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プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  水の中のナイフ 《ネタバレ》 奥と手前、煽りと俯瞰、アップ、アップ、そしてまたアップ、人をこれでもかと追っている映像。ブルジョア夫婦とその休日に紛れ込んだ青年の過ごした時間。車中ではろくに会話も無く、おそらく2人でヨットに乗っていてもそんな雰囲気だったに違いない夫婦に異分子がプラスされて、水面が乱れて光を放つように内面が吐露される。単調で何も起こらない時間は返って次のアクションが気になり、画面に大きく映される人間の仕草や言葉に引き寄せられた。ラスト近くの「この先 警察」の看板はちょっと笑ってしまったけれど。[DVD(字幕)] 7点(2014-07-04 20:55:17)

2.  ローズマリーの赤ちゃん 《ネタバレ》 お洒落街NYで大竹しのぶが独壇場、という感じで、おどろおどろしい肌触りはほぼ皆無。周りがおかしいの?それともローズマリーが?という神経合戦でかなり引っ張ったのに、ラストのニューヨークスタイルな悪魔教集会で拍子抜け。子育て手伝えよって、あまりにも軽く言ってのけたのでアホらしくなった。[DVD(字幕)] 6点(2012-10-14 21:05:16)

3.  用心棒 ぼさぼさ頭で砂まみれで、血だらけで顔が膨れて、それでも男の魅力が光る三船敏郎。整然としたヒーローではない、酒をあおる人間くさい姿まで格好いい。個性って大事ですね。止むことのない風とバラバラと音をたてて枝を揺らす桑畑に、子どもの頃の懐かしい景色を重ねた。[DVD(邦画)] 7点(2011-01-30 17:42:02)

4.  ピアニストを撃て ストーリーは最後の方でよく判らなくなってしまったけれど、ちょっとマッドな感じとか面白いカットとかいっぱいの洒落た映画だった。雪のシーンに袖口が冷たくなるような感覚を覚え、バイオリンケースを持った女性を追うカメラワークと音楽に痺れる。映像に気持がリンクする愉しみを久々に感じた。[映画館(字幕)] 8点(2008-12-21 13:04:30)

5.  心中天網島 白と黒、光と影、男と女、運命を呪う人々とそれをそっと見守る黒子達、岩下志麻と篠田監督。それぞれの綱引き加減がうまいこといってこの出来栄え。しかし心中ものの寒々しさは堪えるなあ。[DVD(邦画)] 7点(2007-06-03 02:39:14)

6.  はなればなれに 《ネタバレ》 楽しい。ゴダールの映画は「画が語ってくる」というのを学習したので、取り付くように画面を見た。そしてそこに映されるのは、天下一品リセ・ファッションのアンナ・カリーナに全く無音の1分間、スタイリッシュなダンスや美術館を駆け抜ける若者たち。ストーリーというしがらみを振り切って自由に軽やかに進んでいく「伸るか反るか」のゴダール・タイムは、何となく浮き足立った春の空気にピッタリきていた。だけどタイトルにもなっている「はなればなれに」に関するセリフ、後に離婚してしまう妻アンナに向けたゴダールの本心かな?人間味溢れる人だな。[映画館(字幕)] 8点(2007-03-31 23:19:44)

7.  華氏451 《ネタバレ》 初トリュフォーでした。これまたゾッとするような綺麗な画を作る監督さんですね。色や美術もさることながら、燃えていく本のページ一枚一枚が消えていく様を見て驚きでした。あの結構なスピードで走る消防車に直立不動で乗っている隊員の冷たい感じも最高。モノレールの向こうの曇天、プロパガンダTV、本を燃やすことに喜びを覚える隊長の狂気、なんというか雰囲気、世界観の作り方にぬかりが無く引き込まれました。物語についは、本のみ排除することへの不思議さや呆気ないラストなど、首を傾げないでもないんですが、私の場合、今回は世界観と映像美が完全にそれをカバーしました。40年前に壁掛けテレビを予想しただけでスゴイですよ。リモコン無かったけど…。私が本の人だとすれば、「大きなカブ」で勘弁して欲しいです。[DVD(字幕)] 8点(2006-08-21 00:06:22)

8.  H.G.ウェルズのS.F.月世界探険 《ネタバレ》 ややや、隠れた名作では???オープニングがやたらにスタイリッシュで驚きましたが、その後はレトロで楽しい夢物語でした。やっぱり何をおいてもカボール博士の酔狂ぶりですね。出色の表情群です。月世界人への博士とアーノルドの主観の違いや、悲しげに戦争を説明する博士の姿、一抹の寂しさを感じるラストにも感じ入るものがありました。古い作品だからなのかどことなく可愛らしく、「ホームメイドSF」といった感じの良作です。ちなみにハリーハウゼンの活躍はほんのご愛敬程度でした。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-04 22:34:06)

