みんなのシネマレビュー
ころりさんさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 636
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

1.  牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(188分版) 《ネタバレ》 幸運なことに、最初の公開後しばらくして名画座で鑑賞しました。ただ、まだ若かった私は、まだこの映画のよさを十分に堪能できず、まったりした退屈な映画という印象でした。で、昨年のリマスター版再公開後、久々に再見。本当は映画館で観たかったが時間がとれず、結局は真っ暗にした部屋で大画面テレビで鑑賞。今回は、全く違った経験でした。国際政治に翻弄される戦後台湾の時代背景、外省人という主人公家族の立場、先が見えない大人の世界の不安さを体現した学校内の人間関係など、退屈だと思った画面の数々が濃厚な緊張関係に包まれていて、4時間の長尺なのにまったくダレることはない。台詞などでは明示されないけれど、日本刀や写真が描く日本植民地支配の名残り、反中国共産党の名のもとの過剰なまでの抑圧、プレスリーと音楽が体現する「自由の国」への憧れ(でもその「自由の国」がその後、この国を追い詰めるわけだが)など、なんてことない不良少年たちとその家族の日常にちりばめた時代の痕跡が、この映画が描く「歴史」を雄弁に物語る。視覚的にもとにかく凝った構図が満載で、暗闇から突然現れる光とそこに照らされる限定された世界が、この映画が描く社会そのものを象徴しているかのよう。技術的なことはよくわからないけど、冒頭の教師と父親の会話シーンから、背景と人物の配置が印象的な場面が続き、映画が持つ手法をこれでもかと詰め込まれている。そして、そこに描かれる青春の淡い物語は、実はとってもビター。あのブラスバンドの演奏のさなかの告白シーンなんて、おっさんの涙とノスタルジーを誘うには十分過ぎるのに、その後の展開は、問題だらけの時代と家族を懸命に生きようとする主人公をどこまでも打ちのめす。でも、本作の魅力は、単なるバッドエンドもので括れないところ。賛美歌を歌いながら涙する姉、リトルプレスリーからの手紙、「唯一の友」を失って涙するお坊ちゃんの姿からは、主人公が「生きた」証を感じることができる。そして、冒頭と同じ大学合格者の名前を淡々とラジオが読み上げるラストは、何も変わっていないのに、どうしようもないと思っていた世界も「変わる」のかもしれないという一抹の光のような、不思議な余韻を残してくれます。ぜひ1日休みができた日に、ゆっくりとこの「映画」そのものを体現したような作品を味わってほしいと思います。[DVD(字幕)] 10点(2018-01-23 15:02:37)

2.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 公開直後、初めて見た時の感想は、圧倒的な冒頭30分に「とんでもないものを作りやがった」と思いつつも、その後のライアン救出作戦の非合理にどうしてもついて行けず、ラストの星条旗の愛国主義っぷりに辟易したという思いで(あと、いつもよりも冴えないジョン・ウィリアムズの音楽と共に)、いい印象を持たないまま一度も再見せず20年近く経っていました。ところが昨日『ダンケルク』を見て、その「ヌルい」感じが引っかかって、この映画を思い出し、冒頭30分だけでもと思って再見したところ、あれよあれよとハマってしまい、最後まで見てしまいました。このドラマ、やはりライアン救出作戦をどう解釈するかがポイントなんだと思うのですが、今回見て気づいて、ゾーっと恐ろしくなったのは、劇中、ライアン救出作戦は「広報ミッション(public relations mission)」だと説明されていること。ということは、この英雄譚は「宣伝(というかプロパガンダ)のために」用意されたことであり、トム・ハンクス扮するミラー中隊長もそのことをちゃんと理解しているのだ。このなんとも非合理な作戦の目的は、「母親に4人目の息子を送り帰す」ことで国内の士気と戦争への支持を保つこと、その1点なのである。イーストウッドが『父親たちの星条旗』で描いたプロパガンダと戦場の乖離というテーマを、この映画は戦場を舞台に描いて見せる。一見すれば、1人の無名兵士を救うために命をかける男たちの英雄物語でありながらも、その底辺には作戦そのものの空虚さと、その空虚を自認しながらもミッションを完遂しようとするミラーの「軍人」としてのあり方にどうにも複雑な思いを描く。だから、この映画に簡単に「感動」してしまってはダメだし(それじゃあプロパガンダと同じだ)、容易に「感動」できないようにスピルバーグはあえて作っているのだろう。ウィリアムズの音楽が冴えないのも、その両義性ゆえだ。彼の音楽は、こうゆう物語には明らかに合ってない。ラストにある色あせた星条旗の意味も、最初に感じた愛国主義なんかではなく、戦争で命を落とした多数の名も無き兵士たちへの鎮魂(彼らが守ろうとしたのは、ライアン家が象徴する無数の平凡な家族だった)と、それでも戦争を遂行する国家の非合理・不条理を象徴するものになる。スピルバーグの恐るべき傑作。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-01-13 17:55:53)(良:3票)

