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1.  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 例えば、お気に入りのアーティストのコンサートに行ったとする 最高のパフォーマンスに感激して満足して帰る そこには教訓も蘊蓄も何もない ただただ快楽があるだけである これはそういう作品である しかしそれは映画」なのか? そういう人がいると思うが はるか昔、そういった映画はたくさんあった むしろ思想やら問題意識なんかが映画に必要になったのは最近のことである なのでこの作品は特に新しくはないし 特異なものでもない 邦画の歴史の中ではそれなりに定着した感のある 「アイドル映画」ってジャンルがあるが それに近いものであろう もちろん「アイドル映画」には箸にも棒にもかからない作品も多かったが この作品はかなり出来がいいと思う。 銀幕の国民的スターってのがいなくなって久しいが その復活がたまたまゲームキャラだった、ってだけの話である[映画館(字幕)] 9点(2023-05-13 19:19:25)(良:3票) 《改行有》

2.  ガールズ&パンツァー 劇場版 「本当の意味」で宮崎駿が「紅の豚」の次に作りたかった作品はこういう作品だったのではないだろうか? 内容だけではなくクオリティも宮崎レベルと言えるだろう。 宮崎氏の感想がぜひ聞きたい。[インターネット(邦画)] 9点(2017-12-01 18:58:46)《改行有》

3.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 まぁ、新作といいながらEP4~6の焼き直しなのでは?という批判はあるでしょうけど、初代からのファンにしてみればそれこそがもっとも観たいものなんだから、それは減点対象とはなりません、超絶に出来のいいファンムービーと言われればその通り、それが何か?って感じですねw で、ハリソンフォードはイイに決まってるんですよ、彼のキャリアを見れば、今ハンソロを演じればどんな感じか、だいたい想像ができるし、それはまさに想像通りだったわけで問題ないのですが、ビックリしたのはキャリー・フィッシャーです、この作品をかなり「持って行って」ます、存在感もすごいけど、なんというか、あの・・・美しいんです、気高いのです、まさに「お姫様」を体現しています(「あの」レイア姫がですよw)これは誰も予想できなかったんじゃないかなぁ?あり得ない話ですがキャリー・フィッシャーはEP7に出演するためにEP4~EP6に出演していたのではないか?と思えるほどよかったです。デイジー・リドリーはまごうことない美人ですが、そりゃこれだけのビッグタイトルならあたりまえです、EP1のナタリーポートマンなんかと同じで、その他大勢の「美人」に過ぎません、でもキャリー・フィッシャーは彼女自身の出自や、その後の波乱に満ちた人生を、王家の娘として育てられ、反乱軍に身を投じレジタンスで「将軍」とよばれるまでの人生になぞららえるかのように見事に「体現」しています、これはいくら美人でも小娘には不可能な演技です。ラストのマーク・ハミルもよかったのですが、これはEP8に期待しましょう。果たして彼もレイア姫のようにルークの「歴史」を体現できるのか?  あっ、あとベン君の容姿はかなりツボでした、2人の遺伝子のよくない部分だけが合体したような、なんとも微妙なリアリティがあって最高でしたw。[映画館(字幕)] 9点(2015-12-19 19:45:07)(良:1票) 《改行有》

