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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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2. 豪勇イリア/巨竜と魔王征服 ソ連製ファンタジー映画で。主人公であるイリア・ムロウメツってのがロシアではかなり有名な英雄という予備知識だけで見たけど、見事に粉砕。物語は淡白で、刺激的な冒険映画を求めていたせいかかなり退屈でしょうがなかった。クライマックスには三つ首のドラゴンとの対決という見せ場も用意されてるけど、剣を一振りすればいとも簡単に首がちょん切れるという有様でなんだか拍子抜け。でもこののほほんとした作りはお国柄なのかな。地平線を埋め尽くす勢いの多大なエキストラの数はもの凄かった。[ビデオ(字幕)] 3点(2005-07-29 01:50:40) 3. 水爆と深海の怪物 この映画、とにかく蛸がでかいです。 どれくらいでかいかというと、足一本取っただけでシーサペントか?と見ごまうかのようなデカさなのです。 おかげで人間に絡みつくというタコ映画お馴染みのシーンは登場しないものの、ゴールデン・ブリッジに絡みつき破壊、逃げ惑う人間を足で容赦なく擂り潰し、窓から「ヨォッ!」てな軽いノリで顔を出す!等圧巻&珍妙なシーン続出!でして、イヤイヤさすがはハリーハウゼンです。 この映画の真の主役が誰かちゃんと心得ておられる。 これが変なアニメーターの手に掛かろうものなら、「タコ丸ごと一匹サンフランシスコに上陸させる」という無様なことやらかしていたでしょう。 …とは云え下心見え見えの口説き文句に始まる一連のラブシーンはかなりクドイですね。 あからさまに作品の質を落とすのに貢献していますし(BS2でハリーハウゼン特集が組まれた時、本作だけ放送が見送られたのはこのラブシーンがNHKの放送倫理に触れたから?)、蛸が出現している横を平然と車が走っているといった「アレッ?」と思うシーンもあります。 流石にタコのアニメーションからは後年のようなテンポの良さは感じられませんが、蛸の足を二本減らしたりハリーハウゼンの苦心があちらこちらに見受けられる、そんな作品あります。[DVD(字幕)] 6点(2005-06-05 03:26:38)《改行有》 4. ゴーストタウンの決斗 《ネタバレ》 リチャード・ウィドマーク演じるクリントしか印象に残らないというのが率直な感想、というより彼が真の主役…かな? 物語の核にあるのは専ら彼だし、主人公を突き動かす内的衝動(厳密に言えば脅す)となるのも全て彼、と映画のすべてが彼に委ねられているんですけど、いいんでしょうか? また、見せ場であるはずのクライマックスの決闘も「うまく背後に回りこんで、それから一発打ち込んで、はい、終了。」と決闘の緊迫感ゼロの安易なものでものすごい物足りなさを感じました。 クリントを撃ち殺したら、さっさと“THE END”マーク出すのもカンフー映画みたいで如何なものかと…。 ところでロバート・テイラー演じる主人公ジェークは、クライマックスで金と一緒に埋めておいた銃で形勢逆転するわけですけど、もしコマンチ族の襲撃で手下が全滅していなかったら、彼はいったいどうなっていたんでしょうかねぇ………(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-09 16:45:03)《改行有》 5. ロンリーマン 《ネタバレ》 展開自体はべたべた。親子の反目から和解を経て信頼へ変わって行く過程をどう描くかがミソだと思うんだけど、プロセスにどうも無理ありというか肉付けが不十分な感じ。例えば息子が野生の暴れ馬を捕獲したことで一人前の男に成長を遂げたことが描かれるわけだけども、それ以外に息子を変えるきっかけとなるイベントがこれといって見当たらない。クライマックスも問題ありで、仇敵一味と父の撃ち合いで悪漢の凶弾に倒れた父に代わって息子が敵を討つというそれ自体は問題ないけど、息子の腕の中で死んで行く父という悲劇的な展開もなしに息子が駆け寄りかがんだ瞬間、突然画面が消えENDマークという結局は父の生死もわからないままの幕切れ。本当に親子の確執を何を描きたかったのかな。その辺いい加減でいただけなかったかな。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-03-12 13:45:45) 6. 泥棒成金 私のヒッチコック演出初体験作品なのですがあまり面白く無かったです。 「犯人は誰か?」という興味をあまり掻き立てられないし、ストーリー展開も凡庸な感じでイマイチ。 ただ、グレース・ケリーの眩い美しさだけは特筆もの…って結局この作品の魅力はそこに終始するのか…。 上の方の言う通り、見る順番を間違えたようですな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2004-11-14 05:12:31)《改行有》
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