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プロフィール
コメント数 31
性別 男性
自己紹介 基本的に(よほど確証のある時以外は)「酷評」はしません。
(というより、できません)

多くの方が了解されていると思いますが、単なる誤解や無知に基づく「酷評」には、冷笑や憫笑以外の価値はないからです。
 
自らの無知や無能を棚に上げ、貧困なスキーマ(人生経験によって形成される思考の枠組み)を振り回して「これは駄作だ!」などと得意がるようなミットモナイことだけは決してしないように、自戒しております。

せめて「この作品の良さは、私には理解できないないけれど…」くらいの謙虚さは忘れずにおきたいものです。

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【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  戦場よさらば 《ネタバレ》 「公益」(=戦争勝利)と「私益」(=恋愛成就)の齟齬、とまとめてしまうとありふれたテーマになってしまいます。が、通俗的な戦争恋愛モノと違って、G・クーパーが相手のもとに走る過程が明瞭に描かれていないところが演出の妙味だと感じました。これが逆に、「おまえが好きだ、おまえに会いたいんだ、今すぐ軍を抜け出すぞ!」的に惚れたはれたを露骨に表してしまうと、少しも美しくない。静かに、物憂げな表情で、しかし力強い瞳で「脱出」を決意し、悲運の再会をも冷静な態度で受けとめ、そしてラストでは優しく抱擁し、永遠の別れを甘受する。心理・行動描写の抑制が、逆に、その心の陰影・襞を強く感じさせます。もちろん、製作時間(70分程度)の制約下では演出は最低限度に抑えられてしまいますが、では時間が長ければよかったのかというと決してそんなことはない。増やされた時間で演出が過剰になり心理が饒舌に語られてしまうとすれば、それこそまさに本末転倒というほかありません。8点(2004-03-08 09:05:30)(良:1票)

2.  モロッコ ディートリッヒの圧倒的な存在感に脱帽。もちろん、『嘆きの天使』や『上海特急』でも、彼女の枕詞たる「退廃的美」は存分に味わえます。が、本作冒頭のバーにおける登場場面ほど、このフレーズが完璧にマッチするシーンはないのではないでしょうか。美しいとか色気があるとか、そんな次元の話ではない。あらゆる形容詞を超越した容姿には、ただただ唖然、呆然。で、その立ち居振る舞いに圧倒されているうちに、あまり上手くない歌が始まり、そこでふと我に返るのでした。(歌の巧拙は個人的好みによる。上手くはないけど味わいはあります)9点(2004-02-29 17:04:45)

3.  我が家の楽園 仕事は、最低限の生活の糧を得るためと割り切って、ほどほどに。それ以外の時間は、趣味のためなどに、自由に使いたい。現在、ほとんどの一般大衆は、こうした人生を指向しているのではないでしょうか(もちろん私自身も)。それは、ある程度の経済的富裕を成し遂げた社会において、ほとんど必然といってもよいほどに表れてくる国民性でしょう。本作当時のアメリカも、フォーディズムの完成に象徴される通り、まさにそうした社会でした。しかし、その後に来るのものは――自由という名の退屈、豊かさと裏腹の不遇感、何物にも囚われずに生きたいという願望の先に忍び寄るニヒリズム。単に拘束から解放されたいだけの「○○からの自由」ではなく、自分はこれをやりたいんだという「○○への自由」なくしては、そうした「自由の陥穽」にハマってしまうのでしょう。それぞれの生きる道を見つけ、生き生きとした表情で人生を謳歌する『我が家』にこそ、「自由」の本源的な価値が見出されます。8点(2004-02-29 11:29:30)(良:1票)

4.  街の灯(1931) 物心ついた折から、何度繰り返し観たことか…。本作を超えるものには、未だ出会っていません。よって、私にとって10点は、これ1本のみ!10点(2004-02-29 11:02:51)(良:1票)

5.  或る夜の出来事 高貴な身分の女性と無頼な新聞記者による逢瀬といえば、一般的には『ローマの休日』でしょう。言うまでもなく、キャラの違いで、こちらの方が、より庶民的(?)です。が、しかし、男女の言動や細部の描写は、こちらも勝るとも劣らず、実に上品なんですね。会話の内容は古典的な意味で「粋」だし、しょーもないラブシーンなんかがあれば興醒めにもなりましょうが、当然そんなものはない。こういう具合に、現実と虚構の皮膜(その膜は薄いようでいて限りなく厚いけれど)を感じさせてくれる映画は、何度観てもいいものですね。9点(2004-02-17 23:09:28)(良:1票)

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