みんなのシネマレビュー
タコ太(ぺいぺい)さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
プロフィール
コメント数 1732
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。
※2024.2.28ニックネーム変更「ぽこた(ぺいぺい)」→「タコ太(ぺいぺい)」

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687

スポンサーリンク
1.  シビル・ウォー アメリカ最後の日 《ネタバレ》 説明的なパートがまるでないという潔さによって、純粋に戦場(というより殺し合い)における狂気が浮き彫りにされている作品。その狂気とは、言うまでもなく武器を手にして殺し合う者の狂気であるとともに、自分なりの理屈によって只管記録し続けるカメラマンの狂気でもあり、時として無関心な者の狂気でもあります。様々な狂気がリアルな映像を伴って乱舞するスピーディな展開。ある種の緊張感を保って観賞することは出来ました。 ただし、手放しで称賛出来るという訳ではありません。胸クソ映画であることも間違いないです。いくらフィクションとは言え、こんな訳の分からん状況を描き出し、只管に虐殺シーンを連発し続けるのは正直なところ胸クソ悪過ぎ。リアル過ぎる(戦場を経験したことはないし経験したくもないので想像に過ぎませんが)殺戮シーンを次から次へと見せられるぐらいなら、血しぶきまみれのスプラッターの方が現実逃避の延長に思えて個人的にはマシです。設定が非現実的(これも確かな根拠はないのですが)なのに表現はリアルっていうのは反則に思えてどうにも受け入れ難いです。ま、すべて個人的趣味嗜好のレヴェルではありますけれど。 結局テーマは何だったんでしょ?ひとりの若き戦場カメラマンの卵が成長する姿を通じて、極限下における人間の姿を描いた作品?それとももっと社会派的に、現在のアメリカの闇(病みでもある)をシニカルに描いた作品?それともシンプルに戦場の悲惨さを描いた作品?どこまで掘り下げて観るべきか良く解らないところです。 ちなみに、クライマックスでベテランカメラマンが代わりに犠牲になるんじゃなくて、アドレナリン出まくって暴挙に出た若手カメラマンが犠牲になった方が教訓的になって良かったと思うのはベタ過ぎるでしょうか?どっちにしても、カオスな状況においては失われなくても良かった命がアッサリと失われていくことに変わりはありませんが。 と言う訳で、やっぱり個人的には超胸クソ映画と言う印象だけが残ってしまったのでそれなりの評価です。 あ、最後の大統領インタビュー。え?それでいいの?という一言インタビューでしたね。撃つ前にトドメさしてどうすんのよ?と思ってしまいました。[インターネット(字幕)] 4点(2025-06-14 00:20:51)(良:1票) ★《新規》★《改行有》

2.  へんなおと〜A Strange Noise 《ネタバレ》 漱石の「変な音」をアレンジした人形劇。原作とは少々話の流れと言うか視点が異なるものの、原作と同様に他者の在り方を通じて主人公が命や生き方について気付いていく物語ですね。 基本モノクロの人形劇で、ラストに主人公の疑問が解消され、生きる喜びを感じ取るところで画面に広がるスクラッチアートのみがカラーになる。この演出は好きです。 ナレーションに合わせた人形の精緻な動きが素晴らしく、人形劇であることを途中忘れて観ていました。実写でもアニメでもなく人形劇で表現したことは正解だと思います。ストレートにテーマが表現されていると言うか、雑念なしに素直に作品世界に入って行くことが出来ました。 個人的には人形劇を見る機会は随分と減りましたが、改めて一つの表現手段として魅力的だなぁと感じた次第です。[インターネット(邦画)] 7点(2025-06-13 14:00:29)
《新規》
《改行有》

