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プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  空軍大戦略 敵を撃退したイギリス軍を極端に持ちあげることもなければ、空襲の悲惨さを過剰に押し付けることもない、イギリス人らしいドライな姿勢は非常に新鮮でした。特に印象に残ったのが「敵はロンドンへの空襲に戦力を割いているが、そのおかげで軍事基地を復旧させる時間ができた」というセリフで、イギリス人は勝つか負けるかのゲームとして戦争を捉えていたようで、自国民が無差別攻撃を受けていることについて理性を失うほどに激昂しなかったからこそ、圧倒的な戦力差にも関わらず本土を守り切ることができたのでしょう。ドイツ軍の描写も非常にフェアーで、彼らを純粋悪として扱うのではなく、あくまで戦力を競い合う敵国として扱っています。ほんの数十年前に経験した戦争についてここまで冷静に思考することができるものかと、一方歴史や戦争を感情的に捉えてしまう日本人としては感心しきりでした。本作にはイギリスの国民性が強く反映されており、歴史の本だけでは得ることのできない有益な情報が多分に含まれた稀有な作品だと思います。。。と、製作に当たっての姿勢については大いに評価できるのですが、映画としてはあまり面白くありません。多くのキャラクターが登場する物語としては上映時間が短すぎるために、それぞれのドラマが希薄なものとなっています。複数のドラマを同時並行で描きながら、印象に残るエピソードが何ひとつないというのは寂しい限り。また当時としてはオールスターキャストだったことに甘えてか、キャラクターの描き分けをやっていないことも大きなマイナスです。公開当時の観客であれば一目で俳優の判別がついたのでしょうが、現在の私達の目では誰が誰だか分からなくなる場面が多々あります。実機を使っての空中戦も最初は感動したものの、戦略やドラマと有機的に結びついていない単調な見せ場ばかりなので、何度か見ているうちに飽きてきます。これらの欠点については、監督のガイ・ハミルトンがここまでの大作を扱う器ではなかったということに尽きるでしょう。ドラマを扱える監督を起用していれば見違えるような作品になったと思います。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2010-10-10 19:53:31)

2.  荒鷲の要塞 こういう映画を見ると、映画の技術というものは確実に進化しているのだなと実感させられます。主人公には弾が当たらないのにドイツ兵はバタバタと死ぬ、ドイツ兵はバカみたいに主人公の罠に引っ掛り続ける等、この時代の映画の見せ方は現在のアクション映画とは比較にならないほど稚拙だと言えます。また脚本の練り方も現在の水準からすればつっこみが非常に浅く、味方の中に3人も二重スパイがいながら主人公達や観客が翻弄されるという展開がない(彼らを巧く使えば前半の山場になったはずなのに)、いち早く潜入に気付いたゲシュタポ隊長をすぐに殺してしまう(彼を好敵手にすれば盛り上がったはずなのに)、救出したカーナビー将軍は一言もしゃべらず主人公達のうしろにくっついてるだけで存在感ゼロ(あのチームではただひとりの異色な存在だったんだから、彼にも見せ場を与えれば話の幅がもっと広がったのに)、スパイいぶり出し工作という最高のアイデアがセリフだけで説明される(話の展開とともに少しずつ全容が明らかになれば最高に面白かったはずなのに)等、おいしくなりそうなところを相当素通りしています。とにかく主人公達が圧倒的に強く、彼らの計画が式次第通りに進んでいくだけなんですね。相当困難なミッションをやってるわけですから、一筋縄ではいかない展開の方がおもしろいのに。警戒厳重な拠点に潜入しながら、周りが敵に囲まれているという緊張感もないし。そんなわけで現在の水準と冷静に比較すればレベルの高い作品とは到底言えませんが、だからと言って現在では評価に値しない作品だというわけでもありません。年代ものの映画特有の雰囲気とでも言いますか、現在では到底出せない絶妙な空気を映画全体が放っているのです。困難なミッションを与えられた主人公達が超人的な活躍をして当然のように成功を収めて帰還する。戦争ファンタジーとも言えるこのような話をお笑いにすることなく真っ当な映画として成立させるのは、現在ではちょっと無理だと思います。この時代の映画だからこそこのような設定でも素直に成立しているのであり、古風な脚本、レトロな撮影、往年の俳優の存在感など映画全体が放つ昔ながらの空気に馴染むと、「今だったらこう作ってるのにな」なんてことを考えるのは野暮。そういった意味では十分に評価すべき作品であると思います。[DVD(字幕)] 6点(2006-11-07 23:44:45)(良:1票)

