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1. タイムマシン(2002)
《ネタバレ》 失った恋人の命を取り戻す為に、タイムパラドックスの謎を解くべく向かった80万年後の世界。
きっと彼はこの未来への旅の中で過去を変える方法を見つけ出すだろう。
念願が叶い、エマとの幸せな結婚式でこのお話は幕を閉じるに違いない。
しかしモーロックの登場シーン辺りから主人公の中のエマの存在が
薄れ掛け始める。
当初の趣旨はどこへいったのやら、化け物相手に暴れる暴れる。
コロンビア大学数学教授のひ弱でたよりなさそうな青年は屈強な戦士へと変貌する。
後半部はありきたりなお子様向けアクション映画になってしまっ
た。
「過去に囚われず、未来を生きろ。過去は思い出の中にだけあればいい」というのが
メインテーマなんだろうけど、結局タイムトラベルってなんだったの?
後半のアクション編への繋ぎ?
エマの死というエピソードも後半部ではあまり重要視されてないし・・・。
前半が非常に気に入ってるだけに悔やまれる、惜しい作品。エマとのハッピーエンドが観たかった。7点(2004-04-19 18:02:41)《改行有》
2. バトル・ロワイアルⅡ 【鎮魂歌】レクイエム
三田佳子、ビートたけし以外の配役がほとんどミスキャストって感じ。
藤原竜也は童顔なせいもあってか、生徒たちを諭す発言の全てに
説得力がない。それにあのカッコ・・・。
付け足しの2作目はいらなかった。これが遺作となった深作監督が
かわいそう。2点(2004-03-16 23:26:11)《改行有》
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