3.  陳腐な男 《ネタバレ》 タイトルから始まって全編通じてスタイリッシュなタッチのアニメですね。理由は知らないのですが使用言語は英語。基本、日本語字幕というのはあまり見かけないような? 物語的にはオーソドックスな近未来SF。少子化とかで働き手が減る→ロボットが代わりに労働力に→人間がロボットに仕事を奪われる→ロボットに対する反感が増す→ロボットが駆逐される。そんな流れですね。本作の場合は、代用労働力としてのロボットを開発したのが子どもを産めない体質の女性であり、母親の気持ちで育て上げたロボットたちが無残に殺されていくことで廃棄責任者に恨みを募らせたものの、いざ復讐という段階で冷酷無比と思っていた相手が普通に働いている人間だったことを知って心が折れてしまう、いうところがポイントですね。 ビジュアルに惹かれたこともあって興味深く観賞出来ました。ただ、廃棄責任者を「陳腐」と断じる理由が今一つ見えて来ないです。「普通の」じゃなくて「陳腐な」としていることで、見下してるイメージになっているような?開発者の複雑な事情と心情からして、自らの子どものようなロボットを廃棄する男を蔑んでいるということでしょうか?個人的には、敢えて「陳腐」としない方が良かったように思えるところです。強過ぎるかも。 冒頭のカットは生き残っていたロボットが当局に射殺されるところなのでしょう。開発者と生き残った少女型の男性的ロボットが成長している姿?では一緒にいる女性は誰?そこから始まる回顧録は誰の記憶?すいません、理解力不足なのか解らず仕舞いでした。タイトルに?という点も含めての減点理由です。[インターネット(邦画)] 4点(2025-06-13 13:18:59)
《新規》
《改行有》

4.  ゴミ屑と花 《ネタバレ》 「ゴミ屋」という言葉を久しぶりに耳にした気がします。決して侮蔑軽蔑として使われていた表現ではなかったような気がするんだけどなぁ。でも、本作でそれを口にする人間は明らかに蔑んでいる感じ。直接経験したことは殆どないけれど、いろんな意味でキツイ仕事であることは間違いないです。かなり危ないし。分別の意識とかも大してなくてゴミは家から出したら知らないよ、というスタンスの人間がどんなに多いことか。 行政の職員として働いているのであれば待遇もまずまずでしょうけれど、今の時代は民間委託が主流。本作の二人も民間企業。決して特別厚遇されてはいないことでしょう。フィクションだし役者さんだし、とは知りつつも頭が下がる思いで観てました。 主人公は事故のPTSDで操縦出来なくなったようですが、元パイロット、でも今は操縦出来ないという履歴での再就職はきっと難しい。保有する資格を資格として使えないとなると厳しい気がします。で、彼が選んだのはゴミの収集員。家族との時間を大切にするには地元で働くのが一番。おそらくエッセンシャルワーカーだから、という理由で選んだ職ではないのでは?でも、働くうちに感じた世間の冷たい目、その反対に感謝の目、そして指導役の年下の彼女の+アルファの働きぶり。そういったひとつひとつに触れて行くうちに単なる地元の職場ではなく自分の価値を再発見出来るような職場としての意識が芽生えたのでしょう。 30分という尺はベストだと思いました。エピソードを増やすことは簡単かも知れませんが(なんなら連続ドラマとか)、シンプルに纏めたのは正解だったと思います。(確かに居酒屋の一件は必要だったか微妙ですが)後味にあったかさが残る佳作に6点献上です。[インターネット(邦画)] 6点(2025-06-11 17:51:29)(良:1票)
《新規》
《改行有》

