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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. HERO(2002) 《ネタバレ》 銀杏の中での決闘、湖面での決闘、宮殿での決闘は、どれも息をのむほど美しい映像だった。ただ、ストーリーとアクションはちょっと・・。6点(2004-01-31 23:09:49) 2. メラニーは行く! キューティー・ブロンドのような爽快さはないし、主人公の人間性に魅力を感じないし、しかも単純な恋愛物でつまらなかった。3点(2004-01-17 23:27:08) 3. アメリ おしゃれな映画。フランス映画は独特のセンスの良さを感じる。一方で、相変わらずストーリーや展開は意味不明な所が多い。ハリウッド映画ほど単純明快じゃなくてもよいけど、フランス映画は分かりにくすぎ。6点(2004-01-17 23:23:15) 4. マジェスティック(2001) 音楽がすばらしい。随所で聴けるナット・キング・コールやコール・ポーターの名曲が映画を美しく彩る。が、ストーリーはイマイチ。6点(2004-01-17 23:19:54) 5. マイノリティ・リポート 《ネタバレ》 最初はジョンがクロウを殺すのを思いとどまって終わりかと思ったが、そこまで単純な話じゃなくて安心。ただ、ララがラマーの仕業と気づく場面(「溺死とは言ってない」)は、あまりにも使い古されたパターンなのでがっかりした。6点(2004-01-11 22:27:09) 6. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち ジョニー・デップの存在感が際だつ。こういうコミカルな演技はあまりお目にかかれない。ストーリーはまあ普通。ラブ・ロマンスはどーでもよいという感じ。好きな人を好き放題やった鍛冶屋にとられたのに、恩赦を下した提督の男気も何気にかっこいい。タイトルは「キャプテン・ジャック・スパロウ」の方がいいんじゃ・・。7点(2004-01-07 21:16:21) 7. es[エス](2001) 作品としての評価はもっと高い点をつけられるのだが、如何せん観た後の後味が悪すぎる。映画観てこれほど気持ち悪くなったのは初めて。精神的な気持ち悪さを味わうから、死体なんかの気持ち悪さよりもたちが悪い。でもここまで衝撃を受けるのは完成度の高い作品だからか。精神弱ってる人は見ない方が吉。5点(2004-01-07 20:52:17) 8. CUBE2 すごいアイデアを示した人が、もっとすごいアイデアを、と意気込んでコケるとこういう作品になるのかな。2002年に作られたとは思えないしょぼいCGとミイラ人形は笑えました。3点(2004-01-07 20:49:16) 9. 戦場のピアニスト 期待して観ただけに・・。逃げ回る主人公はなんかかっこ悪いし、ドイツ将校は最高にかっこよかったけど、ちょっとしか出てないし、ピアニストってタイトルの割にはピアニストであることが意味を持ったのはやはり一部分だけだったし、傑作とは言えない。つまらないということはないけど。ナチスのユダヤ人虐殺の悲惨さを描いた作品としても、優れた作品は他にある。6点(2004-01-07 20:44:54) 10. キューティ・ブロンド 観てすっきりできる作品。重いテーマじゃなく、スカッとできる映画を観たい時にはちょうど良いかも。現実はそんなに甘くないのだが、理屈はさておいて、勧善懲悪を愉しむ作品。7点(2004-01-07 20:40:45) 11. ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 ジャーナリスティックな作品作りが気にくわない。エビデンスを示さずに、いくつかの事件の一面的な見方だけを紹介するやり方は低俗。具体的に数字を示したのは、国別の銃による死者数と銃保有率だけだが、これに至っては何でそうなっているのか結論がない。突撃インタビューという娯楽として観る分にはおもしろくないこともないのだが、これを観て単純に事実を誤認する人が出てしまうことを考えると、やはり作品として評価できない。4点(2004-01-06 23:47:36)(良:2票) 12. ペイ・フォワード/可能の王国 《ネタバレ》 過去に観た感動系の映画の中で、最も感動できなかった作品。エンディングは何それ?って感じ。オスメントの死も唐突だし、そもそも「pay it forward」が、そんなにとんでもなくすばらしいアイデアとはとても思えないって時点で全編がつまらなかった。1点(2004-01-06 23:37:27) 13. 化粧師 何とも言えない、雰囲気のある映画。明快さや派手な演出は一切ないけど、観ていてその世界にぐいぐい引き込まれる。ハリウッドに多い娯楽的な映画とは一線を画す、芸術的な映画と言えるのでは。邦画はたまにこういう雰囲気を大切にする作品が出るから、捨てたものではないと思う。8点(2004-01-06 23:33:02) 14. たそがれ清兵衛 観てて飽きさせないし、主人公の人間性や強さには共感できたし、時代劇という枠を超えて引き込まれる作品だと思った。邦画でこれだけ良い作品が1年に2本も出るのは珍しい(もう1本は「阿弥陀堂だより」)。7点(2004-01-06 23:26:03) 15. ムーラン・ルージュ(2001) 見終わってすぐ、絶対評価が分かれる映画だと思った。個人的には、音楽(特に洋楽)好きなので、はまった。"Your Song"や"Roxanne"の使われ方は本当に効果的。特にタンゴ版"Roxanne"はもっとまじめに録音してCD出して欲しいと思ったほど絶妙なアレンジだと思う。愛と哀しみを表現するのに"Nature Boy"を使ったのも粋な選曲だと思った。絢爛豪華な映像美もよい。こういう作品にはストーリーはおまけでも良いと思った。でもお世辞にも練られたストーリーとは言えないので8点。8点(2004-01-06 23:17:13) 16. 阿弥陀堂だより 何より日本の四季の風景が美しい!こんな風に日本の四季の美しさを描いた映画はしばらくなかった気がする。そして、都会で成功しながらも、心の安寧は得られなかった主人公。とても素朴な映画だが、豊かな人生とは何か?人はどう生きるべきか?思わず自問したくなる深い作品のように思う。途中に出てくる宮沢賢治やプーシキンの有名な詩も非常によくマッチしている。10点(2004-01-04 23:29:36)
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