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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. シンドバッド/7つの海の伝説 ハワイにいく飛行機の中で見た。英語版なので3回くらい見てやっと筋がわかり、見るたびにおもしろさが増した。 シンドバッドといえば、とにかく驚異と不思議と危険と、そして金になる冒険の世界に飛び込んでいく物語。 海でおぼれて死ぬるところを魔女に助けられたシンドバッド、魔女に気に入られてしまう。魔女はシンドバッドが必ず自分の所に来なければならないように、巧妙な罠を仕掛ける。こうしてはじまるワクワクドキドキハラハラの航海。CG効果も満点で100%楽しめた。8点(2004-03-09 22:01:16)《改行有》 3. マーサの幸せレシピ 《ネタバレ》 さいごのシーンでなっとくできた。 マーサがいきつけのカウンセラーが、作った料理をマーサに食べてもらう場面。レシピ通りに作ったというがどこかちがう。「すごい、マーサは何があるかすぐわかるんだね」という医師に、マーサは「何があるかはわからないけど、何が欠けているかはわかるのよ」という。・・・それは、自分だけではわからない、誰かと一緒に食べて初めてわかるのだ。8点(2004-02-27 06:45:48)(良:1票) 《改行有》 4. たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 上意討ちで倒す相手にも正当な理由があった。不条理だ。しかし自分の仕官のためには仕方がない。本来罪のない者を討ち取った清兵衛だが、藩命で正当化された。 この映画は原作にない終わり方をする。私たちは、娘のナレーションの形で清兵衛が維新の時の戦いで、藩に殉じて死んだことを知らされる。維新後生き残って幸せな晩年を全うしたのではなかった。 上意討ちに含まれていた不条理に対してバランスが回復する、私はこの終わり方に満足だ。 現実の世の中はそうはいかない。不条理がまかり通り、バランスが回復しないままだ。この映画のように、タイムラグのなかでいつかは因果応報という具合になってほしいものだが・・・・10点(2004-02-27 05:57:11)《改行有》 5. 至福のとき 《ネタバレ》 少女にとって父親の存在がわずかな希望だった。私も見ていて、最後に父親が現れて救い出してくれるのかと思っていたが、じつはあの養母がいっていたとおりのだめおやじだった。そうしてみると、意地悪な養母も案外よくやっていたわけだ。 苦い味わいの佳品。わたしはテレビという切り札が出てくる「あの子をさがして」より高い点を付けたい。 最後の終わり方もいい。男はだめな父親になりかわって嘘の手紙で少女を励ます。善意のこもった「まがいもの」。 O.ヘンリーの「最後の一葉」と似ているところで-1点。9点(2004-02-27 05:40:00)《改行有》
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