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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  チャイナタウン 《ネタバレ》 映画館での4Kリマスター上映。1974年(50年前!)の作品ですが、映像の精度も高く、効果音や音楽のバランスも古さを感じさせない。とくに、ラストのチャイナタウンのシーン。暗い闇のなかに浮かび上がるチャイナタウンの灯のコントラストが素晴らしく、去って行く車と銃声、そして響くクラクションと悲鳴へのシークエンス。ここは4K版を劇場で見てよかったと思わせるクオリティでした。 映画の内容は見事。ジャック・ニコルソン演じる探偵とともに、勃興期ロサンゼルスの水道利権、権力と欲、暗躍するギャング、緻密に罠が張り巡らされた物語を追体験していく。飄々としながらも失意に終わった過去(これが表題の「チャイナタウン」として繰り返し語られる)と向き合う主人公、立場が二転三転するヒロインのフェイ・ダナウェイ、怪演と呼ぶにふさわしいジョン・ヒューストンなど、印象的な登場人物たちの謎めいたやりとりを楽しんでいるうちに、徐々に事件の核心へ。 初見時は、いつ『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』的な中国マフィアが出てくるのかとドキドキしながら見ていたものでした。でも、結局事件には「中国人」が絡むことがないまま、単にラストシーンの舞台になるだけ。ただ、作品内では探偵ジェイクの苦い過去として言及され(ただし、具体的に何があったのかを語らないのが、この脚本の優れたところ)、ままならない、容赦のない現実のメタファーとして機能している。だから、主人公がいろいろ奮闘したのに結局は最悪の結末が訪れるラストが「チャイナタウン」の遠景で終わるのは、なんというか現実の残酷さをしみじみと感じます。 「怠けものの町」というのは、誰も自分のやるべきことを果たさない場所、ということでしょう。ロサンゼルスは、辺境の砂漠で都市計画もろくにないまま、鉄道・水道・道路などのインフラを押さえた権力者たちの手によって作られた都市。その権力のもとでは、警察も議会も結局はなすがまま。その構造を知らしめるラストシーンであり、不気味な権力の構造を示す言葉が「チャイナタウン」なのでしょう。もちろん、今だったらそんな特定の民族を対象にした比喩なんて難しいでしょう。その暴力性がもたらす危うさに複雑な感情は持ちつつも、見事なストーリーテリングにすっかり魅了されてしまったのでした。[映画館(字幕)] 8点(2024-11-26 21:50:54)《改行有》

2.  ルパン三世 カリオストロの城 思えば、この映画をはじめて見た時「宮崎駿」なんて名前は知らなかった。ついでだけど、『スター・ウォーズ』をはじめて見た時だって、「ジョージ・ルーカス」なんて名前も知らなかった。そういう先入観というか周辺知識なしに、ただ映画を楽しむことができた幸せ。DVDで改めて鑑賞すれば、「クラリスありえねえ」「あ~顔の造形が・・・」とか「銭形はあんなこと言わないだろ」とか、あれこれ考えちゃったけど、初見の時(たぶん「金曜ロードショー」だった)、夢中になって幸福な2時間を過ごしたことも思い出した。自分にとって、そういう時代と、そういう作品があることが、いまとなっては何だかうれしい。[DVD(字幕)] 9点(2005-09-01 00:43:17)(良:3票)

3.  アニー・ホール やっぱり、ウディ・アレンの映画といえば、これだな。よくも悪くも、彼らしさが詰まった作品。頭でっかちで、屁理屈屋で、それでいて寂しがりというアルビーのキャラは、やはりウディ・アレンだからこそ魅力的に見えるんだろうな。90分という短い時間にこれでもかと詰め込まれたエピソードと斬新な演出技法が脈絡がないかのように次々と出てきて楽しい。時間軸もぐちゃぐちゃの構成なのに、アルビーとアニー・ホールの出会いから別れまでという芯がしっかりしてるから、ちゃんと映画としてまとまってる。とはいっても、この映画のことをしたり顔であれこれ語るのも、映画館で映画論を(女性に)語る男と同じくらいみっともないのかもしれない。とにかく楽しみましょう。 10点(2005-02-08 10:35:54)《改行有》

4.  時計じかけのオレンジ 凄い映画ですねえ。まさに「悪夢」のような140分間。深夜にみたのですが、観賞後の寝つきも最悪でした。あまのじゃくなところがあるワタシは、10点つけてる人のあまりの多さに、ややシニカルな視線で映画をみたつもりでしたが・・・この映画は確かに10点の価値がある! レトロでチープな近未来感が醸し出す非現実感と背筋が凍りつくようなリアルな内容。映像と音楽のシャワーで人格改造されるアレックスの姿なんて、人ごととは思えないような薄ら寒さを感じました。人間から思考を奪う映像の力を映像作家として批判するキューブリックの倒錯的な試みに、やっぱり魅了されてしまうというパラドックスに、恐怖とともに妙な心地よさを感じてしまう・・。ああ、ぼくは何が言いたいのだろう。10点(2004-11-20 11:10:10)

5.  クレイマー、クレイマー 《ネタバレ》 フレンチトーストのシーンをはじめ、身近な一コマで登場人物の状況や心情を痛いほど伝えられるのはすばらしい。【2009年3月に再鑑賞】裁判で、結婚に失敗したのはおまえのせいかと責められるジョアンナになんとかメッセージを送ろうとするテッド、そしてラストシーンでジョアンナに投げかける一言。このとき、二人は、はじめて心を開いてちゃんと向き合ったんだと思う。はにかみながら笑ったジョアンナに、テッドの人間的な成長が伝わったのだと心から信じたい。[CS・衛星(字幕)] 10点(2004-03-12 14:13:09)

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