5.  ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー 《ネタバレ》 呪いの絵画とでも言いましょうか、魔力を秘めた絵画が関わる人々に悲劇を齎す、というプロットの作品は数多くあるように思えます。謂わば、洋の東西を問わず怪談噺の定番といったところですね。 本作はまさにそんな物語。赤黒い顔料は作者の血液、なんてのも一つの定番ですね。見ていると絵が動く、絵から何かが出て来る、これも定番。描かれた絵とは直接関係ない物まで操るなんて言うのは飛び道具?否、魔力ということになれば何でもありですから、それもまた定番的ですね。要は、ホラーとしては極めてオーソドックスです。意外性は殆どなく、立つべき人物にきっちり死亡フラグが立ち、予想通りにお亡くなりという図式です。 ただし、呪われた絵の作者の非業の人生はサラっと紹介されますが、何故に彼の描いた絵が呪われているのかは明示されません。そこそこの尺の作品なのでそこはもう少し掘り下げて欲しかったところです。書いた本人も断捨離中で大家さんに全て廃棄してくれとを言い遺していたということなので、何かしらの呪いを掛けていたことは間違いない訳ですし、父親を惨殺してさえも晴らせなかった幼少期の恨みつらみだけなのか?それともそれを上回るほどの何かがあったのか?これほどの魔力を発揮するのですから何かありそうなものです。 出演者が充実しているということもあって決して面白くない訳ではありません。楽しめなかったと言えばウソになります。ただ、もう一歩詰めが欲しかったと言うか、度肝を抜かれるような展開が欲しかったところです。残念。 ちなみに原題も邦題も何だかな~という感じ。原題じゃあまりに解りにくいから邦題はサブタイトルを追加したのかも知れませんが、ちょっとストレートというか説明的というかシックリ来ない感じがします。だったら原題そのままのほうが良いような気がしないでもなく…。[インターネット(字幕)] 5点(2025-06-10 17:37:44)
《新規》
《改行有》

6.  ひびき 《ネタバレ》 主人公(と言って良いのか?)のサラリーマンは兎に角ウザッ!よくぞ警備員さんは我慢したもんだ。(最後の方でキレ気味になるけど) まぁ、ここまで絡むと殆ど威力業務妨害だから警察呼んでもいいのにと思ったりもしたけれど、それじゃ映画にならない訳で。独り暮らしで孤独に働く警備員さんも、きっと思うところが数多あるのでしょう。愚痴られてばっかりだから愚痴りたくなったのかも。思いつめてる風なサラリーマンその2は新たな犠牲者か? 自分なりに思いついた本作のテーマは「みんな同じ」といった感じです。体よく言えば「世の中みんな悩んで苦しんで、でも支え合って生きてるんだよ」みたいな?作り手の思いとは違うかも知れませんが、そんな風に思えた1本でした。ラストがちょっと弱いかなぁ?短編であることを生かして、もう少し意表を突いて欲しかったところです。[インターネット(邦画)] 5点(2025-06-09 13:07:58)
《新規》
《改行有》

7.  クリープ2 《ネタバレ》 前作の後味の悪さを越えられるのか?という観点で観始めましたが、単に繰り返しではなく「もうこれで打ち止めだからね!」というスタンスが感じられました。 平たく言えば、前作は主人公(前作では名前が違ってたような?)の異常性がいつ発現するのか?どう発現するのか?という流れだったのが、今作では始めっから異常性大暴露。初対面のヒロインに、何ひとつ隠そうともせずに自らが凶悪で異常な殺人者であることをひけらかすアーロン。内面だけじゃなくて「男女の垣根を取り払うには全てを見せることが必要!」みたいに宣言してモザイクもボカシもなしにイキナリ全裸公開とはビックリ。(「次は私の番?」と応えるサラも全裸?かと思いきや胸チラ見せでストップというのは肩透かしでしたがw) 始めっから殺人鬼であることを晒しておいてこの後どうするの?サラのことは24時間は殺さないと宣言するし。と思って見ていたら、そもそもサラも相当イカレてる訳で、なんと言っても殺人鬼がボク殺人鬼、イヤならお金持って帰ってね、と宣言してるのに逃げないんだから正常な判断力は消え失せてます。 結局、結構普通な展開(異常ではありますが)でホラーアルアル的にラストを迎えます。スタートダッシュは凄まじかったけれどやや減速気味に終えた感じ。 ラスト、街中を闊歩するサラはどう考えてもアーロンの遺志を引き継いでいるようですね。やっぱ始めから変だったけどそれが表面化したみたいな。まさかサラがヒロインの「3」はないのでしょうけれど、前作に比べれば胸クソ度は少し下がり気味の1本でした。[インターネット(字幕)] 5点(2025-06-08 17:45:12)《改行有》

