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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. エネミー・ライン 戦争映画というよりエスケープものということで見たので凄く面白かった。思わずうなった場面は、仕掛け爆弾が道の両脇で連鎖爆発してその破片が矢の様に降り注ぐ間を疾走するシーン!スタントマンは大丈夫だったのかなぁ。よく走って、頭使って、終盤、追っ手の狙撃手と一騎打ちになる場面。オーエン・ウィルソンってめちゃめちゃかっこいい! ニヤっとさせてくれる場面もあった。海に落ちたボールに向かって「ウィルスォン!!」なんて叫ぶあたり、「キャストアウェイ」をネタにしてしまうなんて、いかにもアメリカ映画らしい。民兵の青年がアイス・キューブのTシャツ着てたり、水の代わりにコーラのペットボトルをもらったり、湾岸戦争を話のネタにしたのは「スリーキングス」を意識したのかな? そんなふうでも、背景にある内戦と米軍、NATO軍の関係もきちんと描かれている。 撮影の仕方もかなり今風。ハンディカムで手ぶれそのままに撮影したり、電波の流れや、機械のなかの電気的な動きをマイクロカメラ使って内視鏡眼つかったり、果ては衛星を動かし、大気圏のそとから主体をズームアップしたり、スローモーションもふんだんに取り入れて、あらゆるやりかたで映像を作ってある。これもたいしたもの。細かい部分にこだわっている点は、非常に丁寧な造りという印象を持った。 それにしてもジーン・ハックマン、いつもいい仕事してる。10点(2003-06-20 01:34:32) 2. 光の旅人 K-PAX 催眠療法でのシーンが長くて「ちょっとくどいなぁ、もう、これ以上はこっちが眠ってしまうぞっ」てところで急展開をもってくるあたり、うまい!思わず身を乗り出してしまいました。 他人の身の上話って興味があるし、謎々みたいな展開にはなおさら答を知りたいっていう、人の好奇心を上手く利用してストーリーを運んでるなと思いました。 精神病患者のピュアな部分の描写が涙するほどいいですね。 ケビンが体験した悲惨な事件のシーンには胸が締め付けられる思いでした。6点(2003-06-12 21:22:55)(良:1票) 3. PLANET OF THE APES/猿の惑星 将軍の父親のセリフがテーマになってるんだろうね。「人間ほど狡猾で残酷な生き物はいない」 立派な武具や、家具、織物、社会システムなど、いちおうちゃんとした文明を築くことができた知能を持っているのに、保存されていた「銃」を真似して武器をつくらなかったエイプのご先祖は偉い!前作とはまったく別物ということで見ればおもしろいと思う。それにもまして、肉体派マーク・ウォルバーグのタフガイぶり、エイプといい勝負だぞ!眉間のシワもいいぞ(笑)セリフも軍人らしくクールでいいや。7点(2003-06-11 21:54:18)(良:2票) 4. ギフト(2000) 見たくないのに見えちゃう恐さと、自己犠牲の姿を見て感動、どちらをとっていいものか悩む。正直な話、幽霊は見たくない。そして、もし誰かが困っていたなら救ってあげたいって気持ちはあるけど、巻き込まれるのはいやだなぁ。 逃げたいけど逃げられない、自分の運命を受け入れろってことを言いたいのだろうか。 それとも、せっかく持っている良いものを大切にしなさいってこと?4点(2003-06-11 08:32:06) 5. トリプルX もろ007なラスト。どうせならワイルドスピードみたいなアクションで終ってほしかったなぁ。色水入りカプセル搭載のミサイルは変だよ。4点(2003-06-10 23:28:59) 6. 恋する遺伝子 ジェーンの独りドタバタが可愛かった。どいつもこいつも頭のネジが緩んでるから、そんな中で「女たらし」のエディがまともに見えて笑えた。なんだかエディの片想いのお話にとれなくもない。軽く笑って肩こりが取れたから6点献上6点(2003-06-10 23:22:37)
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