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1.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 いやー満腹、満腹。久々に映画で満腹感を味わいました。 まあ、戦闘場面の凄さや脚本・ストーリーの秀逸さ、また、あのクライマックスにもっていく演出力などは当然のこと、たくさんの人が称賛しているので私はちょっと違った観点で印象に残っていることを記したいとおもいます。 原作は未読なのであくまで映画を通しての私見ですが、キーワードはロゴス(言葉)と契約です。 ローハン軍がゴンドールの援軍としてペレンノ-ル野に駆けつけた折、また、クライマックスの黒門での決戦の時、セオデン王とアラゴルンがそれぞれ兵を鼓舞する場面がありましたが、おのれの勇猛さや精強さだけでは全軍を奮い立たせることはできません。 そこで大事なのはロゴス(言葉)なのです。 この戦いでわれわれが命を賭してまで守らなくてはならないものは何なのかをロゴス(言葉)にし、兵一人一人の心を打ち、昂揚させなければなりません。セオデン王、アラゴルン両者ともまったく見事でした。 また、ペレンノ-ル野の戦いでエオウィンと対峙したナズグルの王が相手を男の騎士と思い込み「自分は人間の男には倒せない」とロゴス(言葉)で威嚇し脅威を与えるが結局そのロゴス(言葉)で自分の力を限定することになり、人間でないホビットのメリーに不意をつかれ、女であるエオウィンに倒されてしまう。ここは非常におもしろい。 また、もう一つのキーワード、契約についてですが、アラゴルンが古代の死者を引き連れて苦しい戦いを一挙に勝利へと導く、この映画一番のハイライトシーンですが、過去に契約を守らなかったため亡霊として此岸をさまよい続け、われわれに命令できるのはゴンドールの王だけだと言い(死者とゴンドールの王との契約ですね。)戦いの後、契約は守ったから自分達を解放し永遠の眠りにつかせてくれと要求する、これらの契約の概念が興味深いですね。 種族を超えてどころか、死者にいたっても契約の概念が徹底しているように描いているところはまさに非東洋的ですね。 まあ、小理屈はこれくらいにして、とにかくスケール、演出、美術、VFX等すべてにおいてこの作品(シリーズ)を超えるファンタジーは当分出てこないでしょう。SEE版DVDが今から楽しみです。 最後にピーター・ジャクソン監督の執念、スタッフ一同の労力に心から感謝。10点(2004-02-20 07:17:19)《改行有》

2.  沓掛時次郎 遊侠一匹 股旅物の傑作。加藤美学の集大成。錦之助の名演とあいまってその様式美に打たれる。東映時代劇というより映画界全体の斜陽とだぶったようなリリシズムが全編ただよう。なかでも雪の降る場面から下にパンしたら宿の女将に錦之助が告白しているシークエンスは特に秀逸。9点(2003-05-08 13:14:35)

3.  ライアンの娘 ジョン・ミルズ演じるマイケルが印象に残る。ロージーにとって正の異人が英国少佐とするなら、負の異人が白痴のマイケルといえるのではないだろうか。同じ足をひきずり、村人の中で最初にこの少佐と出会い、ロージーと少佐との浮気のきっかけを作り、最後には少佐の自殺の武器を提供したり・・・。随所に顔を出す神父はさしずめ聖の異人といったところか。またラストでロージーがあれだけ忌み嫌っていたマイケルの頬にキスをするところが意味深。この映画を共同体と異人との関わりといった観点で見ると非常に味わい深く考えさせられる。9点(2003-05-02 16:52:13)

4.  たそがれ清兵衛 はっきり言ってガッカリしました。往年の傑作時代劇にくらべて見劣りがして。黒澤・溝口・内田など錚々たる巨匠達の名作と比べること自体無理は承知なんですが、あまりにも前評判が良かったもので・・・。セットも最近の時代劇の中ではしっかり作ったのでしょうが、人が住みついて生活してますというリアリティに欠け、出演者の立ち居振舞い、ちょっとした所作も型になっていない気がします。手厳しいですがテレビの大型時代劇の域を出ていないと思う。5点(2003-05-02 14:26:17)(良:1票)

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