8.  審判(2019) 《ネタバレ》 男子学生が偽AIロボットだったというあたりで、もしかしたら?と想像はつきましたが、単に種明かしだけで終わらせずラストの皮肉たっぷりのキメ台詞が良かったですね。社会への警鐘という程に大袈裟ではないところに好感が持てました。 AIの進歩が指し示す将来の社会を、数多ある大作とは異なる視点でミニマムに作り上げた作品。面接官のちょっとスベり過ぎじゃないかという感じのコメディ演出は余計だったかも知れませんね。そこが残念ではあるものの、短編としての起承転結は楽しむことが出来た1本でした。[インターネット(邦画)] 6点(2025-06-08 17:26:16)《改行有》

9.  しずく 《ネタバレ》 「ヤングケアラー」についてソフトに語った短編。敢えて「ソフト」と評したのは、往々にして厳しい現実を前面に押し出してしまいがちなテーマを、ケアを受ける母親は優しさに溢れた存在として描かれ、ケアをする娘は我慢に我慢を重ねながらも決して逃げることのない強い存在として描かれ、更にはサポートするワーカーも職務に真摯に取り組む包容力のある存在だし、娘のダンススクール仲間の少年も優しさに満ちていてキチンと分別がある存在で、ある意味恵まれた環境と言っても良いでは?と思えるぐらいに描かれているからです。 斜に構えてしまえば理想論に彩られているように思ってしまいそうな作風。でも、本来あるべき姿を奇を衒うことなく表現していることに好感が持てました。社会問題の捉え方として、短編ならではのこの切り口もありだな、と思えた1本でした。[インターネット(邦画)] 6点(2025-06-08 17:17:09)《改行有》

10.  BECKY ベッキー 《ネタバレ》 痛快です。相手はニッくき極悪人。この際、何をやっちまっても構わないんじゃね?という相手。しかも、対するコチラは可愛い可愛い女の子。最初にワンちゃんが犠牲になったのは許し難い演出ですが、その後の父親とか婚約者の悲劇はお約束的。謂わばベッキー爆弾の導火線みたいなもんです。復讐の炎は燃え盛り、見事一件落着といった物語ですね。 まぁ、設定なり話の流れなりは決して奇を衒ったものでもなく、寧ろオーソドックスですね。極悪人の処理方法もそこそこグロくはありますが想定内。あ、最後の眉間撃ち抜きはちょっと意外、でもよく考えれば当然、てかあの大男は子どもに撃たれたことで人生清算出来て幸せだったかも、ぐらいに思えてしまう。 うら若き女の子にやらせる演技としては少なからず問題ありでは?という基本中の基本に目を瞑らなければ楽しめない作品ではありますが、そこのところの設定を外してしまったらオリジナリティの殆どが消えてしまう訳で、これはこれで良しと出来る者のみが楽しめる作品と思えました。で、私は楽しめたので続編も観るでしょう。 ちなみに、本作ではそもそもベッキーはどういう子なのか?とか、あのカギは何なんなの?といった重要事項がまるで明かされませんでした。想像してね?みたいにハグラカサレタ感じ。続編でその辺は明かされるのでしょうか?一応期待します。[インターネット(字幕)] 7点(2025-06-06 00:11:04)(良:1票) 《改行有》

