みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. ブロークダウン・パレス 《ネタバレ》 なぜそこまでしてやってもいない罪を被ったか。それは「おまえがやったんだろ」「おまえがやったんだろ」とダーリーンの父からもダーリーン本人からも、挙げ句の果てには実の父親にすら信用されていなかったアリスが、最後に弁護士ハンクから「君がやったんじゃないとわかってるよ」と信じてくれる人がいることに気づいたから。たった一人でも自分を信じてくれる人がいること、理解ってくれる人がいること、このことが人間をどれほど勇気づけるか。それが同時にこの映画の泣き所でもある。ラストが二人とも無罪放免でハッピーエンドだったりしたらこの映画は相当陳腐なB級映画に成り下がっていただろう。[DVD(字幕)] 8点(2007-01-16 12:16:32) 3. 恋におちたジョージ・ルーカス 《ネタバレ》 ほんとこれが登録されてることが驚きw スター・ウォーズファンは絶対に観ておくべき☆ 私のお気に入りは喘息持ちのダース・ヴェイダーと、チューバッカです。[インターネット(字幕)] 8点(2006-06-28 12:32:23) 4. ボーイズ・ドント・クライ 《ネタバレ》 私は自分で後味の悪い映画が好きだと思っていたが、リアルに後味の悪い映画は苦手かもしれないと気付かされた。まさかここまで救いようのない話だとは思わず。ラストはラナがジョンとトムに発砲して、ブランドンのかたきを取るのかと予想して(願って)いたら、この映画はそんな甘さ許しちゃくれなかった。ところで、ラナ役の女優はこの映画で初めてお目にかかったが、顔の大きさ&造りと首の太さから「本当は男なんだろう」と終始思っていた。誰よりもブランドンに理解を示しているところも、自分も同じ障害に苦しむ者だからなのかなぁと(この考え自体差別的かしら?そんなつもりはないんだけど) しかし最後までそんな伏線はちらりともないままエンディングだったので驚いたのとともに、失礼にも疑ってしまいゴメンナサイ。これを観る前に『ミリオンダラー・ベイビー』は鑑賞済みだけど、ヒラリー・スワンクは本当にすごいね。むしろビバヒルで普通のシングルマザーを演っていたのが信じられない。※レビューを読んでいて思ったのですが、レズ(またはゲイ)と性同一性障害は根本的に違うと思います。レズはお互い女同士っていう認識のもとに愛し合うもので、性同一性障害は男と女が愛し合っているものだと思う。ただ、片方の「体」が認識とずれているので、結果的に外からはただの「男と男」又は「女と女」(つまり同性愛者)にしか見えない、ということじゃないかな。[DVD(字幕)] 7点(2006-04-07 12:33:12) 5. スピーシーズ/種の起源 さんざんテレビでやってるので一回くらい観てみようかと思った。うん。そうね。こんなもんね。とりあえず殺し屋と女科学者のおノロケはいらんやろ。美人でもなく考えも浅はかな中年女のラブラブ見せられても興醒めはおろか不快なだけ。人間とのハーフでさえ手に負えないものを純血で一度育ててみようなんて何考えとんじゃ。周りも何「いい案だ」とか大賛成しとんじゃ。ラストのモンスターは久しぶりにカクカク不自然な動きの特撮が見れて懐かしかった。最近はCGの嵐で、ああいう不自然な動きは貴重だ。[地上波(吹替)] 1点(2005-06-21 21:00:34) 6. ダイ・ハード3 『ダイ・ハード3』を劇場でやっていた10年前、「あの大好きなダイ・ハードシリーズだから観なきゃ観なきゃ」と思ってました。以来、テレビでやるたびに「あぁ、これ見逃してたんだよなー。よし、今日こそ観よう!」と思って観ることすでに数回…私がボケてるのか、そんなにも印象に残らない作品なのか。 そして観るたびに「3オンスと5オンスで4オンスにする」(オンスだっけ?)