みんなのシネマレビュー |
| スポンサーリンク
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
スポンサーリンク
2. ショーシャンクの空に 強い情熱無しに、偉業が達成されることはない、と説いたのはラルフ・ワルドー・エマーソン。 その偉業のレベルによって、あきらめるか信じ続けるか、はっきりと分かれてくる。生真面目で正義感の強い一人の男が、「無実の罪」を背負い、「脱獄」に至るまで、どれだけの苦悩があったのだろう。長い長い年月が過ぎ、もう目的すら忘れてしまいそうになりながらも、外に出ることだけを信じ、努力しつづけたアンディ。嫌だから逃げた、正義に反することが行われているから逃げた、何とでも言い方はあるが、彼が脱獄したことは、たとえ入所理由が「無実の罪」であったとしても、人間として成長したことの証。囲われた暗い独房の中で、彼はどんな風に計画をたてていったのだろう?悪は罰して自分は新しい幸せな生活を手に入れて、脱獄犯が主人公であるにもかかわらずこのお話はハッピーエンド。「犯罪者を更正させる」ことが本来の刑務所のありかたであるならば、アンディは模範生に値するに違いない。10点(2004-08-02 13:09:33)《改行有》 3. ラスベガスをやっつけろ ここまでラリってていいんかね、やたらキャストが豪華なのに。実際、ジョニーのハゲとしっぽが、なんともいえず可愛げだった。きっと、「意味わからんなー」といわれたらそれで勝ちなんだろうね、この映画。5点(2004-08-02 12:22:14) 4. タイタス グロいのは多少平気だと思っていたけど、これはさすがに途中目をつぶった。あぁ、思い出すだけで肉の味がしそう。本当にこんな時代があったのか、と気落ちしそうにもなるけれど、変わった映像の作り方が綺麗で、逆にあまり現実味を感じさせない。古代と現代のミックスって、ありがちなようで、こんなに綺麗に仕上げることは難しいだろう。ラストシーンが印象的だった。内容はかなり重いけれど、貴重な作品。でも、もう観れないかもしれない。5点(2004-08-01 16:38:30) 5. ジョー・ブラックをよろしく ブラピがきれいだなぁ。血まみれ泥まみれでなくてもかっこいいのか。知らなかった。3時間はぜんぜん長く感じさせない。しかし…作品のほとんどが死神さんだっただけに、あのラストシーンにはなんともがっかり…。7点(2004-08-01 16:31:36) 6. マグノリア 少しずつそれぞれの人生が重なっている、非常に主人公の多い映画で一番難しいのは、なによりその終わらせかただろう。あそこでカエルが降ってきたのは、ある意味過剰な裏切りでは…。こういうタイプの映画は結構あるが、この作品は特に個々の人物のストーリーが重くて、感情移入しながら見ることが出来た。5点(2004-08-01 16:17:51) 7. ドンファン(1995) 主に主人公はマーロン・ブランドだったのか。彼がドンファンに出会ってからどのように変化していくか。観る前はそう思っていなかったので、設定がおもしろいと思った。マーロン・ブランドを迷わせるのがジョニー・デップというのも、すごい。しゃべりかたまでかなり力を入れているのが分かった。ラストシーンもきれいでよかったな。しかしジョニー・デップひどい。こんなにかっこよくてええんかい。生まれてから今まで観た映画で、一番エロかったような気がする。はぁ。ため息。7点(2004-07-16 14:04:33) 8. 鮫肌男と桃尻女 全体的に監督のセンスが光っていて、ストーリーはいまいちよくわかんなかったけどそれでも好き!音楽もいい。会話もリアルでいい。キャラクター作りっていうのは映画にかなり影響を与えるんだなぁ、と感じた。8点(2004-07-16 13:53:06) 9. みんな~やってるか! あらすじ説明してっていわれても自分にはできないなー。なんというかなんといっていいか不思議な映画。かもしだされる「不思議さ」がこの映画の魅力といっていいのかもしれない。俳優陣も大変だ。そんなに嫌いって言うほどでもないけど・・・、たまにはこういう映画があったって、いい、かも? ネタはなんかなかなかおもしろかった気がする。人にはすすめないけど。BGMがあまり流れないところなんかも好き。4点(2004-07-16 13:44:47) 10. ディープ・ブルー(1999) 実はパニックものって偏見があって滅多に観ないけど、なんだかこれはまぁまぁよかったかな。サメの動きも異常だったけど、がんばってる感じがした。かなり無理のある設定も、映画だからまぁよかった。けっこう予想外の人が死んでゆくので、最初に予想を立ててみるのがいいかもしれない。あぁ、こいつ生き残る、こいつ死ぬ、って。5点(2004-07-14 23:11:43)(良:1票) 11. ノイズ(1999) ジョニー・デップ怖い。ひたすら怖い。特殊メイクもなく、ただ無表情なだけなのに、あれだけ怖いって、すごい。内容も結構怖かった。下手なホラーより、ストーリーがよく出来ているぶんよかったかも。ラストシーン、無理なハッピーエンドにもっていくより、あの終わり方でよかったと思う。