9.  マタンゴ 《ネタバレ》 この映画怖い怖いコワイ。私はもうきっとヨットにも乗らないし、『きのこの山』も食べないし、『えいごリアン』は正視できない。私がこのクルージングに参加していたならば、缶詰も亀の卵もくすねてヨットに乗り一人逃亡。逃げ切れないと分かった時点で引き返し、飢えてる割にはムッチリしたアキコさんに「どこかに食糧隠してるだろう!」と詰め寄って、キノコ地獄に堕ちていくだろう。一番コワイのはずっと理性を持ち続けた先生だけど、彼が語り部をしているところを観ると、どうももーーーっとコワイノンフィクションが裏に潜んでいる気が…。あっちょんぷりけ!!(それはピノコ)[DVD(字幕)] 7点(2005-06-27 13:52:56)

10.  卒業(1967) 《ネタバレ》 う~~ん、評価が難しいなあ。揃いも揃って芯のないブルジョア連中が、恋愛と呼べるほどでもない関係でゴタゴタしているストーリーに、「なんじゃこれ?」と眉間にしわを寄せてやっと最後まで付き合った感じでした。が、最後の最後、バスの中で笑顔から真顔に戻った二人を見て強烈なアイロニーを感じ、観方を間違えたかな…と。人物描写が薄いな、とずっと思って観ていたけれど、もっと別のところに発見すべき何かがあるような気がしてきました。凝った画と美しいギターの音色はお洒落です。「コメディ」と言われる所以もちょっと解る気がする。ウディ・アレンあたりがニヤリとしそうなセンスのシーンが結構ありました。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-26 20:48:20)(良:1票)

11.  太陽がいっぱい 頭脳派ワルと色男のハーモニーが絶品。やっぱりこうでなくちゃ!ストーリーも最後までテンポが落ちることなく、制作後50年近く経過していても色褪せることのない魅力たっぷりの映画。一見の価値有り。[映画館(字幕)] 9点(2005-02-06 17:18:27)

12.  ロリータ(1962) 《ネタバレ》 やはり40年も時間が経ってしまうと…。当時から風俗事情ががらっと変わっている現代人の私としては、期待した「エロス」は物足りないものだった。恋する中年ハンバートに対してちょっと哀れで皮肉っぽい視点を持った映画で、観ていて「しょうがないおじさんだ…」と乾いた笑いなども出てきた。ペディキュアを中年教授が塗るところなんて、当時は良くも悪くも話題になったんだろうな。タイトルロールのロリータちゃんの活躍はそれほどないので、落ちぶれた中年ハンバートに着目してその転落と悲しみを感じ取りたいところだけれど、どれだけ心奪われているかの描き方も弱かったような気がする。ただ、2時間半まるで飽きずに観ることができたのは、監督の力量なのだろうか?よって合格点に到達。事故で亡くなったロリータのママのキャラクターが人間味あって面白かった。7点(2004-11-21 19:26:35)(良:1票)

13.  何がなんでも首ったけ ふわふわと軽いラブコメディ。愛すべきキャラクター、BBの映画初見でした。わがままなキュート・ドールが似合う似合う!ガス爆発のドリフ顔、猟銃を持ち出すときの思いこみが激しい様子、最高に可愛らしいですね。わがままで高飛車だけれど、ウソがないから嫌味もない。物置のような部屋でラ・バンバを踊るシーンガ大好きです。軽やかで楽しくてこの映画そのもの。音楽がなぜかラテンでしたけど、軽いテンポに良く合っていました。この手の邦画って結構思いつくけれど、なぜ追いつかないんだろうなあ。オシャレ度の違いでしょうか??7点(2004-11-03 12:59:52)

14.  ミトン 赤青黄色のこんぺいとう、ずっと黙って眺めていたい。もったいないから少しずつ食べる、大好きな人にはそっとあげる。そんな感じの作品。映像も音楽もとてもピュアで可愛らしいです。女の子が手袋を、そおっとなでつける時の手つき。なぜストップモーションアニメであの優しく、柔らかく、愛おしい感じが表現できるのでしょうね。カチャーノフ監督はきっとピュアな人なんだろうな。7点(2004-08-31 22:51:06)(良:1票)