3.  羊たちの沈黙 公開当時に見ました。クラリス対レクター博士の対決が、真犯人そっちのけで展開するのが新鮮。この作品がもってる気品のようなものは、結局のところ凡百のフォロワーとは明らかに違ってた。僕も、一番好きなシーンは、クラリスとレクターの指が一瞬だけ触れあうところ。ものすごくドキドキした。この手の映画なのに、アカデミー主要部門独占したことにも驚いた。いろんな意味でエポックメーキングな作品。ちなみに、サイコスリラーだけど、どんでん返しはありません。同時期のサイコスリラーものは、みんな犯人は最初からわかってるものが多いです。そういう期待の仕方をしないで見る事をおすすめします。10点(2004-03-19 12:07:57)

4.  シザーハンズ 「手がハサミ=好きな人を抱きしめられない」というセンチメンタリズムをベースに、ティム・バートンが作り出した「箱庭」のような郊外ミドルクラスのアメリカン・ライフの現実。ファンタジーなのに現実的。ウィノナの金髪があんまり似合ってなかったけど、あれも含めて「一つの世界」にどっぷり浸れる幸福をかみしめた1本。10点(2004-03-12 13:12:44)

5.  マグノリア 《ネタバレ》 これぞ群像劇! その面白さを満喫できました。もっとも好きなシーンは、それぞれ切羽詰まった状況にある主人公たちが、エイミー・マンの「Wise Up」を口ずさむシーンです。町ですれ違う人、レストランでたまたま隣のテーブルに座った人にもそれぞれの人生があり、それぞれの悩みがある。そして、それぞれの人生の積み重ねとして、私たちの「社会」は存在し、動いている。あたりまえのことだけど、そういう「社会」というものに対する想像力を、見事に映像化してくれた作品であると思います。そして、どん詰まりの状況のなかで降ってくる「カエル」の不条理さ! でも、その不条理さが、ほんの少しだけだけも前に進んでみようという気持ちを抱かせてくれる。こんな芸当は1回限りでしょうが、その1回を見事にやり遂げたポール・トーマス・アンダーソン監督は本当に天才だと思いました。[映画館(字幕)] 10点(2004-03-09 22:32:50)(良:2票)

6.  アンダーグラウンド(1995) 映画館でみて、監督・脚本のエミール・クストリッツァの想像力のパワーに圧倒されました。ユーゴスラビアの現代史を、こんなかたちで描く事ができるなんてと驚愕したことを覚えています。ブラックユーモアと政治的なメッセージの絶妙なバランス。ふざけたマルコのキャラと悲惨な戦争や民族分離のコントラスト、そして美しく印象的なラストシーンまで、「映画」の持つ力を見せつけられました。10点(2004-03-08 18:06:14)(良:1票)

7.  グッドフェローズ 《ネタバレ》 実は公開直後にも見たのだけど、当時はピンとこなかった。最近、なぜかこの映画が急に見たくなり、久々の再見。すると、なんと素晴らしい作品だったのか。暴力と犯罪と些細な日常が交錯するギャングの下っ端の世界。物語全体を包むのは、人間の愚かさ、偏狭さ、そしてユーモア。淡々としているけどスピード感のあるタッチと効果的な音楽(「レイラ」のメロディの美しさをああいうふうに使うのは、狙いすぎと見る見方もあると思うけど、やっぱり凄いと思う)。主役3人のキャスティングは言うことなし。あと、個人的に評価したいのは、実はアイルランド人の親を持っていることでイタリア人ギャングの世界の中心にはなれないというヘンリーたちの立場。そのギャング世界の構造のなかでもがき破滅する姿は、どこか普遍的な人間の生き方を描いているようにも思えて妙な共感を導く。現代の多くの映画にも影響を与えた演出で、愚かで魅力的な登場人物たちを描いたスコセッシの傑作。[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2014-03-20 14:28:24)

8.  恋人までの距離(ディスタンス) 最初、ちょっと退屈かなと思ったけど、杞憂だった。二人に会話にどんどん引き込まれていき、レコード店のシーンあたりからすっかり映画の世界に。イーサン・ホークもあんまり好きじゃないタイプだと思ってたけど、軽薄なのに、何か考え込んでそうなところが、この役にははまってた。ジュリー・デルピーは、まさにインテリ大学生って感じだし。キャスト、脚本、音楽、演出のバランスはすばらしい。続編も気になるところだけど、主人公たちにならって、半年後まで見ないことにした。[DVD(字幕)] 9点(2005-08-13 01:29:40)

