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1. 猿の惑星
《ネタバレ》 たぶん子供の頃に観てたら、スッゴイ面白い映画だったんだと思う。でも、今の僕には…。オチも最初からバレバレだったし、それほど引き込まれる展開もない。宇宙船のセットの作りにも…う~~んwただ、この作品が作られた年を考えれば、とても斬新な映画だったろうと思うし、未来の地球(人間)に対し問題提起をぶつけた意義は大きいと思う。観る機会があるなら、子供の頃に…あまり映画を観ていないうちに観る事をおススメします。
以下、追加→この映画のラストシーン・効果音が脳裏から離れません。 多くの映画を観ましたが、そんな映画はそうありません。鮮烈なラストシーン、構図は映画史に残るものだと思います。[DVD(字幕)] 7点(2008-11-16 17:26:32)《改行有》
2. サイコ(1960)
《ネタバレ》 まず、今から半世紀近く前にこのストーリー・構成を考え、映画化したことに賞賛。近年の映画は、構成を練りすぎて見ていて最初「??」となることが多い。例えば、時間軸をずらしたり、登場人物が複雑に絡み合っていたり。それはそれで面白いし、嫌いではないのだが、今作を観るとシンプルな方がよりストーリーに引き込まれ、臨場感が増す感じもした。エンディングありきのストーリーではなく、ストーリーを追ったあげくのエンディングといった感じがして、好感度も高い。先にシンプルとは言ったものの、途中、2転3転する流れは素晴らしいものがあり、今見ても全く色褪せない。マリオンが失踪する車の中で、会社の社長や取引相手の映像はあえて見せず、会話だけ(まるでマリオンが想像しているかのように)はめ込んだのは見事。効果音もシンプルながら、上手く観る側の恐怖心を刺激する。複雑になりすぎた近年の映画に食傷気味の方には是非お薦めです。[DVD(字幕)] 8点(2007-04-21 21:26:11)(良:1票)
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