15.  男と女(1966) 30歳を越えたら見よう、と思っていた映画が数本あり、これはその中のひとつだった。何気なくて、とても甘い香りがする映画。私は主人公二人ともとても魅力的に感じた。ただ、男性って何歳になっても子どもっぽいところがあるので、みんなアヌーク・エーメの熟した魅力にどうしても目がいくのかもしれない。ストーリーは大きな起伏があるわけではない。洒落て落ち着いた会話が多く、その何気ない時間の経過に一緒に身をゆだねてみた。若い頃なら、起承転結ばかり求めて早送りとかしていたかもしれない。ラストの30分あたりは、二人の心の機微を追いながら、どちらの気持ちも何となく分かる気がして画面から目が離せなくなってしまった。ゆったりとしたようだけど、恋愛の本質って老いも若きもあまり変わらないような気がする。さて、主人公二人とも子持ちなのだが、この子どもが非常に自由に動いていて、会話も動きもこの上なく可愛らしかった。可愛い子どもに目を細めるのも、年齢を重ねた証拠かな。7点(2004-07-17 20:22:10)

16.  メリー・ポピンズ 今回初めて通しで観た。なにしろ長い。ダンスなどとってもカッコいいけれど、ちょっと長すぎてくどさを感じる部分もあった。しかし、メリー・ポピンズが登場してすぐに教えてくれる“つらいと思うことも、自分で少しでも面白味を加えるとずっと違った印象になる”という話はずっと胸に置いておきたいと思うし、空想の世界で遊ぶ楽しさをダイレクトに表現しているところも素直に楽しそうだなあ、と思えたので合格点。映画は絵空事。でも絵空事の中でしかできないことは沢山あって、それを活かして観ている人たちに愉快な時間を提供する、これをそのまま地でいった映画だと思う。とりあえず今夜夢の中でメリー達に出会えたら、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドゥーシャス!」と言ってみようかな、と練習しながら余韻に浸っている。7点(2004-05-05 02:23:02)(良:1票)

17.  クレオパトラ(1963) 《ネタバレ》 豪華。ローマでのシーザリオンお披露目行進なんてすごかったですよね。それでまたツーンとプライドの高い、「女王でしてよ」と顔に書いてありそうなE・テイラー。この役のオファーがあったとき、自分にぴったりと思ったに違いないですよ、彼女。このような歴史や文芸映画って、一回観ただけでもいろいろと勉強になるので重宝しています。その上これは豪華なシーンもあり、映画が娯楽だった時代、みんなこぞって観に行ったというのも納得いく作品です。6点(2004-04-15 23:20:43)

18.  女は女である アンナ・カリーナのキュートさ全開です。ストーリーは何てことありません。鑑賞後は、ただもう彼女を堪能したなあ、という感じでした。彼女が住むアパルトマンのインテリアもポップで素敵でした。彼女がベルモンドを翻弄するシーンが好き。「あなたとどうするかは、私の部屋のひさしを見ていて」と言い残し、アパルトマンの真っ赤なひさしを出したり引っ込めたり。セリフも役者も使わず、カリーナの色「赤」で彼女の気まぐれさ、カワイさを表現しています。7点(2004-02-18 09:32:24)

19.  黒い十人の女 ストーリーよりも雰囲気を感じる映画でしょうか。女が11人出てきているけど、脚光を浴びているのはそのうち数人だった。船越英二の、芯の無い魅力の薄い男っぷりにこちらも薄笑いを浮かべた。別の映画を見たときも思いましたが、玉緒さんって可愛くてなかなかの女優さんですね。5点(2004-02-02 16:44:41)

20.  ウエスト・サイド物語(1961) とある日曜の夜、何気なく見ていたテレビで「N響アワー」が始まった。その日はバーンスタイン特集で、私はオーケストラメンバーが楽器片手に「マンボ、ウッ」と言っているのを目撃してしまった・・・。この映画の命はダンスだ。歌も音楽も確かに良いが、 あの躍動感溢れるダンスのシーンがあって、はじめて血が通う。 貧しさ極める生活の中にいる若者たちが、対立グループ相手に虚勢を張りながら、ジャンプし足を踏み鳴らす迫力あってこその「マンボ!」の掛け声なのだ。しかし主人公二人はちっともダンスに絡んでこないし、ストーリーも言わずと知れた「ロミオとジュリエット」の現代版で目新しいわけでは無いので、ひとつの作品としては点は辛くなる。しかし、それを補ってなお余りあるダンスのすごさ。CG技術の無かった時代の生身のエンターテイメントは一見の価値あり。 [映画館(字幕)] 8点(2004-01-21 18:31:30)(良:1票) 《改行有》

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