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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  白い巨塔 《ネタバレ》 山崎豊子のベストセラー小説「白い巨塔」(1965年)を映画化。財前五郎が教授に上り詰めるまでを描いています。読者から「悪が勝利する結末」への批判が相次いだため、後に山崎は、「続・白い巨塔」を執筆(1969年)。が、「大学病院の闇を告発する」使命は、「白い巨塔」でじゅうぶんに果たされているように思います。本作(映画)は、戦後21年となる昭和41年に発表されたことに、大きな意義がありました。当時、大学病院はブラックボックスであり、医療ミスによる死亡事故があってもそれが公になることは稀でした。1952年、気管内挿管の失敗を繰り返したことによりプロレスラーの力道山が死亡。しかし、医院、担当医に責任が追求されることはありませんでした(裁判で医院はカルテを紛失したと証言)。私は1968年に千葉大学付属病院で乳児が柵のないベッドから落ち、死亡する現場を目撃したのですが、この事故が世間に知られることはありませんでした。病院を相手取った裁判で勝利することはたいへん難しいことであり、当時の人間にとって裁判所は医院以上にわけのわからない場所でした。医療ミスが発覚したとしても、多くの場合、泣き寝入りするしかないのが実情だったと思います。本作は、原作を忠実に再現しようとするあまり、情報が多く、尺が長くなってしまいました。教授選があまりにも大きな山場であったため、裁判の件を見続けるのには、体力が要ります。思い切って選挙のプロットをもっと単純にし、2時間強ほどに尺を押さえてもよかったように思います。里見と佐枝子の描かれ方がくどいのも、残念。日活でスターのキャリアを築いていた田宮次郎が、力もあり華もある演技を見せています。7点(2004-07-09 16:04:54)

2.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 出世のために上司たちの浮気を手助けするバクスター。若い女性社員に片っ端から手をつける上司たち。老いた上司の愛人となり、妻になろうとするフラン。この映画の登場人物すべてに、吐き気を覚えました。バクスターはフランへの愛を自覚し、彼女の境遇に苦しみます。しかし、バクスターの小市民的でエゴイスティックな野心、バクスターを演じるジャック・レモンの臭い芝居もあって、同情する気にはなれませんでした(ジャック・レモンの演技は、作品によってかなり出来に差があります)。本作が公開され、もてはやされた1960年。その時代の男性、世間の良識を疑いました。その点を除いても、本作の脚本と演出は並以下。撮影と音楽は、並。佳作というには辛い出来です。2点(2004-06-25 17:39:04)

3.  2001年宇宙の旅 本作はアーサー・C・クラークの複数の短編小説を原作とする予定でしたが、最終的に「前哨」のみが残されました。クラークとキューブリックの双方でアイデアを出し、まずクラークが「前哨」を原作とした長編小説を書き上げる。その小説をベースに、脚本を書き起こす方法で製作が進められました。その作業がいかに過酷なものであったかは、クラーク著「失われた宇宙の旅2001」で知ることができます(後年、同じ制作方法でブライアン・オールディの短編をモチーフしにた映画「A.I.」の製作を開始しますが、それが完成することはありませんでした)。難解と言われる本作(映画)の理解を深めるには、クラーク著「2001年宇宙の旅」を読むのが手っ取り早いでしょう。もちろん、小説を読まずに、本作(映画)にある材料の中から自分で解釈を見つけてゆくのも楽しいと思います。本作は、意味のない謎だけを残して逃げ出してしまう最近のマニア向けムービーとは、決定的に違います。2001年を経過した今でも、色あせることなく、私たちの知的好奇心をあおり続けています。9点(2004-06-23 08:29:06)

4.  座頭市血煙り街道 近衛十四郎は、スターらしい扱いを受けて役に就いています。脚本は、様々な舞台裏の事情が見え隠れし、多少荒っぽさがあります。が、亡き母と偽って描いた良太の絵が、実は市の似顔絵だった件などーー優れたエピソードにも支えられています。ラストを飾る殺陣は、スタッフ、キャストの実力と熱意が伝わってきます。8点(2004-06-06 06:29:00)

5.  座頭市二段斬り 本作の座頭市は、ひたすら強い。殺陣は、10作目であるというのに、マンネリ化しておらず、ますます磨きがかかり、見応えがあります。三木のり平の壷振り師は、少々やりすぎの感じがありますが、許容範囲です。7点(2004-06-05 11:17:24)

6.  天国と地獄 《ネタバレ》 前半は、善くも悪くも、リアルなストーリーが展開します。 子供の取り違え、細工された鞄による犯人の発覚など、観るものをドキドキさせます。 ただ、残念なのは、不自然で饒舌な台詞が目立つこと。また、黒澤映画ほとんどがそうなのですがーー尺がやたら長いです。 犯人のデティールがじゅうぶんでないことも、不満です。後半、麻薬がからんでくるあたりから、ストーリーにも嘘くささを感じるようになりました。7点(2004-06-03 18:39:36)《改行有》

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