9.  恋におちたシェイクスピア 出演者がみんな生き生きしていて、大好きな映画。グウィネスやジョセフ・ファインズはもちろん、仇役コリン・ファースや妖怪のようなジュディ・デンチも楽しそうだし、ベン・アフレックも存在感があった。音楽もいい。日本で映画見るときの残念なことは、日本公開前にオスカー受賞とかしちゃうと、ある程度、作品のイメージができちゃうことかもしれない。それが「ハク」になる場合もあるんだろうけど、この映画みたいに軽快なラブコメディの場合は、いわゆるアカデミー作品賞のイメージが重荷になっちゃったような気がする。肩の力を抜いて、楽しみたい作品です。9点(2004-05-04 11:32:57)(良:2票)

10.  セブン 《ネタバレ》 鑑賞3回目にして初めて犯人役がケビン・スペイシーだったことに気づいた・・。あらためて見ると、序盤とか、伏線はりまくりの展開も楽しい(カメラマンにわざわざ名前を知らせちゃったり・・・)し、ラストの悲壮感も見事。3回目でも評価は変わりませんでした。最初に映画館でみたときは、犯罪の「完成」っぷりに妙なカタルシスを感じたものでしたが、今回はミルズの葛藤と絶望がじわじわと押し寄せてきて、いい意味でのバッドエンドを味わうことができました。そういえば、犯人は途中で予定を変えたっていってたけど、もともとはどんな予定だったんだろう。グウィネスは死なずにすんだのかな?9点(2004-04-19 01:51:52)

11.  スピード(1994) とにかく何度観ても飽きない。個人的にはもっとも多い回数観たアクション映画だと思います。複雑な背景は一切なく、爆弾を仕掛けられたバス(と地下鉄)の暴走というシンプルなアイデアだけなのに、これだけの娯楽作品に仕立てあげたのは見事としか言いようがない。なかでもすばらしいと思うのは、爆弾を仕掛けられたなかの極限状況と、物理法則を無視した(笑)バスの大ジャンプやキアヌとサンドラの脱出シーンの爽快感との見事な対比。この爽快感を味わいたくて、結局何度も観てしまいます。あと、旅行好きの人には、サンタモニカ発ハリウッド行きのLA名所巡りも楽しめます。唯一残念だったのは、終盤の失速観が否めない点。あと、監督ヤン・デ・ボンのその後の迷走ぶりも悲しいです。[映画館(字幕)] 9点(2004-03-08 17:25:10)

12.  ギャラクシー・クエスト 半信半疑でレンタルしてみましたが、面白い! キャストがいいですね。個人的には、アナウンスを繰り返すだけのシガニー・ウィーバーがツボでした。サム・ロックウェルも、うさんくさい役を嫌みのない魅力的なキャラにできる人ですね。前半は、おバカ系映画かと思わせて、後半はじーんと感動してしまいました。見て得した気分になれる一本。9点(2004-03-04 11:06:35)

13.  ファーゴ 《ネタバレ》 些末な動機で始まった犯罪があれよあれよという間に大惨劇に。これは仕事がうまくいってないときに見てはいけないヤツだったかもしれない(笑)。状況の悪化は底なしなのだ。ウィリアム・H・メイシーが演じきってみせるつまらない男の「器」の小ささ、プロっぽいのにいつも最悪の方向に向かってしまう悪人2人組+同僚、そんな狂った歯車を一人で飄々と解いてみせるフランシス・マクドーマンド、みんな素晴らしい。コーエン兄弟の作風は好みが分かれるとは思うが、90分という時間に悲劇と喜劇を圧縮して見せたという点ではやっぱり最高傑作だと思う。ラストにマクドーマンドがどうやって「あいつ」をパトカーに乗せたのか、ってことだけは謎だったのだけれど、案外マクドーマンドのあのペースには悪人たちもかなわないということなのかもしれない。あと、今年見た『ブレードランナー2049』を思わせるロジャー・ディーキンスの雪の遠景や、同じくド田舎を舞台にした『スリー・ビルボード』でマクドーマンドが見せた本作とは全く違ったアプローチなど、20年後の現代映画につながるあれこれを再発見できるのも楽しい。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-18 17:20:27)(良:1票)