11.  ショウタイムセブン 《ネタバレ》 元ネタの「テロ、ライブ」は比較的最近観賞したので記憶に新しいところ。アチラに比べると随分と抑えた着地点ですね。切り口が違うと言うか、本作の場合はマスコミや報道の在り方に一石を投じるスタンスが若干強めに感じました。 とは言え結構無理筋。ひとりのキャスターの暴走がこんなにも止められないもんなのか?んな訳ないだろ、って思えてしまいます。で、そう思いだすと全てが茶番に思えてしまい、んな訳ないだろ!と何回ツッコミ入れてしまったことか。 テーマ的には奇しくも時宜に即したと言うか、若干の自虐性も感じさせつつ(映画産業とマスコミは別物と理解してはいます)、少なからずオーソドックスな事件の背景ではあるものの、結構思い切ったものだとは思います。が、イマイチ軽く仕上がってしまったなと言う感じでした。 まぁ主演の阿部さんあっての作品ということは、既にご指摘もあるとおり私も同感です。阿部さんのキャラあってこそ成り立っている作品と言い切って良いでしょうね。その存在感に+1です。 ちなみに、「テロ、ライブ」が元ネタということなんですが、個人的にはもっと最近観賞した「ミッドナイト・マーダー・ライブ」の方を連想してしまい、オチを取り違えて途中まで観てしまったので尚更に勝手に混乱してしまいました。思えば生中継モノもいろいろ出揃いましたね。次はどんなのが出て来るのか楽しみでもあります。[インターネット(邦画)] 5点(2025-06-04 00:11:00)(良:1票) 《改行有》

12.  ハウス・オブ・VHS 《ネタバレ》 いきなりドアップで登場する女性ブロガーの語り口と、本編突入後のホームビデオ感たっぷりの画質からして何やらイヤな予感。てか、もとよりB級ホラー見たさに観賞してるのですから期待通りと言うことかも知れませんが。 6か国代表?の学生たちが廃屋(中身が綺麗すぎて廃屋感ゼロ)に忍び込んでバケーションと言う設定なんですが、ライフラインがストップしていて人里離れた場所に一週間滞在ってあり得ないでしょ。おねーさんたち到着早々ドライヤーが使えないとか風呂に入れないとか文句タラタラだし。だったら来るなよ、なんですが帰らないし。 兎に角登場人物の誰にも感情移入不能。強いて言うなら最後まで残ってた落ち着いた雰囲気のおねーさんが唯一比較的マトモかも知れないけど結局お亡くなり。 その反面、ビデオを複数見ると新しいビデオが1本生まれるというアイディアだけは斬新。元ネタとなる映画の数々(Wikiによると10本です)も魅力的。ちょいちょい挿し込まれるサービスカットも良いですね。 呪われたビデオとビデオデッキのイワク因縁とか由来とかに全く触れないことはイイんですが、イマイチ折角の設定が生かされていないのが残念。B級ホラーとしての良さをもっと生かして欲しかった作品でした。[インターネット(字幕)] 3点(2025-06-03 12:05:07)《改行有》

13.  あるいは、ユートピア 《ネタバレ》 謎の生物って巨大なダイオウグソクムシなのかしら?劇中の台詞にあるけど、ナウシカのオームじゃないみたいな気が。主人公の遊び相手が巨大化したとか?ある意味、終盤で告白してることは本当なのかも知れませんね。「自分が連れて来た」みたいな告白。 とするとこれは主人公の妄想の世界とも受け取れます。現実だとすれば怪獣モノかファンタジーか。妄想だとすれば、現実に苦悩する一人の若者の現実逃避の妄想劇とか。 いずれにしてもソリッドシチュエーションサスペンスとして楽しめる作品ですね。舞台劇的な密室劇。コメディ要素は必要なんでしょうか?その分、尺が長過ぎになっている感がしないでもありません。 テーマは人の生き様?命?ラストの最後の晩餐に突入して来た自衛隊(米軍との合同チーム?)は、必ずしも救済ではなかったようですね。結局誰も真の平穏を得られなかった。命さえも失ってしまう者さえいた。そこに残ったのは絶望だけだったのでしょうか? やっぱり妄想劇ではないように思えて来ました。[インターネット(邦画)] 6点(2025-06-03 09:44:14)《改行有》