4.  ガッチャマン 《ネタバレ》 まず、ダメダメなのが、科学忍者隊(「ガッチャマン」はケンだけを指す言葉です)のコスチュームがカッコわるすぎ、時代が違うんだからデザインは違って当然なのだが、どうひいき目に見ても原作よりダサい、ああいうゴテゴテしたコスチュームはもっとマッチョじゃないと似合わないんよ、衣装に役者が負けてます、特に剛力彩芽なんかは、(別にファンってわけじゃないけど)キュートでビューティな女優さんだと思うんだけど、あのヘルメット被った瞬間に原付乗ってる勘違いしたオバさんみたいで、ダサいことこのうえない。40年前我々がガッチャマンに燃えた(「萌えた」ではない)のは、そのスタイリッシュさ、だったのに、今作にはその欠片も感じられないどころか、かなりグレードダウンしている。 やっぱり日本人にはああいうシンプルなコスチュームが似合うんよ、だからこそマントが印象的にはためくのに、今作ではめっちゃジャマそうやったなぁ>マント。 次にストーリー、そもそも「科学忍者隊」なのに全然科学じゃない、むしろオカルトやん?更にドロドロの三角関係って、いったい何を見せたいの?更に更に「人命は地球より重い」なんつーもうはるか昔に否定された論理をいまさら持ち出していったいどうしたいの?ルールを破ることが美徳、みたいなのを描きたいなら誰も止めないけど、なら、あの時代のヒーローアニメを題材に取る理由がわからん。結局「ガッチャマン」が撮りたかったの?なんでもよかったんでしょ?全然ガッチャマンに愛を感じないんだもん。 名作かどうかはさておき「ヤマト」や「ザボーガー」には愛を感じたよ、でもこのガッチャマンは「デビルマン」や「キャシャーン」と同類で、作るべきではなかった作品として語り継がれそう・・・・前半、邦画としては珍しくマジメに市街戦やってたの(だけ)を評価して3点。[DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2014-03-22 16:36:04)(良:1票) 《改行有》

5.  恋の罪 《ネタバレ》 正直言ってグラドル上がりで巨乳だけがウリの大根役者である神楽坂恵って好きではないのだが、この作品の場合、いずみ役は彼女以外にありえない、 もちろん本作だけが奇跡的にすばらしい演技を披露しているわけではない、あいかわらず演技は下手である。 うまく説明できないが、映画や演技という枠の外で園子温監督に「捕まって」しまったように感じる、 前作「冷たい熱帯魚」の後20歳も年上の監督と結婚したというのも、そういうことなのだろう。 当然「普通」の夫婦ではありえないわけで、園子温という怪物の中に演技ではなく本当の意味で飛び込んでしまった結果がこの作品なのだと思う。 逆に富樫真や大方斐紗子の演技は文句無く素晴らしいものであったが、こちらはあくまで「演技」である(あたりまえであるのだが) 二人は見事に「狂気」を演じていたのだが、神楽坂恵だけは静かではあるが、本当に狂っているのではないかという怖さが感じられた。 よくわからないのが水野美紀である。 冒頭のフルヌードシーンが無ければ、彼女もまた単なる演技者でしかなかった(と言っても富樫真や大方斐紗子のレベルにはほど遠いが) ストーリーを追ううえではさして必要ではないシーンであるが、あのシーンがあるおかげで、彼女の「肉」の部分が強烈に印象付けられている。 言うなれば、あのシーンが水野美紀という「言葉」に「意味」を持たしているのであろう。 しかしながら、その後の彼女の出番はあまりにも地味である、ほとんどストーリーにも絡んでいない。 まぁ吉田和子は「あちら側」と「こちら側」の境界に位置する存在であるから、これでいいのかもしれない。[DVD(邦画)] 8点(2012-06-10 15:09:40)《改行有》

6.  イエロー・ハンカチーフ 《ネタバレ》 「幸福の黄色いハンカチ」にあったコメディな要素がほとんど存在せず、淡々と進むストーリーがちょっと物足りない、やはり武田鉄也、桃井かおりという日本の誇る二大「怪優」と比べると、主演の二人は「普通」すぎなんじゃないだろうか?決して駄作というわけじゃないけど、元作品と比べられるのはリメイクものの宿命なんで、評価は辛め、ところで警察署で出前のネェちゃんが持って来るのが「レバーフライ」ってのには笑った、ちなみに「幸福の~」では「ニラレバ炒め」である。[DVD(字幕)] 5点(2011-09-18 18:55:58)