を毎回毎回真剣に解いてます。答え覚えとけよ。…やっぱり私がボケてるのか。[地上波(吹替)] 4点(2005-06-02 12:46:52) 7. スライディング・ドア 《ネタバレ》 中国語字幕のDVDで鑑賞のため、いまいちセリフの言い回しなど全て理解しきれていませんが、なかなか面白かった。観終わったあと自分の人生を振り返ってみたり、これからのことを考えてみたり、余韻が長く残る良い映画だった。ラストは夢オチではなく、二つの人生が互いにシンクロしてるのだと私は解釈しました。タイトルどおり、この主人公に大きな出来事が起こるときは決まってsliding doorが近くにある。にくい演出にニヤリ。この映画を観て思い出したのは友人の言葉。「運命は、その時その時自分で決断したから変わっていくんだと思ってたけど、その決断でさえもはじめから全部決まっているものなんだと思うようになった。そう思えた時、なんか気が楽になったよ」[DVD(字幕)] 7点(2005-05-09 16:15:45) 8. ビッグ・リボウスキ この映画で気づかされたことは、「ムカつく奴って客観的に見ると面白いんだ」ということ。あの3人の絶妙なバランスがとても良いね。私の周りのムカつく奴も今度客観的に見てみよう。[DVD(字幕)] 7点(2005-04-13 16:19:33) 9. ザ・ロック 一年前の新年会のビンゴゲームで当たったのがこのDVD。幹事のお気に入り映画とのことで、やっと観たけど。。。う~ん、期待しすぎたかな。普通だった。そもそも戦争ものを苦手とする私は、冒頭部分で「あれ?アクション映画って聞いてたのに軍隊??戦争??」これで一歩引いてしまったのも要因かしら。ところで誰も触れてないみたいですが、ニコラス・ケイジの妻役はビバリーヒルズ青春白書のジーナでしたね。それと、同じネタで申し訳ないんですが、FBIの化学研究員の一人がドナをレイプしようとした役の人だった。役名思い出せないけど、わかる人だけわかってください。[DVD(字幕)] 5点(2005-04-12 12:56:44) 10. アメリカン・パイ 普通に面白かった。ただ公開当時、私はまだ学生だったからその時観たらもっと面白かっただろうな。いろんなことにドキドキできる思春期って貴重だ。パパと息子のものすご~い気まずい会話がかなりリアルで笑かしてくれた。[DVD(字幕)] 6点(2005-03-31 12:38:10) 11. ウェディング・シンガー これは純粋にお約束ベタベタネタのラブコメとして観るべき作品だと思います。 そりゃ人の結婚式台無しにすんのは良くないけどさ、そこはそれ。コメディという前提のもとに観ると、「あ~あぁ、やっちゃってるよーこの人。もう身も心もボロボロさね。そりゃそうだよなぁ。。。しゃーないしゃーない」って感じ。ラストもお決まりパターンではあったけど、これ系の映画はあのぐらい突拍子ない方がいい。とにかくドリューの可愛さ全開。参りました。7点(2005-01-28 12:29:13)《改行有》 12. シティ・オブ・エンジェル あら。。。平均点低っ。私はまずまず楽しめました。途中眠くなったのは否めませんが。この映画がリメイクだったことを今ここで知ったよ。元を知ってて観ると、たぶんこんな平均点なんだろうな。ニコラス・ケイジあんまり好きじゃないけど、天使役はミスキャストっぽいところが逆に良いと思う。黒いコートの天使たちが図書館にぞろぞろいるとこなんか、思いっきり死神やん。そういう目で見れば、ニコラスハマり役なんじゃないの? 「天使」っていうと綺麗なイメージしか湧かないけど、本物の天使は意外とあんなもんな気がします。ラストは私結構好きだなぁ。根がアマノジャクなのですんなりハッピーエンドだとつまらない。せっかく人間になったのにすべて失ってしまった虚無感。ほらほら、ニコラスハマってんじゃない? あと天使達が浜辺にずらーっと立ってるシーンがなんともいえず綺麗でした。