14.  トゥルボウ 《ネタバレ》 結局「トゥルボウ」って何だったんだろう?否、正確には「トゥル」かな?「トゥル坊」なのかな? 一見水中の動物(何類というか失念)のようでいて土中に生息。しかも金属音で土柱化してせり上がる?と言うことは本体は太くて長いとか?パーツを刈り取ってるとか?謎。 テーマ性云々と言うより、メインの物体のビジュアルで意表を突く感じの作品に思えました。この監督さんの他作でも感じたことです。てか残念ながらテーマがイマイチ解らんです。 主人公の陰鬱な雰囲気(そりゃ仕事見つからんかも)から何とはなしに見えて来る将来。「トゥルボウ」が少しでも明るい未来に導いてくれるのか?おじさんとの出逢いで彼の未来が開かれていくのか?やっぱり解らんです。 食べたくはなりませんが、エンドロールのお洒落な感じが良かったです。やっぱビジュアル主体の作品に思えてしまいますけれど、そこに+1です。[インターネット(邦画)] 5点(2025-06-03 09:30:58)(良:1票) 《改行有》

15.  スラムドッグス 《ネタバレ》 これは最高!ピンポイントでハマりまくりました。 動物を擬人化して口パクで語らせる映画は数あれど、ここまでお下品で下ネタ満載なのってあったでしょうか?下ネタにしたって、大人の下ネタあり、中学生レベルあり、小学生レベルありとバラエティ豊か。勿論、一見ファミリー向け映画ですが、お子様と一緒に家族での観賞は絶対NG!だって、親が笑う度に子どもからの質問攻めにあって、お父さんもお母さんも気が気じゃなくなっちゃいますから。 下ネタ下ネタって言うと相当お下劣な作品と思うかも知れませんが、ちゃんと感動出来るシーンだってあります。でも、即座に下ネタ被されちゃいますから感涙はしません。やっぱお下劣です。一体全体、全部で何回ファックって単語が出て来たことやら。 犬やら動物が大好きな人は勿論、犬がそれほど好きでもない人でも、お下品系が大好きな方には超おススメしたい1本でした。 ちなみに、邦題より原題の方が好きかな。うん、ちょこっと捻ったタイトルよりシンプルな方が良いような気がします。[インターネット(字幕)] 8点(2025-06-02 23:22:51)《改行有》

16.  世界の果てという名の家 《ネタバレ》 思いっきりネタバレしてしまうと、SFではない、とも言えそうな気が。男の見る世界はVRの世界。現状でも実現出来そうな世界。成長した息子の姿だって徹底的に情報収集すれば、現在の技術でも実現可能なんじゃないかと。要はどこまで主人公についてリサーチ出来るかってことのような気が。息子と触れ合う触覚だって実現出来そう。 とは言え、僅か10分余りの尺でアイディア一発(失礼!)で撮り上げたところは賞賛すべきじゃないかと思います。この物語を長尺化して魅力的に制作出来るかと言うと難しいかも知れませんが、短編作品としては十分楽しめました。 強いて個人的に言えば、イマイチ納得出来ないのは招かねざる客である息子を殺害した犯人への対応。逃げてる場合じゃないでしょ。徹底的に復讐すべきでは?などと思ってしまうのは無粋なだけかなぁ? ラストの男泣きは何だったのでしょう?復讐出来なかった自分の情けなさ?世界の果てと言う名の家への出禁になってしまった、つまりは息子に会えなくなってしまったことへの絶望?うん、やっぱりもう少し尺延ばして語って欲しかったような気もします。[インターネット(邦画)] 6点(2025-06-01 18:13:53)《改行有》

17.  お母さんが一緒 《ネタバレ》 これは強烈な家族ドラマですね。多少のデフォルメはあるにせよ、結構な割合の家族で似たり寄ったりの諍いはあることでしょう。一つひとつの台詞が見事に三姉妹のキャラを表現していて、自分なりに想像するこの家族の昔からの在り様や家族関係を、まっこと当を得て表現しているものと思わせてくれます。 と、ここまで書いてみて、既にレビューされているお二人が殆ど書き尽くしてくださっているので重複は自粛します。(勝手に乗っかってスイマセン) これだけワンパターン的に繰り返される悪口雑言に全く飽きることなく、それどころか次はどうなるのと期待までさせてくれる脚本と演出、そして出演者の演技。これは脱帽でした。満足。[インターネット(邦画)] 8点(2025-05-31 10:29:09)《改行有》