7.  キック・アス 《ネタバレ》 悪人といえども、撃つときは手や足を狙ってね、もちろん相手が先に撃たないと撃っちゃダメだよ、それから残酷だから血飛沫なんて描いちゃダメ、言うまでも無いけど子供が殺人とか論外だから...てなハリウッド的モラルにブラッドピットが喧嘩を売った作品、なんだか井口昇的な香りがする(他国の資本で撮っているところも似ている)この作品が「XMEN」と同じレイティングで編集されてたら8割ほどはカットだろうなぁ、そもそも悪役側は3人くらいしか殺してないのにHGちゃん(はぁと)は2~30人は殺してるよなぁ、もっとこんな作品が見たい!という私の個人的な欲望から10点満点。 (ただ、どうせR指定覚悟なんだったらもっとエログロバリバリでもよかったんじゃ?)[映画館(字幕)] 10点(2011-01-09 20:49:32)(笑:1票) (良:1票)

8.  日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 この作品の凄い所は、製作意図や史実に関係なく、あきらかに「ドタバタギャグ」として観れることである。このような作品を邦画では他に知らない、洋画であれば「ファーゴ」漫画であれば「ナニワ金融道」が近いかもしれない、かといってこの作品がふざけているとか、そういう話ではない、まぁ現実にわけもわからずドタバタしていたのが「あの日」だったのだろう、悲劇と喜劇は紙一重だということが実感として理解できる稀有な作品である。[DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2011-01-03 21:12:48)

9.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 オリジナル(「さらば~」まで)がA級(の香りがする)初めてのアニメ作品だったことに対して本策はキッチリ、ハッキリとB級として製作された作品である、よって当時その「A級の香り」に酔っていた者達に評判がよくないのは当然である、だがしかし、その正統なる続編の数々のクズぶりを思えば本作はその1万倍くらいは「映画」としてよく出来ている、同じように実写でリメイクされた「キャシャーン」や「デビルマン」に比べれば100万倍くらい出来がいい、B級として観れば無限とも思える数のツッコミ所も逆に映画を楽しむためのアイテムに思えなくも無い、私は当時「酔っていた」世代なので、少々複雑ではあるが「傑作」と呼んで差し障りはないのではないだろうか?まぁそれにしてもスティーブン・タイラーのエンディングはどうかと思う、誰が歌ってもいいから、アレが「真赤なスカーフ」だったら10点満点だったのに・・・・[映画館(邦画)] 8点(2010-12-13 01:01:39)

10.  第9地区 《ネタバレ》 「アバター」なんぞ相手にもならない、あえて比べるとしたら「クローバー・フィールド」か?しかしアイデアをエンターテイメントまで昇華しきれず、悲劇として幕を下ろすしかなかったクローバー・フィールドに対し、本作は1級のエンターテイメントとして成立し、更に笑いと(信じられないことに)叙情性まで持ち合わせている、グロ表現を嫌悪するか笑えるかで、この作品を楽しめるかどうかが分かれると思うが、楽しめればかの名作「ギャラクシークエスト」を超える作品となるかもしれない、難点として視聴中は、あからさまにID4をパクった母船や、どう見ても70年代デザインの指令船や、もはや記号と化してしまった感のあるパワードスーツなどが気になったが、今思えばワザとそうしているような気がする、それぐらい見慣れたものでないと観客が着いてこれないと判断したのではないだろうか?それくらいこの作品はセンス・オブ・ワンダーに溢れているのだ。[映画館(字幕)] 9点(2010-04-23 19:36:57)(良:2票)

