に戦いながらの放浪である。花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき。高峰秀子のしゃべり方が上手いですね。置かれた状況を冷静に分析しつつ、自分の気持ちを伝える様子が、まさに女流作家だ。つまりは成瀬が上手いと言うことか。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-11 19:02:20)(良:1票)

10.  男はつらいよ え?マンネリでワンパターンだぁ?そうだよ、いいじゃないか。それが何か?こんなに続けられたのは、そこに徹すればこそですよ。そんな事より、みなさん若いですね。しかも、毎回登場するお笑いパターンとお涙パターンが、しっかり出来上がっている。解っているのに、ここがポイントだなと思っているのに、結婚式の所は泣いてしまった。兎にも角にも、記念すべき第1作だ。奮発して8点。見所は最初の登場シーン。ネクタイに革靴ですよ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-06 23:34:21)(良:1票)

11.  ローズマリーの赤ちゃん ポランスキー監督の色彩的センスはいつも関心します。映画の色を雰囲気で表したり、逆に、雰囲気を色で表現したり。本作品も冒頭から、不気味な雰囲気の色調が悪魔の存在をほのめかし、明るい穏やかな色調が現代の合理的な常識を表現し、悪魔は居るのか、主人公の思い過ごしなのか、と観る者の心理を引っ張っていきます。最後まで、悪魔の姿どころか、決定的な物を見せることなく、ゾクっとさせる手法はさすがだ。[DVD(字幕)] 8点(2005-07-24 23:19:21)(良:1票)

12.  宇宙大怪獣ドゴラ 小学校の頃です。学級日誌というものがあって、当番の奴が、「今日はドゴラを観ました。」と書いたら、怪獣オタクが、その題名は「宇宙大怪獣」が付いていないとおかしいと思います。と言ったもんだから、クラス中妙に納得顔が大勢を占め、書いた奴が怪獣映画を知らなさ過ぎるという雰囲気に包まれたのを、昨日の事のように思い出される。私は、どうでもいいんじゃないか、と思っていたのだが、周りの様子を伺いながら、ウンウンと首を振っていた。その後、最後の岩が落ちてきたシーンで、あの撮影は、少し手前に落としたのか、岩の真ん中がくり抜かれてたのかと言う議論が白熱した。私は、勿論、優勢な方の意見に、常にうなずいていた事は申すまでもない。[映画館(字幕)] 7点(2005-06-25 23:52:09)(笑:1票)

13.  卒業(1967) 既存の価値観、倫理観、常識、世間体に従っていくことに疑問を感じた事は、誰にでもあるだろう。20歳とは「まだ大人じゃない」という言い訳が使えなくなる年齢だ。「もう大人なんだから」という諦めと妥協に流されていった当時の多くの若者達に衝撃を与えた名作だ。自分の人生は、両親や先生や他人が決めるものではない。自分はどうすべきか、より、自分はどうしたいかを考えて行動すべきなのだ。もちろん、幸せになれる保証はない。しかし、後悔はしないはずだ。[映画館(字幕)] 10点(2005-04-17 23:30:06)(良:1票)

14.  恐竜100万年 当然ながら恐竜と人間が共存した時代は無いのは解っていながら、恐竜と出くわしたら長めの槍を使って串刺しにする方法がわかったとか、若い女性が恐竜に襲われたらどうするかなんて真剣に考えたのは、若かったせいなのかもしれないが、今でも、同じ事をふと思ってしまうのは、今の年齢が決して若いと言えないのに、無理やりまだ若いのかもしれないと考えたり、かみさんの年齢は俺より若いけど現実的だなんて考えたり、・・・俺は何が言いたいんだ?7点(2005-02-26 01:43:14)(笑:1票)

15.  ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! これは、ある意味、ビートルズファンにとって悩ましい作品ですね。純粋に映画として評価すると、決して傑作とは言えないのは確かでしょう。どうひいき目に見ても、6・7点が限度かなあ。しかし、ファンと自認してる人は、まさか低い点は付けられないですよね。ファンと言うからには、動いている全盛期の4人が見られるだけでも涙が出るほど感激すべきで満点以外有り得ない、と条件反射で10点でしょうね。にわかファンなんかは、もっと苦しいはず。低い点付けようものなら、まだ良さが解ってないと思われるから、こちらも意地でも10点でしょうね。10点(2004-12-17 00:03:20)(笑:1票) (良:1票)

16.  愚か者の船 通常、カメラワークなんかは気にしないのですが、本作品はやはり注目してしまいました。なるほど、これが名人芸ですか。1933年の設定なので、その後の運命を知らない登場人物達の言動ではあるのだが、その後の世界情勢を知っている観客がどんな印象を持つかまで計算しているように感じました。この愚か者達は、私達自身の姿でもあるのでしょうね。印象に残ったのは、外角のカーブが打てなかった野球選手とやはり伯爵夫人と医官の悲恋エピソードですね。ユダヤ人の立場とジプシーの強かさには歴史の重みを感じた。[CS・衛星(字幕)] 9点(2004-11-15 19:21:44)(良:3票)

17.  夜霧の恋人たち 良く言えば、こだわらず感性を大事にする生き方。悪く言えば、意思も向上心もなく流されやすい生き方。他人だったら笑って見ていられるけど、身内だったら小言の一つや二つは言っているな。自分の価値観で考えてしまうからなのだが、あの吹っ切れた表情に、少しはうらやましい気もする。しがらみも束縛も気にしないで生きていたい。7点(2004-11-05 18:46:05)

18.  ピアニストを撃て トリュフォー監督の映画に対する考えの一面が、はっきり見えてくる作品です。型にはめなくていいんじゃないの、関係ないけど入れてみよう、アングルを変えると観客はこう思うんじゃあないかな、とか、映画の概念を自分なりに進化させていこうという意欲が感じられました。見方を変えると、実験的でまとまりに欠けるような気もしますが、才能はあっても、生き方がへたな落ちぶれたピアニストの感じは良く出ていました。7点(2004-11-03 17:25:50)(良:1票)

19.  サラリーマン忠臣蔵 日本人は、忠臣蔵が好きだから、ストーリー展開はすんなり受け入れられるでしょう。まあ、当時のサラリーマンの生活も、実際はともかく、納得できる感じです。あだ討ちをどんな設定にするのか、興味がもてました。これで、続を観ない人はいないでしょう。東宝の豪華キャストがみんなサラリーマンというのも見所か。6点(2004-10-24 22:11:39)

20.  エル・ドラド(1966) 背中に銃弾が残り利き腕が痺れる老ガンマンのジョン・ウェン、女に入り込んで酒に溺れる保安官ロバート・ミッチェム、銃が苦手なしつこい性格の若造ジェームズ・カーン、何なんだこの西部劇は、と思った方、ご心配なく。ハワード・ホークス監督が正統派西部劇に見事に仕上げています。敵の前では後ろ向きに馬を乗りこなし、店を出る時も敵の行動を読んで行動するウェイン。うーん、渋い。事件・事故に巻き込まれて、人のせいにしてわめき散らすような人には、解らないだろうな。この感覚。8点(2004-10-09 18:26:48)(良:1票)

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