14.  ショート・カッツ 20年近くまえ、映画館で観た。まだ10代の自分には早すぎた気がして、撃沈した。そして、アラフォーの年末、ふと見返してみた。「ショートカッツ」というタイトルのとおり、短いシーンがめまぐるしく移り変わる。それがとにかくスリリング。ある程度まとまった「エピソード」を重ねるオムニバスとは全く違う。最初1時間は話も見えず、やっぱりしんどかったが、途中から突然物語がつながり、登場人物が生き生きと動き始める。そのへんは後発の群像劇『マグノリア』や『クラッシュ』とも似ているけれど、やっぱりぜんぜん違う。何が違うか考えてみたのだけれど、結局、この映画は、徹頭徹尾、登場人物のあいだの「関係」を執拗に描く。関係を欲望し、関係に絶望し、関係を喪失し、関係がうまれる。アルトマンらしい「文明批評」。唯一無二の映画体験だと思う。残念なのはラストかな。『マグノリア』の元ネタではあるといえるが、この映画に限っていえば、もっと別の可能性があったように思える。[DVD(字幕)] 8点(2013-01-06 18:10:27)

15.  マルコムX 以前見た時は、前半の刑務所に入るまでのシーンが長くて退屈だったのだけれど、いま改めてみると、あの前半(+マルコムの子ども時代の回想シーン)があるから、後半の活動家となってからのマルコムの主張にリアリティが生じたのだと思う。凡百の伝記モノにありがちな、めぼしいエピソードを並べただけのものではなく、マルコムの心理的な変遷がしっかりと描かれていて好印象。少々残念だったのは、メッカにいるときのマルコムXが、なんかはじめて海外旅行した時、やたらフレンドリーに接してくる現地の方々に感動しちゃった、単なるビギナー観光客にみえてしょうがなかったこと。ピラミッドとかスフィンクスとか見たいとか言ってるし・・・。ぼくもはじめて海外旅行した後は、周りの人にそのときの体験をやたら語りたがったものだったなあと、どうでもいいことを思い出した。それまでの重々しい人生観を180度転換させる事件にしては、ちょっと軽い感じがしたかなあ。それだけ、アメリカで黒人として生きるということは厳しいのだということなのかもしれませんが・・・。ラスト、ネルソン・マンデラ氏(ですよね?)まで登場させて、これでもかと突きつけられるメッセージは、スパイク・リーらしい「やりすぎ感」があって個人的には好きです。8点(2005-02-24 10:10:46)

16.  アメリカン・パイ まったく期待せずに、ただのおバカ映画だと思って見たので、ハッピーだけどちょいホロ苦い結末に、不覚にも感動してしまった。毎年おきまりのように大量生産されるティーン・ムービーも、たまにこーゆー佳作が混じってたりするから侮れない。ま、確かに下ネタのオンパレードなんですが、根っこにあるメッセージというか、そーゆーのがちゃんと伝わってくるのがいいですねえ。監督がこの後『アバウト・ア・ボーイ』を撮ったというのも、なんだか納得です。それにしても、みんな当然のようにビール飲んでますねえ・・・。そういうのも含めて好きなんですけどね。8点(2005-01-23 19:10:11)

17.  デッドマン・ウォーキング 難しいテーマなだけに下手に感情を煽ろうとせず、ドキュメンタリー・タッチに徹したふうの作風は好感がもてた。ティム・ロビンスやショーン・ペンの政治的な立場はあるんだろうけど、そこまで押しつけがましくはなかったように思う。強い信念(というか信仰か)を持ちつつも、被害者と加害者のあいだを行ったりきたりして揺れ動くスーザン・サランドンの姿は印象的でした。八方美人という見方もあるんだろうけど、それぞれの立場の人々の「痛み」を知ろうとする誠実さが伝わる、いい映画でした。8点(2004-12-12 14:27:04)(良:2票)

18.  インサイダー まさに「男」(いや「漢」と書くべきかな)映画の最高峰。相変わらず冗長なマイケル・マンの演出も、アル・パチーノとラッセル・クロウの名演と相まって、この映画ではなぜか好印象。あのオペラ調の音楽も、ただでさえ男臭いムードを過剰に煽ってました。正直、マッチョ系あるいはプロジェクトX系の「熱い男たち」「男の友情」映画は苦手なんですが、ここまでやれば感心してしまった。負けました。面白かったです。8点(2004-03-12 12:48:29)

19.  ワンダフルライフ 物語設定のアイデアの勝利ですね。また、古い学校のような建物や、美しい映像も魅力的だし、ARATA君のたどたどしい演技も、ゆったりとしたテンポも、この映画の世界観にはマッチしていました。8点(2004-03-09 02:51:48)

20.  から騒ぎ ケネス・ブラナーが監督として絶好調だった時代の勢いが感じられますね。豪華キャストみんなが楽しそうに演じていたのが印象的で、それを軽妙なコメディとしてまとめあげた演出にも感心。安心して楽しめる一本。8点(2004-03-08 17:52:29)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS