|
1. 家族ゲーム
《ネタバレ》 松田優作のおでこに映る不思議な影の都市伝説につられて見たのですが、よかったです。よく日本映画のホラーは「この独特の湿っぽさがだせるのは日本映画だけ・・」みたいなことを言われますが、そんな感じに日本の家庭の独特の湿っぽさや陰気さ、不気味さがでていておもしろかったです。
あの夕方くらいの、街が喧騒の中なのに、自分の家だけ静まり返って。TVをつけても元気になれそうなものはひとつもなく。そんな湿っぽさがよくでているのに、見ているものを湿っぽくさせないのが役者の力量なのでしょうか。
したいな~あの食卓シーン。[DVD(邦画)] 7点(2009-04-12 15:39:02)《改行有》
2. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
夢と現実の混沌とした感じが好きな私にとって、好きな作品です。あのしゃららん~って路地を何かが通り過ぎていくシーンがすき。でもうる星やつらが好きで映画館に見に行く子供たちには難解だったと思う。だけど、映画って見て分かって楽しむだけじゃない、心の隅っこに残ったり引っかかったり、何かよくわからないものが理解を超えてやってくるものなんだと、当時見に行った子供たちに伝わってたらいいなって思います。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-05-15 15:38:55)
3. 風の谷のナウシカ
なんだか腐海とか酸の海とか妙に惹かれてしまう。昔、社会の教科書の戦争の恐ろしい写真をどこかワクワクしながら見てしまったような。恐ろしいもの、汚れたもの、その裏にある真実。それを描くのが宮崎さんはうまいです。[地上波(字幕)] 9点(2005-05-15 15:30:16)
|