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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 北北西に進路を取れ 今ではこういう映画が大量に作られているせいか、面白さがそれほど感じられず。いくら当時は斬新だったとしても、現在大量に模倣されていたとしても、本当に優れていれば面白いって思えるはず。飛行機のシーンもクライマックスも特別な驚きが感じられなかったです。6点(2004-07-19 16:28:37) 2. 裏窓(1954) グレース・ケリーのあの美しさが強烈に印象に残っています。今まで見た映画の中で一番きれいな金髪美女です。殺人を発見できたから運が良かったけど、そうじゃなかったらとんでもないおばかさんだったりする。でものぞきってやっちゃうものなのかな?7点(2004-07-18 21:13:26) 3. 道(1954) 2回繰り返してみたけど、そんなに感動できませんでした。主人公の純真な魂というのも、僕には伝わってきませんでした。最後の浜辺のシーンも救いじゃなくて当然の報いにしか見えず。名作名作と聞いていなければもう少し評価が高かったかも。5点(2004-07-06 08:39:07) 4. 東京物語 家で一人で見ていて、終わった後思わず立ち上がって拍手したくなりました。日本映画の最高傑作は東京物語だと思います。何より脚本が素晴らしいです。登場人物個々の心情が簡素な整理でも伝わってきます。日本語も美しいし。これを見ていて思うのは、どんなに日本の風景は変わっていても、日本人はそんなに変化していないということが分かります。良く「最近の若い人は……、昔は……」とよく年配の方がおっしゃるけど、そんなことは50年前(今その台詞を言っている人たちが子供の頃)も同じことを言っていたんですね。「最近の若い者は親も殺すから」みたいな台詞、田舎から出てきた親を邪険に扱う子供たち(でも彼らなりに大切にしようとしているんです)、祖父母になつかない孫、そんなの昔も今の一緒じゃないか。お父さんもお母さんも本当は寂しいけど息子や娘にはそれぞれの生活があることがわかってる、ものすごく謙虚で他人に理解がある心が温かい人たちです。こういう年配者の謙虚さが今の日本にはなくなってしまったような。逆に若い人が見れば、両親を大切にしたいという気持ちがきっと芽生えてくると思います。10歳から100歳までの全ての人がこの映画を見てくれたら日本はきっと少し明るくなると思います。10点(2004-06-19 10:03:57)
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