18.  エクス・マキナ(2015) 《ネタバレ》 美しいヒロイン(?)、巧みな映像処理、哲学性を感じさせる会話の数々…魅力的な要素に満ちた作品ですね。序盤はイマイチといったご意見も多いようですが、私は全編通じて楽しむことが出来ました。 ただ、オリジナリティ溢れる優れたSF作品かと言うと、正直なところ奇抜なアイディアがある訳でもなく、寧ろ近未来AI関連SFアルアルといった物語に思えました。ドンデン返し的な結末にも特に意外性はないというか、やっぱりそうなるかな?といった感じでした、 何人かの方のご指摘にもあるように、セキュリティシステムの杜撰さを始め、細部の設定やら展開に物足りなさや非現実的な部分があったりと、魅力的な面と不満を感じざるを得ない面が混在しているチグハグさを感じてしまいました。 総じて言えば、面白いには面白いけれど不満点も多いといったところ。プラスマイナスいろいろあって平均的な評価にさせていただきます。 ラストの影の表現は印象的でした。けれど、エヴァの動力源はどうなっているのでしょう?街に出て暮らす能力はあるにせよ、物理的に動けなくなるのではないかと心配したりするのは無粋ですね。[インターネット(字幕)] 5点(2025-05-30 22:22:03)(良:1票) 《改行有》

19.  お願いだから、唱えてよ 《ネタバレ》 短編でラストのヒネリがポイントとなる作品なので、そこんところはネタバレ無しが良さそうですね。と言っても、ラストのヒネリ部分は容易に先読み可能。それまでのベタなコメディ感から一気にほのぼの系へと転換するので子気味良しと言ったところか。舞台劇然とした雰囲気は結構好きです。 出来ればクレームして来た少々変人風の隣人が絡んでも良かったのでは?最初の騒ぎでクレームしといて、その後もっと騒々しいのに再登場しないのも変ですし。コンパクトに纏めるのには要らなかったのかな?でも、だとしたら最初の登場も要らないような…?[インターネット(邦画)] 5点(2025-05-30 11:41:13)《改行有》

20.  愚鈍の微笑み 《ネタバレ》 60分というやや短めの作品にも関わらず、やたらデカ文字のオープニングに約5分、3人の登場人物にそれぞれ約5分のほぼワンカットの紹介的映像。その後やっとタイトルが。ラストはラストでオープニングのほぼ繰り返しのエンドロールに約5分。それだけで合計20分以上なので正味は40分弱の作品。正直なところ、その時間配分と映像表現、更にはオープニングから鳴り響く不安を煽られるようなジャジーなサックスソロという演出意図は、今一つ私には理解出来ませんでした。 物語はかなりシンプル。楽しい非日常を楽しむ女性たちに突然降り注ぐ恐ろしい非日常。その時、彼女たちは一体何を選択するのか?日常を離れ、自由気儘に過ごしていた時間を何としてでも持続させようとし、迫り来る爆音や振動も無いものとすべく努める彼女ら。しかし、現実は待ってくれない。それではどう受け入れる?さっさと自衛隊員に従って避難する?でも、それって力任せに現実に連れ戻されることになる。じゃあ、この苦難を運命として受け入れる?大好きな人たちと運命を共にすることが最良にして最期の決断? 最初に述べた矢鱈ロングカットの演出には馴染めませんでしたが、作品そのもののテーマ性と言うか観る者に投げかけて来るスタイルは好物です。トリプル主演の3人にも三人三様の魅力。手放しで高評価は出来ないまでも馴染めない部分も含めて魅力ある1本でした。[インターネット(邦画)] 6点(2025-05-30 10:52:59)《改行有》

000.00%
1382.19%
2583.35%
31076.18%
41538.83%
521812.59%
632518.76%
743325.00%
828716.57%
9915.25%
10221.27%

全部

© 1997 JTNEWS