3.  猿の惑星 このシリーズは小学生の時にハマってしまいました。だって「猿」の「惑星」ですよ。シンプルかつ気になって仕方ないタイトル。親と行ったビデオ屋で思わず興味を引かれてしまい、子供ながらシリーズを一気に見てしまいました。しかし紛らわしいタイトルのために順番がわからず、4→2→3→5→1というすばらしい順番で見てしまいました。「征服」という男を刺激するタイトルに引かれて「4」をまず見てしまい、その後はもう手当たり次第。結局「1」を最後にするという豪快な見方。当時、私の頭にあったシリーズものは「ランボー」や「ダーティハリー」など順番があまり関係のないものばかりだったので、「猿」に関しても順番を考えずに手をつけてしまったんです。親はなぜ止めてくれなかったんでしょう。ま、当時からやっぱり「1」が飛び抜けてると思いました。「1」は恐怖に溢れています。徹底したイジメに遭うテイラーが悲惨で仕方なく、しかも猿の世界に入りこんでしまった以上、そしておまけに同胞である人間との意思疎通ができないとくれば、死ぬまでストレンジャーとして迫害にさらされ、孤独に生き続けるしかないわけです。ゴリラによる暴力や、オランウータンによる言葉の封殺もダイレクトに怖かったです。「自分がテイラーだったら」と思うと、もう絶望的な気持ちになりましたよ。やっぱりこれは極めて完成度の高い寓話ですね。現実の自分を重ねあわせて見られる物語、そしてそこからダイレクトに感情を刺激される物語というのは、なかなかに立派なものですよ。しかしSFだと思って見ると、「おもいっきり英語をしゃべってるのになんで気付かないんだ」「なんで人間がバカになったのか」「短期間で猿がここまで進化するものか」など、子供心にもアラが気になります。一発アイデアをすばらしいテクニックでギリギリまでひっぱりきった名作ですね。続編もそこそこに頑張ってると思います。DVDのドキュメンタリーでは、肝心のスタッフでさえ続編に関してはあきれ顔で話してるのは笑いましたけど。ちなみに「1」の裁判で、3人(3匹?)の裁判官が「見ざる、聞かざる、言わざる」を決め込むシーンがありますけど、監督のシャフナーは東京出身なので、やっぱりあれはアレなんでしょうか。8点(2004-09-26 04:14:59)(笑:5票) (良:2票)

4.  ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生 文句つけろと言われてもどこにもつけようがないほどの傑作です。ゾンビの生態がこの一本ですでに完成されていること、それだけでもスゴイことなのに、さらにつっこんで人間の業までテーマにしていること、密室サスペンスとして完全無欠の完成度であること。ホラー映画としては今のところ最高の傑作でしょう。低予算であることもかえっておどろおどろしい雰囲気に貢献しており、傑作であることを運命付けられたような映画です。そんな傑作なんですけど、DVDで30周年版を見ると、そのあまりのヒドさに愕然としました。新撮部分がまったくの意味不明で、しかもいらん音楽までつけられてる始末。何がしたくて作ったバージョンなのかがサッパリわかりませんでした。とはいえ、このバージョンには日本語吹き替えがついており、やっぱり捨てがたいDVD。オリジナル版に吹き替えつけてくれれば完璧なんですけどね。9点(2004-08-19 01:04:14)(良:1票)

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