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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. ベリー・バッド・ウェディング クリスティアン・スレイターとキャメロン・ディアスがフルジャケットを飾っている割には、このキャメロンの登場シーンってかなり少なめ。おいおい・・・。 それにしても、ブラックジョークというにはちょっと凄惨な内容。特に死体を切り刻むシーンとかあって結構えげつない・・・。まあ、悪いことをすると次々と疑心暗鬼に駆られて、精神的におかしくなるっていうのをコミカルでスリリングに見せているんだろうけど、ちょっとこれで笑うのはムリっす、ということで。キャメロンの「結婚相手ではなく、結婚そのものに憧れる世間知らずのちょっとおバカな女性」とか、スレイターの「やっちゃったものはしょうがない的クレイジー」っぷりはかなりイケてるんですが、それ以前にストーリーがダメすぎ。 2点(2004-02-18 16:55:25)《改行有》 3. メリーに首ったけ 良識なし、モラルなし、「お下品ギャグがトレードマーク」と豪語するファレリー兄弟だけど、ホモセクシュアルと勘違いされ、更には殺人鬼と間違えられるテッドのショートストーリーなんかは素直に笑える正統派。なんだ、結構出来るじゃん、と思ったけどやっぱり中心はお下品路線。 それでもボク的にはかろうじてグリーンゾーンを維持しているかな。 天然素材100%のメリーをキャメロン・ディアスが好演しているけど、なんかこれ以降こんなキャラクターばっかりじゃないですか?キャメロン。チャーリーズ・エンジェルの頃には知性のかけらも感じないので、この映画でキャラ付けされちゃったのか、なんて思ってみたり。(「ポスト・メグ・ライアン」って意見もあるみたいだけど、ボクとしてはそりゃねえだろうって思う) ヒーリー役のマット・ディロンはヒジョ~に久しぶりに見た気がするけど、こんなコメディも結構お似合いなのね。なんかハリウッド版陣内孝則みたいなイメージで胡散臭い感じがむしろお似合い。 コメディとしてかなり楽しめるので、スカッとしたいときにはお奨め(ただし、お下品ダメって人にはお奨めできない) 6点(2004-02-18 16:54:02)《改行有》 4. ユージュアル・サスペクツ 仕掛けられた謎に気づいてしまうかどうかでサスペンス映画の評価は分かれてしまうと思いますが、この映画は結構難しい部類に入るようですね。何の先入観も持たないで見たほうがこの映画は楽しめると思うのであまり書きたくないというのが正直な感想です。ボクの評価はご覧のとおり8点。結末にたどり着く前にわかってしまった点がやはり減点材料ですが、それでもテンポのいい展開とカメラアングルのうまさ、登場人物のほとんどが演技力があって楽しめました。アカデミー脚本賞を取っていますが、珍しく納得できる受賞ですね。ですので、この映画は「カイザー・ソゼ」を見つける映画ではなく、騙す心理、騙される心理を読み取ることに重点を置いてみたほうがいいと思います。 カイザー・ソゼとジョジョの奇妙な冒険のディアボロ(第5部、スタンド・キングクリムゾン)がちょっとダブルと思った人、いないかな(笑) 8点(2004-01-23 16:34:24)《改行有》
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