11.  アバター(2009) 《ネタバレ》 凄い映像なのになぜかセンスオブワンダーを感じないんですよねぇ、キャメロンが日本アニメやマンガのヲタクなのは有名な話ですが、神経接合とか結合率99パーセントとか、まるっきりエヴァですね、そもそもナヴィ族の体系ってエヴァそのものだし、ご丁寧にアンビリカルケーブルも付いてるし・・・・、で、お話のほうはまんま「もののけ姫」ナヴィ族=森の神々、エイワ=シシ神(デイダラボッチ)ジェイク=アシタカ、ネイティリ=サンっていう構図がどうしても浮かんできてしまいます、ラスト近くの大型獣の突進とかも、イノシシ軍団に見えてしかたありませんでした。ただ何もできなかったアシタカと違って、ジェイクは行動します、その「行動」の代償として人類は完全悪として描かれています、神に抗わざるをえなかった人間達の言わば原罪を描いた(だからこそアシタカはなにもできなかったわけですが)もののけ姫に対して「人間といえど完全悪なんだから殺されて当然」っていう構図はあまりにも(もののけ姫に対するオマージュだとしたら特に)浅いストーリーだと言わざるをえません。もちろん、3D映像のアトラクション映画としてあえて「浅い」お話にしたのかもしれませんが、それなら人類が一致団結して完全悪のエイリアンをあのカッコいい(ホントにカッコいい)ヘリ部隊やモビルスーツでブチ殺すお話にしたほうが、よほどスッキリした作品になったでしょうに、○次に話題になっている映像については、(IMAX3Dにて視聴)「金かかってんなぁ」「手間かかってんなぁ」だけってのが正直なところ、3Dと言っても、画像内に奥行きを感じられるだけで、決して物体が立体に見えるわけじゃありません、つまり手前に存在するモノは近くに見えますが、そのモノ自体はあくまで平面です、困るのが、奥にピンが合ってて手前がボケてるようなシーンでは手前はボケたまま手前に飛び出して見えます、当然ですが、それを凝視してもピンが合ったりはしません、要は舞台演劇の大道具のようなもので、とても「入り込んでいるような臨場感」とはほど遠いです、ただそれを否定はしません、Liveの舞台に独特の臨場感があるように、ひとつの表現方法としてはアリだとは思いますが、映画に関しては私はあまり好みじゃありません。○余談・・・エイリアン4のときも思いましたが。シガニー・ウィーバーって、いくつになっても裸にされるんですねー(笑)[映画館(字幕)] 4点(2010-02-12 19:22:06)(良:1票)

12.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 ファンタジィというより、ほとんど狂気といっていい内容、水辺に並ぶ車椅子のシーンは正直怖かった、若い夫婦と子供が加わり、宗助とポニョが加わらなかったあの船団はまぎれもなく「三途の川」のイメージだろう、コナン、ナウシカなどに見られる宮崎カントクの破滅願望がこの作品からも強く感じられた、私はこういった狂気が大好きである(笑)ただ、あのバーさん方は(皮肉でもなんでもなく)「あの世」から帰ってくる必要(必然)があったのだろうか?しかしリサまで帰ってこなかったら、このお話はハッピーエンドとはならない、リサを帰すために仕方なくバーさん方も帰って来てしまったようにも見える、この辺がジブリエンターテイメントの限界なのだろうか?[DVD(字幕)] 9点(2009-08-01 20:47:43)

13.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 まあ、お話のほうは完結を見るまでおあずけにしときましょう ただ 「今日の日はさようなら」は気持ちはわかりますが、無理やり過ぎです。 「翼をください」は「今日の~」よりはマシですが、これはエンドクレジットで流すべきでしょう、で、エンドクレジットで流れてたウタダ某の曲は全然イラナイです。[映画館(邦画)] 6点(2009-06-29 01:29:11)《改行有》

