みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. 野良犬(1949) 《ネタバレ》 三船敏郎さんが手がかりを求めて延々とずっと闇市をさまよい歩くシークエンスが素晴らしい。台詞なしで、映像と音だけで、こんなに吸引力のある場面を作り上げられるなんて、なんて映画的な、素晴らしいセンスだろうと感激しました。音楽の対位法的な使い方(緊迫感のある場面にノーテンキな音楽が聞こえてくるとか)も冴え渡っていて、ラストの犯人との対決の場面とか、非常に効果的だったと思います。[DVD(字幕)] 9点(2006-02-12 03:27:58) 3. 静かなる決闘 《ネタバレ》 千石規子さん超当たり役です。ダラけたようなナメたような喋り方が味わい深い。三船敏郎さんはクライマックスの怒涛の長廻しのモノローグが感動的。あの場面の撮影のときは黒澤監督もカメラマンももらい泣きして涙を流しながら撮影したのだそうです。そんなエピソードも頷ける感動的な場面でした。[DVD(字幕)] 10点(2006-02-12 03:20:22)(笑:1票) (良:1票) 4. 酔いどれ天使 《ネタバレ》 若い三船敏郎さんの格好よさ、美しさに見惚れました。作品の随所に出てくるもの悲しいギターの音色がとても効果的です。敵役のひとの登場場面は「よ、待ってました!」的な格好よさで、娯楽映画のツボをおさえているなあと感心しました。三船さんがペンキで真っ白に染まって死んでいく場面の凄絶さは、映画史上に残る美しさだと思います。[DVD(字幕)] 10点(2006-02-11 14:02:50) 5. 自転車泥棒 つげ義春さんが「これ以上の傑作は絶対にない」と書いていました。父が捕らえられたときの息子の表情はいまだに忘れられません。10点(2004-01-31 15:18:57)(良:1票)
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