5点(2004-11-24 12:31:33) 13. スウィング・キッズ 最近スウィングダンスを始めたので、ダンス見たさにレンタルしてきました。ところがどっこい、想像以上に良かった! 時代に翻弄される若者、ちょっとした差が徐々に深い溝となってゆく様、自分の力だけではどうすることもできない苦しさ。。。 自分があの3人の誰かになるとしたら、ピーターかなと思う。おかしいと思いながらも主義を貫き通す度胸はなくて、かといって割り切って体制の中で生きていくこともできない。そんなピーターが踊るラストシーンは本当になんともいえず切なかった。そして最後のウィリーが泣かせますね。6点(2004-09-16 12:24:07)(良:1票) 14. 若草物語(1994) ハイゴメンナサイ、このキャスティング最高です。クレア&ウィノナファンとしてはおいしすぎる。そしてトリニ・アルバラードは「どっかで観たことあるなぁ」と思ってたら『ステラ』の娘だし! 『デッドマン・ウォーキング』好きだからスーザン・サランドン好きだし。キルスティン・ダンストはスパイダーマン? まぁ、このひいき目を差し引いたとしても、なかなか良い映画に仕上がってるのではないでしょうか。雰囲気とか、姉妹の仲の良さとか、ほんわかしてて素敵です。一つ述べるとすれば、4年後のエイミーに最初気付かず「誰だこの女」としばらく考えてしまった。。。キャスティングを軸に観てはいかんっちゅーこってすな。7点(2004-08-23 12:36:08) 15. リアリティ・バイツ これを学生時代観た時は全然共感できなかった。でも大学卒業してちょっと経ってから観たら、ものすごい良かった。今でも気分がくさくさしてくるとこれを引っ張り出してます。何かに息詰まったり、物事がうまくいってない時に、「まぁまぁ、ジタバタしてもしょうがないじゃん」って肩をポンと叩いてくれる、私にとってそんな映画です。10点(2004-06-21 12:41:04) 16. アメリカン・ビューティー これは家で一人で観る映画だと思う。観た後はなんともやり切れない、胸を締め付けられる感覚に陥った。感情や欲望を必要以上に抑え込んで生きている人たちばかりで、苦しい。この苦しさこそがこの映画を際立たせていて、そこが大好きなんだけど。一番苦しかったのは、キャロリンと大佐かな。何度も何度も泣かないように歯を食いしばってる姿を観て「泣きなよ」と言ってあげたくなった。大佐のことはラストまで分からなかったけど、ラストで彼のどうしようもないジレンマに気づいた瞬間絶望にも似た悲しみを感じた。重いけど素晴らしい映画だと思います。[映画館(字幕)] 8点(2004-05-24 00:37:41) 17. 17歳のカルテ 初めてこの映画を観たとき、「助演のコが助演女優賞とるくらいすごいよ!」と友達に話してたら本当にとってたのね。これ観てアンジーのファンになりました。そしてウィノナはやっぱりイイ。あれだけ「可愛い」に「危うい」がマッチする女優って他にいないんじゃないだろうか。ウィノナがタバコ吸ってる姿ってとても好き。病んでて楽しくて痛くて切ないこの映画の雰囲気がたまらなく好きです。10点(2004-03-10 12:39:36) 18. ゲーム(1997) 《ネタバレ》 公開当時、劇場で観たときは意味がさっぱりわからず「なんじゃこりゃ?」でした(ファイトクラブも2、3回観てやっと理解できた単細胞生物なもので)。しかし久しぶりに観返してみたら、ありゃりゃ結構面白い! 私は後味悪い系の映画好きなタチなので、この監督の作品はどれも好きです。一番インパクトがあったシーンは部屋中にばらまかれたポラロイド。生理的にぞぞぞっとくる。6点(2004-01-08 12:34:56)
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