14.  ターミネーター4 《ネタバレ》 バカ映画である、バカ映画として見れば、過去のヒット作(マトリックス、トランスフォーマー、エイリアン、マッドマックス、大脱走etcetc)からの引用の数々や、あまりにもご都合主義で、そのくせ矛盾だらけのシナリオや、抱腹絶倒な電気ショック(笑)なども許せないことは無い、またそういったバカ映画を撮るのならマックGは間違いなく適任であり、実際彼は最高の仕事をしたと思う。ただT1、T2はもちろん、評判のよくないT3も、カテゴリとして「バカ映画」ではなかった、誤解なきよう書いておくが、私はバカ映画が嫌いなわけではない、むしろ大好きである、マックGも評価している、しかしそれとは別に私はターミネーターシリーズのファンでもある、だからといってターミネーターシリーズをバカ映画で見たいとは思わない、ターミネーターはSFというよりは古きよき空想科学映画であって欲しかった、出来が悪いわけではないので、非常に残念な作品だと言わざるを得ない。[映画館(字幕)] 5点(2009-06-14 23:17:23)

15.  デス・レース(2008) 《ネタバレ》 う~~~~ん、B級ドタバタカーアクションとしちゃ、かなりいい出来、(マンガとしては)シナリオもキレイにまとまってるし、それなりに迫力もあった、グロもほどよく(?)ミステリー的な味付けも物語に(ほんのちょっとだけ)深みを持たせている、なにより「ボーン」シリーズでおなじみのパメラお姉さま(ジョアン・アレン)はどう見ても今回のほうがハマってる、7点くらいは十分与えられるデキ、          た~~~~~だっ!かの名作「デスレース2000」のリメイクとして見ると、かなりツライ、デスレースの「デス」はドライバーが死んじゃうんじゃなくて、ジィさん、バァさん轢き殺してヒャッホー!の「デス」なのだ!あの痺れるような倒錯感が本作にはほんの1ミリグラムも感じられない(それくらいデスレース2000が異常な作品であり、本作が普通ということだ)まぁ時代が変わってモラル的な制約もキツくなってるだろうし、まさかナチをネタにできないのもわかるが、「デスレース」を名乗るなら、せめてシュワちゃんの「バトルランナー」程度のアンモラル感は欲しかった。でマイナス2点、あとデヴィッド・キャラダインは声だけじゃなくてキチンとフランケンシュタイン役で出演してほしかったなぁ、[映画館(字幕)] 5点(2008-12-01 00:31:43)(良:1票)

16.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers 山之辺マサトは孤独な神となり、リューズには永遠の苦しみをもたらした「不老不死」も考えて見れば「忘れる」ことさえ出来ればどうってことのない「日常」なのかもしれない、私自身40年以上生きているが、実感があるのは「今」だけで、昨日も去年も10年前も「記憶」という「知識」でしかない(私だけかも知れませんが・・・)そして「忘れることが出来なかった」のが草薙であり、そこにはやはり手塚治虫やら松本零士がかつて描いたのと同様の「悲劇」が存在した、って解釈で正しいのかな?(ちょっと自信が無いw)まぁそのあたりはいいとしてこの作品の欠点を上げるとしたらそれはズバリ「絵」だと思う、「宮さんを凌ぐ」と豪語した空中戦も超リアルなプラモデルにしか見えず、浮遊感やらスピード感を全く感じさせない、ナウシカや豚やらの足元にも及ばない、それどころか押井本人の演出であるマッハ軒のハリアーにも及んでいないと思うのだが・・・[映画館(字幕)] 8点(2008-08-31 00:15:31)(笑:1票)