観終わってからの第一声「……怖ッ!!!」7点(2004-07-14 19:04:14) 12. GODZILLA ゴジラ(1998) 日本人はたいていゴジラ好きだから、これは受け付けないって。なんかもう愛嬌0パーセントの猛獣と化している。うーん、ゴジラってこんなキャラじゃなかったような。やっぱりピギャーとか鳴いてのしのし歩いてくれないと。顔もかわいくない。ただ、主役の二人は、なんだか日本人受けしそうなキャラだった気がする。ああいうのは、日本のゴジラシリーズにはあまり出てこないなぁ…。5点(2004-07-14 18:54:45)(笑:1票) 13. サブリナ 《ネタバレ》 なかなかおもしろかったかな?ハリソン・フォードのキャラクターが好感が持てて。しかし、デビットはなんとも…なんか、ただの遊び人って感じ。サブリナが片思いしてるんだから、それなりの人物でないと…。あと、ジャケットがサブリナとライナス。これではサブリナが最後ライナスとくっついてしまうことが、ストーリーを知らない人でも分かってしまう。まぁハリソン・フォードが出ていたからよかったというか…大変可愛い役柄なので、ハリソン・フォード好きにはたまらないというか…。7点(2004-07-08 17:11:08) 14. 気まぐれな狂気 確かに「俺たちに明日はない」の現代版といった感じが強い。この映画嫌いではないので、まぁよかったけれど。ずっとキャンピングカーで移動というのが、すごい。あと、ギャロがなんかやたら優しくて……な、何? 何かあったの??6点(2004-07-08 16:29:02) 15. 走らなあかん 夜明けまで 《ネタバレ》 原作の大沢在昌さんと主演の萩原聖人さん、どちらもとても好きなんだけど、なんだか妙なヤクザ映画(?)みたいになっていた。しかも主人公は少し気弱。舞台が大阪なのは、ヤクザがメインだから??クライマックスの、腕から鍵を盗むシーンで、昔のおもちゃを思い出した…。なんだっけ…ブルドッグから骨を盗むやつ。6点(2004-07-08 16:21:56) 16. ハックフィンの大冒険 原作がそれなりに差別表現が含まれていただけに、ハックとジムのやり取りを映画で描くのは難しかっただろうと思う。割り切ってアドベンチャーものと言い切ってしまうには、多少内容が重い。それでもよくまとまっていた。イライジャ・ウッドのハック役も、なかなか様になっていた。6点(2004-07-08 15:15:37)(良:1票) 17. トム・ソーヤーの大冒険 小学生のとき初めてみて、心からおもしろいと思ったけれど、改めて今見ると、なんだかしっかりと子供向けの作品でなんだかほほえましい。昔はこれがものすごい冒険物に見えた。トムとハックはものすごく頭がよく思えたし、クライマックスの洞窟のシーンなんて、本当にドキドキした。昔の自分は最高に面白いと思っていたし、今見てもいい冒険物。トム・ソーヤは何人か演じているけれど、ジョナサン・テイラー・トーマスの演じるトムは、特に表情が豊かでコロコロ変わって可愛らしい。これを見た当時から、ブラッド・レンフロにハマった。今見てもこのコンビは最高。8点(2004-07-08 15:10:43) 18. 初恋のきた道 《ネタバレ》 「スタンド・バイ・ミー」よりもこっちのほうがずっとずっと共感できる。チャン・ツィイーは表情で語る女優だな、と思った。セリフがなくても表情で演技をする。一途で経験がないからこそ、一生懸命に相手を思う主人公の心情が、誰もが経験したことのある出来事を思い起こさせる。空回りしながらも、先生のことを思い、先生だけをまっすぐに見つめる真面目な瞳。彼が死んで、世界は色あせモノクロになってしまったけれど、先生と自分がそこに存在したこと、また、愛し合った証である息子が、かつての夫と同じように教壇に立ち、自らが望んで子供に勉強を教える、親としてはきっとそれ以上の幸せなんてないのだろう。たぶん、生まれてきてから今までで一番泣いた映画。悲しいから泣くのか、嬉しいから泣くのか、分からないままに、心にのしかかってくるものを受け止めていると、何度も何度も涙がこぼれてしまった。何もかも奇麗事で済まされない世の中であっても、初恋の思い出だけは、美しい姿のままとどめておきたいものだ。10点(2004-07-08 12:45:20)(良:1票) 19. 妹の恋人 暗くなりがちなストーリーなのに、明るくてかわいくて楽しい。「妹の恋人」というベニーの視点からのタイトルも、愛がこもっていて優しい。ちょっと風変わりで、それでも一生懸命な「妹の恋人」役は、ジョニー・デップでなければきっとできなかった。幸せになったことが素直に喜べる、数少ない映画。7点(2004-07-08 12:25:32) 20. GO!GO!L.A. なぜ主演はギャロの名前になっているのか謎。だったらギャロを主人公にして、いつものように意味不明に暴走したらいいのに。そのほうが圧倒的にウケがいいはず。主人公があまり目立たないし、脇役が濃すぎて、主人公に好感が持てないのが致命傷。ジョニー・デップがちまちまと出てくるのが唯一よかったところ。動くポスターというのもおもしろかった。しかしジョニー・デップとヴィンセント・ギャロというものすごく期待していた共演で、ここまでおもしろくない映画というのも、もったいなすぎて立ち直れそうにない。4点(2004-07-08 12:03:35)
|