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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. L.A.コンフィデンシャル 最初はかなり退屈でどうしようと思いましたが、中盤から目を離せなくなってきました。最後にガイピアースがどうなるのか、本当に心配でしたよ。でも、毒をくらわば皿までって言う彼の、警察世界への決意を情熱を感じました。ああいうラストでいいと思う。しかし、当時の警察って、凄まじい汚職世界だったんだなあ。平気で証拠を捏造したり。映画では描かれてないけど、ガイピアースって、正しい人なのにかなり署内でイヤな思いしただろうね。会議のとき、誰も隣に座らないしさ。現代でも仲間意識ってあるんだろうけど、今でも警察世界があんなふうだったら、イヤだなあ。7点(2004-09-07 21:35:01) 2. トレインスポッティング 「陽気で悲惨な青春映画」というコピーにはなるほどなと思った。主人公達のドラッグ生活は確かに悲惨そのものだが、あっけらかんとしていて、どことなくハッピーにも見える。多くのドラッグ中毒者達は案外こうなのではないかと思った。彼らは現在に閉塞感はあっても、それほどの切実さは感じてないんだと思う。例えばレントンはドラッグ断ちのために食料やら簡易トイレやらを用意したあげく、閉じこもりに失敗する。でも、「また禁煙に失敗しちゃった。」くらいの気持ちしかなさそうだった。自分の意識しないところから、転落って始まるんだと思う。どんなに絶望してもドラッグだけはやるまいと思った一本だった。8点(2004-08-27 16:25:22) 3. シザーズ/氷の誘惑 氷るような誘惑は、何一つ無いと言ってよい。よい意味で。かなりハラハラさせられました。なかなか良い作品だと思います。5点(2004-06-26 21:55:56) 4. 硝子の塔 「はあ…。なるほど。で、何が言いたいんですか?」と言いたくなった。なにがなんだか分からない。シャロンがもったいない。彼女の美しさに1点です。1点(2004-06-26 21:52:21) 5. 日蔭のふたり 公開当時、ロミオとジュリエットの様な悲恋物かと思って見に行った。全然違ってました。損はしてないと思う。思いたい。しかし話が暗すぎて、かえって一緒に見た友達と、エンドロールで笑ってしまった。あの時の私には、スーは好き好んで不幸になろうとしているようにしか思えなかった。数年を経て、彼女は進歩的意識の持ち主であり、かつ人生に妥協したくなかったから、ああ生きるしかなかったのだと思い始めている。今の時代に生きていたら、少しは救われるただろうか。スーがたばこを吸いながら踊るシーンは、女性から見ても小悪魔的魅力を感じた。5点(2004-06-06 01:40:51) 6. 赤い薔薇ソースの伝説 困った。主人公達に全く共感できない。特にペドロへの嫌悪感が消えることはなかった。公開当時話題になったそうだが、何処が良かったのか全く理解不能。料理も思ったほど登場しなかったし。ただ、詩的な映像は良かった。4点(2004-06-04 01:31:28) 7. シェフとギャルソン、リストランテの夜 パーティシーンでの、素晴らしい料理の数々。イタリア料理と言うとせいぜいパスタやピザしか浮かばかったが、芸術的と言っていいくらいの重厚さを感じた。あんな凄い料理を作れるのに、なぜあの店は流行らないのか?同じくパーティシーンで、謳い踊るデブが大好き。頭から離れない。6点(2004-06-04 01:08:46) 8. ザ・シークレット・サービス テレビで見たのですが、この映画で「外連味(けれんみ)」という言葉を覚えました。あまり使わないけど。8点(2004-06-04 00:55:14) 9. オースティン・パワーズ 想像してたより、下ネタひどくなかった。こういうばかばかしいのは大好きだ。特に好きなのがオープニング。英語が理解できたらもっと面白いんだろうなあ。アロッタファギナみたいなネタのとこ。7点(2004-06-02 20:56:08)
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