17.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 ヒースレジャーの怪演が評価されているが、そのほとんどは脚本によるところであって、ビジュアル面やら純粋な演技力で言えば1作目のジャック・ニコルソンには及んでいないような気がする。にもかかわらず本作のジョーカーが見るものに強烈な印象を与えるのは「狂気」の種類がニコルソン版ジョーカーとは全く違うからである、ニコルソンはただ単に自らの欲望に忠実に暴れまわっており、そこにはピカレスク・ロマンとまでは言わないが、ある種の「美学」が感じられ、エンタテイメントとしての爽快感すら存在したのだが、今回のジョーカーは狂気にあまりにも誠実であり、理性的ですらある、そもそもヒース版ジョーカーはデントの一件を見てもわかるように自分(だけ)を「特別」な人間として見ていない、つまりは人間と言うものは全て自分と同じ「狂気」を持っていると考えている、だとすれば彼の行為は全ての人間の(狂気への)開放であり、彼にとっては自己犠牲を伴った奉仕的な行動といえるのかもしれない、そういった考えは理解できないことはない、(もちろん同意はしないが)しかしそれはエンターテイメントではない、だから彼はひたすら不快で怖いのだ、彼を殺さないバッドマンにイライラする観客はまんまとジョーカーの策略に陥っているわけであり、そのことを理解することもまた不快である。同じような狂気を扱っていてもレクター博士には美学があったし、「バトルロワイアル」にはモラルを突き抜けたユーモアがあったが、この作品には何も無い、言うなれば「無償の悪意」を観客に投げかけてくる、金やら愛やら命やらといった具体的な欲求ではなく心の奥底に潜む「純粋な悪」の部分を直接刺激してくるのだ、誰もレクター博士になることはできない、しかしジョーカーにならなる(なってしまう)ことができる、だからこの作品は怖いのだと思う。[映画館(字幕)] 8点(2008-08-24 02:53:19)(良:8票)

18.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 理屈ぬきで楽しめるのがこの手のアクション映画なのですが、それにしてもちょっとやりすぎですね、特に冷蔵庫ネタとターザンネタはさすがに無理があります、コメディは構いませんがこれではギャグです。あと1950年代を再現した美術は素晴しいのですが、マットのバイク(ハーレーダビッドソン、スプリンガークラシック、2007年式らしいです)が全てをブチ壊しています、まぁクラシカルなデザインがウリなんで違和感は少ないのですが、それでもハンドル周りがアップになると当時としてはあり得ないデザインのスイッチ類が丸見えで興ざめしてしまいました、別にバイク好きでなくても明らかにテイストが違うと思うんですがねぇ?(さすがにセル一発ってわけにはいかなかったようで、始動時だけは古いモデルのようでしたが)[映画館(字幕)] 6点(2008-07-20 02:09:15)

19.  チャーリー・ウィルソンズ・ウォー 《ネタバレ》 どこまで史実に忠実かは知らないが、まぁ人間のすることだからあれくらいのドタバタがあってもおかしくないし「正義」という言葉が明らかにギャグとして演出されているのも納得できる(善悪で戦争を語れば、たいていの場合真実は失われる)そういう意味でブラックコメディとしてはかなり完成度が高いと思う、ただ史実だからこそ、その後のアフガニスタンの状況やら、ひいては同時多発テロなどを思うと素直に笑えない、同じ人間として自嘲気味に笑えるほど私は皮肉屋ではないし老いてもいない、これが完全なフィクションなら大笑いできるのだが、史実それ自体がタチの悪いコメディでしかないという意味においてこの作品は「ホラー」に分類されるべきなのかもしれない。[映画館(字幕)] 6点(2008-05-26 20:05:12)

20.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンの圧倒的な演技力(あと秘書のショーン・ヘイズも)ゆえに高得点を付けるが、どうもシナリオがしっくりこない。エドワードはまぁ自分で稼いだ金なんだから、それをどう使おうと勝手だが、カーターにしてみればほとんど奇跡みたいな話なわけで、だから旅にでるべきではない、などと言うつもりは無いが、その場合やはり妻の言うとおり家族を捨てる覚悟が必要だったのではあるまいか?それはそれで男のダンディズムとして共感できないこともない、だがそのへんが中途半端で結局貴重な時間を失ったカーターは妻とヤリ損ねるわけである、それって悲劇なんじゃないの?というか、カーターは本当にあれでよかったのかなぁ・・・?私?私が同じ状況なら潔く家族を捨てて美女とウハウハしますです、ハイ。[映画館(字幕)] 7点(2008-05-25 18:54:28)

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